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「~すべき」を手放して”ありたい私”で生きていく【「はじめに」公開 #1】

1日3分書くだけで、理想の自分にじんわり変わっていける。
SNSで話題沸騰の手帳『pure life diary 2023』(本橋へいすけ、井上ゆかり 著)の著者による、「ありたい自分」「なりたい自分」を見つけて、しあわせな人生をつくるための手帳術。
本書『人生の純度が上がる手帳術』の「はじめに」を公開します。(全2回)


はじめに 

こんにちは。数ある本の中から本書を手に取っていただき、ありがとうござ
います。本書は、手帳を使うことで、今ある悩みや不安を解きほぐしながら、
ありたい自分・なりたい自分へ自然と変化する方法を紹介しています。
このメソッドを説明する前に、まずはどんなふうに自分が変化していくかに
ついてお話しさせてください。
突然ですが、こんなことに心当たりはありませんか?

  • 現状を変えたいけれど、忙しさに追われて時間だけが過ぎていく

  • このままではいけないと思いながら、何をどうしたらいいかわからない

  • 自分のやりたいことや強みが見つからなくて、前に進めない

  • ついまわりの人と自分を比べて、私はダメだなぁと思ってしまう

  • 行動を起こしたいのにテレビやスマホをダラダラと見てしまい、後悔する

  • つい「正しい答え」を探して、疲れてしまう

こんなふうにモヤモヤしてしまうのは、あなたが「まじめながんばりやさ
ん」
だからです。がんばりたい気持ちがあるからこそ、悩みが尽きません。
それに加えて、何事もそつなくこなす人や、おいしいところだけを持ってい
く人が周囲にいたり、好き勝手に行動している人に振り回されたり……そんな日常を過ごしていると、自分だけがうまくいかないという気持ちばかりが強くなり、「自己肯定感」が下がってしまうことがあるのではないでしょうか。
そういった悩みや不安を、自分ひとりで抱えてしまう人もいるでしょう。

では、その悩みや不安はどうしたら解決できるでしょうか?
その答えが、本書のテーマである「人生の純度を上げる」ことです。

人生の純度を上げるとは、「自分が本来持っている感覚、感情を開いて、あ
りたい自分で生きる」
こと。
私たちは、自分で感じている以上に、感覚や感情を知らず知らずのうちに閉
ざしてしまっています。大人になるにつれて一般常識が身についたり、空気を読むことができるようになったりするからです。
本来の感覚や感情、「こうありたい」「こうなりたい」がなくなっているというより、「こうあるべき」「こうすべき」などの「べき」たちが、あなたのピュアな心の芯に、かさぶたのように覆いかぶさっているのです。
もしかしたら、今あなたが思っている「ありたい」「なりたい」も「べき」
に覆われてしまっていて、本心とは違うものになっているかもしれません。

私たちはこのような状態を「人生の純度が下がっている」と定義していま
す。人生の純度が下がっていると、できない自分に落ち込んだり、まわりと比較してしまったりして、自己肯定感が下がってしまうのです。

それらの「べき」を外して、本来の自分を取り戻していくことが人生の純度
を上げるファーストステップです。「べき」が外れたら、「ありたい自分」「なりたい自分」に向き合いながら、感性をみがいていきましょう。

「ありたい自分」とは、一般常識や他人からの評価、承認欲求にとらわれず
に、自分が本来持っている感覚や感情を大切に生きている自分を指します。そして、「なりたい自分」とは、自分の持っている本来の感覚を大切に生きている「ありたい自分」が描く、「なりたい」未来の自分のことです。
人生の純度が上がることで、無理をしなくても「自然とありたい自分・なり
たい自分に変化していき、心地よく生きられる」
ようになります。

本書では、まじめながんばりやさんが陥りやすい悩みや不安の原因との向き
合い方を解説し、「手帳」を使って人生の純度を上げていく方法をまとめました。少しずつ取り組んでいくことで、あなたの人生に必ず変化が起きてくるでしょう。それも自分にやさしく、自然体のままで。

『人生の純度が上がる手帳術』「はじめに」より)

#2はこちらから



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