Oxyzen株式会社 CEO兼CTO 森谷 武浩 / O2Oのオフラインのほうの会社です。

Oxyzenです。オキシゼンって読みます!ビジョンは、「デジタルとの融合が加速するオフ…

Oxyzen株式会社 CEO兼CTO 森谷 武浩 / O2Oのオフラインのほうの会社です。

Oxyzenです。オキシゼンって読みます!ビジョンは、「デジタルとの融合が加速するオフラインの社会現象をテクノロジーとサイエンスの力で整理し見出した価値で人々の日常をエンパワーメントします」 https://oxyzen.io

最近の記事

O2Oリアルタイム・エッジセンサーの技術

Oxyzenでは『店舗ぐるぐる』のリリースと同時にO2Oリアルタイム・エッジセンサーを開発しました。リアルタイム、エッジ処理系のデバイス開発時にこの記事が一助になれれば幸いに思います。 もともとのセンサーは1次加工データはリアルタイムにサーバーに上げていましたが、重たい解析処理は1日1回の夜間バッチ処理で行っていました。が、いくつかの課題が生じてきました。 1. 台数が増えると処理の負荷が増える これは半ば当然のことで想定範囲内のことではあり、今までもロジックの見直しな

    • オフラインリアル店舗のO2Oマーケティングオートメーション(MA)ツールの誕生です。

      センサーをリアル店舗に設置するだけで、忙しい店長さんの代わりに自動で売り上げアップに貢献する、そんなサービスができました。 先ずは30秒の動画をご覧ください! リアル店舗は未だにDXの未開拓地マーケティングオートメーション(MA)というのは販売促進のためのマーケティング活動を自動的に効率よく回し、結果的に売り上げの最大化を図るためのサービス(ツール・手段)のことです。 20世紀の終わりにインターネットが誕生し、"オンライン空間"という全く新しい市場が誕生し、メディアや広

      • ピーディーシー株式会社との資本業務提携に関するお知らせ

         Oxyzen株式会社(本社:東京都港区、代表取締役CEO兼CTO:森谷 武浩、以下「Oxyzen」)は、この度、ピーディーシー株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長: 田中 真吾、以下「PDC」)と、2023年10月6日(金)に資本業務提携の手続きを完了いたしました。 資本業務提携の背景  Oxyzenは創業時から一貫してオフラインのデータに注目し、店舗、商業施設、観光地、都市などに独自の特許技術によるWi-Fiセンサーを設置し、周囲の人々の性別、国や地域を始めとする

        • O2Oは一日にしてならず

          O2O(またはOMO)というワードを聞いてから結構な時間が経つのに、未だに「これだよ、これ!」というサービスとか仕掛けとかに出会ったことがありません。O2Oと言っても業種・業態などで意味合いが少しずつ違っていると思いますが、ここでは「リアル店舗マーケティング」文脈から何でO2Oがなかなか実現しないのか、を考えてみようと思います。 O2Oとは?まずは、定義です。O2Oは、"Online To Offline"の略です。つまり、「オンライン(Webとかアプリとか)での購買傾向な

          Digital東京、海外進出!

          Digital東京はサービス開始から2年を経たずして海外進出を果たしました!まずは、お隣の国、韓国からです!韓国では、"walk TUNE"という名称でDigital東京が販売されています。 walk TUNE販売開始の背景韓国では日本をしのぐほどの速さで街なかにデジタルサイネージが浸透し続けています。そのような環境の中で日本と同様にデジタルサイネージなどの屋外広告の効果測定や視聴者の属性、インバウンド顧客の国籍(居住地)などを把握したいというニーズが非常に高く、さまざまな

          WOOメジャメント基準を考慮したデジタルサイネージ向け効果測定サービス、「サイネージ東京」をリリース!

          デジタルサイネージとの親和性Digital東京はオンラインではなく、オフラインの人々の行動を、個人情報に配慮した方法で可視化するサービスです。これまで商業施設や観光地などの人々の動向や属性の把握、インバウンド分析、施策立案などに実績を上げて来ました。その中でオフラインである実社会に存在しているさまざまな種類のデジタルサイネージとの連携に至り今回の「サイネージ東京」のリリースとなりました。 日本ではデータに基づいた視聴評価が未対応なデジタルサイネージが数多くあります。また世界

          WOOメジャメント基準を考慮したデジタルサイネージ向け効果測定サービス、「サイネージ東京」をリリース!

          Oxyzen独自のセンサー

          Digital東京はセンサー、分析アルゴリズム、ダッシュボードや分析にいたるまで全てを独自技術により垂直統合されたサービスです。 Digital東京はオンラインではなく、オフラインの人々の行動を、個人情報に配慮した方法で可視化するサービスです。これまで商業施設や観光地などの人々の動向や属性の把握、インバウンド分析、施策立案などに実績を上げて来ました。 その中でも今回はセンサーについて解説いたします。 センサーの特徴OxyzenのセンサーはスマートフォンのWi-Fiシグナ

          なんと!71の国や地域の訪日外国人分析が可能に!!

          コロナ前は日本を含め38の国や地域の訪日外国人分析が行えており、訪日外国人の増加と共に弊社の訪日外国人分析も日本全国でご好評をいただいていました。しかしながら2020年から始まった世界的なパンデミックの影響により訪日外国人は文字通り”蒸発”してしまいました。 相当悩み抜いたコロナ禍ではありましたが、分析範囲と精度を高める機会と捉えてパンデミックの収束と訪日外国人の復活を期待しながら調査・研究・開発、また実証実験を進めました。その結果この度33の国や地域が追加され、なんと71

          なんと!71の国や地域の訪日外国人分析が可能に!!

          渋谷駅スクランブル交差点の「シブハチヒットビジョン」へDigital東京が導入されました

          渋谷駅スクランブル交差点の「シブハチヒットビジョン」へのDigital東京の導入このほど、株式会社ヒットと共同で、渋谷駅スクランブル交差点の大型ビジョンにDigital東京のセンサーを設置し、約6ヶ月の間渋谷駅ハチ公周辺の人々の人数ボリュームや滞在時間、また属性やどのような消費動向なのかを調査しました。なお、分析には個人を特定しない情報のみ利用しています。 属性タグクラウド期間中の属性のタグクラウドをみると、ハチ公周辺の人々の興味や嗜好、また行動などをうかがい知ることができ

          渋谷駅スクランブル交差点の「シブハチヒットビジョン」へDigital東京が導入されました

          新橋駅銀座口前の大型ビジョン「新橋 龍角散ビジョン」へDigital東京を導入し、SL広場との比較をしました!

          新橋駅銀座口前の大型ビジョン「新橋 龍角散ビジョン」へのDigital東京の導入有限会社サーチと共同で、新橋駅銀座口前の大型ビジョンにDigital東京のセンサーを設置し、約3ヶ月の間銀座口の人々の人数ボリュームや滞在時間、また属性やどのような消費動向なのかを調査し、既設のSL広場と比較しました。なお、分析には個人を特定しない情報のみ利用しています。 人数ボリュームと滞在時間新橋銀座口とSL広場の日別の人数ボリュームの推移を比較すると、ほぼすべての日でSL広場が多いですが、

          新橋駅銀座口前の大型ビジョン「新橋 龍角散ビジョン」へDigital東京を導入し、SL広場との比較をしました!

          なぜ毎日洗濯しても洗濯物はなくならないのか?(結構ガチなWeb3のお話ですw)

          洗濯機が壊れました先日、家の洗濯機が壊れました。2ヶ月くらい前から回すとキュルキュル言い出して、ひと月くらい前から脱水でエラーになり出して、毎回手で絞ってました。何とかなるかと軽く考えていましたが、仕事しながら毎度手絞りは時間もかかるし疲れるし、、で修理することにしました。エンジニアさんが2人がかりでドラムまるごと交換して、51,040円かかりました。 洗濯は(なんとなく)私の分担何で私が手絞りまでしてたかと言うと、力仕事だから、とか言う理由ではなくて、昔から何となく洗濯が

          なぜ毎日洗濯しても洗濯物はなくならないのか?(結構ガチなWeb3のお話ですw)

          Web3な大規模分散ファイルシステムIPFS

          "惑星間ファイルシステム"……まさに、なんのこっちゃ?!です。IPFSは、"InterPlanetary File System"の略称です。つまり地球規模の、地球を股にかけた大規模分散ファイルシステムという意味が込められています。IPFSはアメリカのProtocol Labsにより開発されているP2P型のファイルシステムです。 PC同士が協力して、ひとつの巨大ストレージを構成する 今まで"ファイルをバックアップ"しようとした時に私たちはどこに保存していたでしょうか?外付

          新橋駅SL広場前大型ビジョン「新橋SLビジョン」にてDigital東京の実証実験を開始!

          屋外広告との親和性 屋外広告のターゲットは、オンライン広告のような個人ではなく、集団です。そして、Digital東京で表現する属性の姿も集団が対象となっています。つまり、人数ボリュームだけではなく、屋外広告の前にどのような人々が集っているのか、その人々はどこへ向かい、目的は何なのか、また、それらは日々あるいは時間単位でどのように変化するのかが分かれば、表示される広告を視聴する人々にとって、より親和性の高いものになると考えました。 新橋駅SL広場前の大型ビジョン「新橋SLビ

          新橋駅SL広場前大型ビジョン「新橋SLビジョン」にてDigital東京の実証実験を開始!

          Web3ブラウザ、Braveのすごみ&意味

          Web3の深化を見せつけられたアプリケーションがあります。Braveと言うWebブラウザです。まさに百聞は一見にしかず、でした。Web3関連の記事をあれやこれや探して読むよりも、先ずはBraveをインストールして体験してみましょう。 まず……ちょっぱや! とにかく、早い…… 今までのブラウジングは何だったのか?と思ってしまうくらい、ベージの読み込み速度が早くなります。その理由は、Web2.0を象徴していると言えるかもしれないターゲティング広告がことごとく遮断され表示されな

          Web3とWeb2.0のほころび

          昨年、最も驚いたことがWeb3でした。 なぜ驚いたかと言うと、その概念の新しさに驚いたというよりも、私が約10年前に取り組んでいて失敗したこと、いつかはまたやりたいと思っていたことが、一言、ひとつの概念にまとまっていたからでした。それは、まさに点(ノード)と点(ノード)とが繋がった瞬間でした。 Web3の概念自体はこことかに上手くまとまっているので、私からの解説は控えますが、このYoutubeは観るべきでしょう。awesome! グリッドコンピューティング 私は200

          さようならMacアドレス、こんにちはSSID。

          2020年、突然のウィルスのパンデミックとまさかのインバウンドの蒸発。追い打ちをかけるようなMacアドレスのランダム化...正直凹みました。しかしながら、そのような状況下でイノベーティブな出来事は起きるようです。いや、実際に起こりました。 SSIDをもう一度よく考えてみたSSIDとはWi-Fiのアクセスポイントに付与された名前です。最近はカフェなどに行くとフリーWi-FiのSSIDが掲示されてるのをよく目にするようになりました。 Oxyzenではかれこれ6年近くSSIDを