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豆も不意打ちを食らった2023年note振り返り


ヘソを曲げているコーヒー豆はとりあえず置いておいて、noteからいただいたランキングも絡めつつ、私の2023年note生活の振り返りをしてみたいと思います。

まずは、もっとも読まれた記事上位三つ。

じゃじゃん。


なんと、豆氏記事なし!

私としては、とても嬉しい結果となりました。
一月にピリカ文庫への寄稿のお話をいただいてその後長編を書くきっかけとなった短編『その名はカフカ』が堂々一位。

先日第三部までを書き終え、そのまとめ記事のようなものを出したので、ここではその思い入れの詳細の記述は控えますが、実はこの短編よりもスキの数が上回ったコーヒー豆氏の記事はあるんですよね。
それでも、アクセス数で行くと短編『その名はカフカ』が勝っている。
これはやはり、豆氏の記事は一過性のもの、というか「一度読んでアハハと楽しめればそれでオッケー」というタイプのもので、繰り返し読んでもらったりするものではない、といったところに起因するのではないかと。

そして短編『その名はカフカ』から続いてお越しくださったのか、三位に長編の第一話が入っているのも嬉しいです。

……それで冒頭の豆氏、拗ね気味なんですが。
ま、放っておきましょう。

あと、二位に登場したこちらも

「ピリカグランプリ出品作品としてはどうなのかな?」という疑問は残るものの、カフカとは違った方向性で自分を注ぎ込んだ小品で、豆氏記事よりも多く目を通していただけたというのが何とも嬉しいです(ごめんよ、豆氏。)
この作品の背景は語っておくべきなのか悩みどころなのですが、迷走しそうなので控えておきます(作品解説っぽい記事は書いたのですが、そこでも迷いが生じて書き切れませんでした。)

いずれもピリカさんのご企画なくしては生まれなかった作品たち。
ピリカさん、今年も素晴らしいご企画の数々を本当にありがとうございました。

さて、お次は私がお邪魔しまくったnoterさんランキング昨年と同じように上位二位までお披露目いたします。

じゃじゃん。



……ええっと、「なんで?」と思われた方、いらっしゃいます?

端的に言うと、「KaoRuに作品の挿絵を頼んだりするとこうなるよ」というのを絵に描いたような結果なんですが。

橘鶫さんとのコラボは昨年2022年に始まり、その制作裏話を今年も不定期で記事にしていたわけですが、geekさんがウミネコ文庫童話集のために書かれた『はやて』の挿絵を担当させていただくことになったお話は、私のほうではまだご紹介したことはありませんでした。

挿絵が完成するまではあえて「ワタクシ、geekさんの作品の挿絵を描くことになったのですよ!うふふ」なんて吹聴する必要はないかな、と思ったまでなのですが。

すべての挿絵にgeekさんから合格をいただけたら改めて制作過程の諸々を記事にしたいと思っているので、ここでは私の訪問回数にだけ言及しておくことにします。
だって、同じように絵を描かせていただいた鶫さんの御記事の訪問回数と、ほぼ300の差があるんですよ?『はやて』の挿絵に立候補したの、十月末ですよ?どうしたらこうなるのかな?

理由の一つはやはり『はやて』を何度となく読み返していることにあると思います。
そして、作品背景を説明してくださるのにnoteの下書き記事を共有する形でいくつかリンクを送っていただいたので(下書きを読んだというのもカウントされるのなら)そちらも絵を描くにあたって何度も開いている、というのも原因しているかと思われます。

あ、あとですね、これを白状するのはワキ汗モノなのですがっ……たまに「あら、このgeekさんのつぶやき、私への私信なのかしら」などと思いあがったことを発想してしまうようなつぶやきがあったりしまして……そういうの私、何度も開いて見ちゃうんですよ(「ふっ、やっぱり恥ずかしいぞよ」とRu太郎、汗をふきふきしております……)

『はやて』の挿絵が完成しましたら、制作に関して改めて記事にいたしますので、そちらもお読みいただけたら幸いです。


最後に、もし自分自身でこの一年のnote上の作品で満足度最高値のものを選ぶとしたら挙げたいのが、こちらです。

……おい、そこで人様の記事を貼り付けてどうする?
いやいや、よく見てくださいョ、挿絵は私の手によるものです。

この「サルビア&アイリス」の解説記事でも書きましたが、普段自分の作品に満足することのない私が「描きたいものを描きたいように描き切った」と思えた作品で、あれから半年以上たった今でも「今年の一番を挙げるとしたら、これだな」と思うのです。
そして、この絵とともに登場した鶫さんの物語を、私は泣きながら読みました。読みたいと思っていたものが具現化された、そんな気持ちでした。
この時の鶫さんとのコラボは、そんじょそこらに転がっていない、ものすごい希少価値のある体験だと思うのです。

2023年は他にも、つる・るるるさんのご本『羽ばたく本棚』への参加や、日本滞在中に大阪文フリにてつるるとき子書店の売り子として立ったことなど、挙げだしたらきりがないほどnoteのおかげで良いこと満載でした。

そして来年はますます良いこと盛りだくさんな一年になるはず、と信じて疑いません!
(なんだか一年の締めくくりみたいなことを書いていますが、まだ年内に何か書くと思います。)



【追伸】
先月投稿したこちらの記事もアクセス数をじわじわ伸ばしていて

「それだけ共に平和を祈る人が多いのだな」と思っていた矢先の今週木曜日、プラハ中心部にて銃器の使用による悲惨な事件が起きました(この事件に関する検索にこの記事が引っ掛かってほしくないので、詳細の記述は避けます。)

どうか来年は少しでも暴力が減り、より平和な世界へ近づきますように、と祈らずにはいられません。

一年の締めくくりの時期だけに、明るい内容のみに留めておきたかったにもかかわらず、このような追伸を残したことをお許しください。