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【創業者語る/前編】ダイニー創業から2年のあれこれ

「スタートアップを地でいくメンバー」と投資家から評価いただく弊社創業メンバーへのインタビュー

アセット 1

編集室 タニムラです✍️
今週と来週は2回に分けてdiniiの創業メンバー3名のインタビューをお届け!
【創業者語る/前編】は過去から現在までの軌跡
【創業者語る/後編】はそれぞれが見ているdiniiの未来ついて。

株式会社dinii
設立:2018年6月
メンバー:20名[平均年齢27.2歳]
事業内容:飲食店向けモバイルオーダーPOS開発、運用

創業メンバー3人の紹介はこちら

mao | CEO 政治家目指して世界一周して起業して社長になった
tono | Sales 飛込み/ビラ配り/カエル着ぐるみ…鬼メンタル営業マン
otomo | CTO 寝姿を見た者はいない。鉄人CTO

出会い:東大起業家育成プログラムにて

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👨tono
東大のインキュベーション施設があってそこで出会った。元々はmao,otomoとは別のメンバーと一緒にやろうとしてたけど、おんなじようなことやってる人がいるって紹介があって二人と出会った。
2人に会って、「これはいけたな」となんとなく思った(笑)まず、いいやつそうだなと思った。自分はビジネス的なことわかんない状態で起業してみようとしていたので(笑)、すでにプロダクトもスタートしていたので混ぜてもらった形でした。


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👨otomo
起業するのは突然そうなった。周りがやるから就職しようと思っていた。
就活もしていたし、内定決まっていました。(NTTコミュニケーション、DeNA、、、)
就活前からmaoとサービスは作っていて、できていた。
実際就活してみるものの、会社に入って働くってのは自分の性質上、多分、いいように使われると思う。ていうのを考えると、できるだけそうならないようにしたいと、当時ぼんやりとあって。
そうすると取れるのは、できるだけ自分主体でできること+できるだけ他の人がやらないようなという感じでスタートアップを選びました。

タニムラメモ✍️
それぞれが学生時代に出会い、自身のキャリアを考えながらも
「20代は好きなことをやってもいいだろ」とスタートアップを選択している。実は今のダイニーが立ち上がるまでにはいくつものプロダクトが生み出されているので次はその頃のお話。

<ダイニーの前々身>
ランチの待ちストレス解決「ココペリ」時代

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👨mao
ココペリをスタートする時にtonoに出会った。
その時はランチで「カスタマーの食べたいもの決まっているのになんで並ばないといけないのか」「お店としても回転率をあげたい」という課題を解決しようとしていたんです。
でも実際、店舗で使ってもらうとあんまりプロダクトで解決できないなと気がつきました。カスタマーの一部にしか使ってもらえないなら店舗はダブルオペレーションになる=効率化できていないと...このとき導入店舗はあったが売上はゼロ。
開発はotomoともう一人。営業はtono。カスタマーに認知してもらうためカエルきてチラシ配っていました。
ココペリがあったから、今のプロダクトにずらしてこれたって感じです。

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ココペリ時代、展開場所は六本木maoと営業。手段は飛び込みしかなかった。
勢い以外アピールできるものがない(笑)だから、大体断られる。挨拶してもお店の大将からの殺意を感じてました(笑)
そんな時はじめに「やってみるよ」って言ってくれた焼肉屋の大将には涙出ました。今でも連絡を取れる関係で、その出会いはこの2年のグッときた瞬間ですね。
ココペリは店舗と同時に、カスタマーも集めないといけなかった。目立つために夏の暑い中カエルのぬいぐるみ着てチラシ配りしていた。なんでカエルだったんだろ?笑
たまに脱いで配ってると「今日はカエルじゃないの?」って知り合いもできた(笑)
そこからサービスは、店内のランチの課題ではなく、テイクアウトの事前注文に変わっていきました。

<ダイニーの前身>
テイクアウトモバイルオーダー「ダイニーfor」

ダイニーfor:飲食店テイクアウトをスマホから事前注文できるサービス。

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リリースすぐにサブウェイの導入が決まりました。2018年の12月くらい。
あの時は初めて大きい名前のところでやらせてもらえるっていう状況でしたが、開発一人、運用サポートも僕一人だった。その上、いろいろ直前でバグが出てきちゃったり、リリース前日に誰もログインできないバグが出た(笑
速攻対応して、朝6時くらいに審査通ってリリースみたいな。。
店舗で導入して、その日の改善点をその晩に改修して、また次の日って言うのを毎日やってた。その頃は、mao,tonoと一緒に住んでるみたいな感じでした。
しんどい時でしたが、使ってくれる人からのフィードバックや、アプリを使いこなしてくれるユーザーが付いていたり、注文が10秒で完了して取りに来るだけって体験が作れた。やってて良かったって思えるポイントがたくさんあったプロジェクトでした。

ダイニーforはその後、サッカースタジアムの売店へ導入

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Jリーグ7チームにスタジアムのモバイルオーダーとして導入しました。
当時、周りからはスタジアムの営業は絶対むりだと言われていた。でも、7チームの導入決定!ドヤって思っていました(笑
全員総出で現場も行って、オペレーションにも入ってサポートしていた。流通金額も結構出ていたし、何より、自分たちのやりたかった待ち時間解消ができていた。「これ、いけんじゃねーか」って
そしたら、急に「他社のサービスに乗り換えます」って。。。ブチっと切られましたね。。。
うちに過失があったわけじゃなく、スタジアムのスポンサー関係や大人の事情みたいで、、うちよりも優先されるものがあったみたい。
その時は「大人の事情ってやっぱあるんだ。。。」って痛感。社会を知りました。

<ダイニーの現在>
モバイルオーダーPOS「ダイニーself」

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「ダイニーfor」を開始して、飲食店の人たちと話す機会が増えてきました。
現状書いていく中で、「確かに」って思うことがたくさん見えてた。自分達のバイト経験振り返っても、こんな状況だったなって自分としても手触り感あるし、店内のオペレーションはまだまだイノベーション起きるところがあるって見えてきました。
当時、アメリカのスタバでモバイルオーダー始めてるのみていて、日本の飲食店の課題を解決するのはモバイルオーダーだと感じた。
でも、コロナ前は既存オペレーションを変える新しいシステム投資は飲食店さんもあまり積極的じゃなかった。でも、コロナ後問い合わせが大きく増えています。
非対面のビジネスモデルの実現ももちろんそうですが、私たちが作りたいのは顧客データ(ID)を活用する飲食店経営。

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diniiとしてやりたいことは定まってきたし、大きな山に向けてチームも大きくなってきてる。(EEICからのメンバーや、大手からの転職など)
これから「どんなチームを作っていくか」っていろいろ考えているんですけど、それがいまの悩みです。
やってみてやっぱり飲食店は特殊だし、一般化するの難しい。そして、開発のスピードも必要。身動きとりやすく全体がまとまらないといけない。
現場の肌感を得て開発も動くってのが一番いいんですけど、そんなチームはあり得ない。でも、現場感ある開発って言うのは目指したい。
今は、大手企業さんへの導入も決まってきているので事業を伸ばすことと、diniiの目指す世界観を実現するプロダクトを作ること、開発チームも日々アップデート拡大してます。

後編はまた来週!

ダイニーは一緒にプロダクトを作る仲間を探しています🎉
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