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いつも5泊6日でワーケーションしている4つの理由

前回に引き続きスケジュールのお話です。今回はいつも5泊6日としている理由をもう少し掘り下げて書きたいと思います。ちなみに曜日も決まっていて、日曜日出発の金曜日帰りです。

前回はこちら。

理由は次の4つです。

  • 街の理解度

  • 胃袋のキャパ

  • 宿泊費のコスパ

  • 仕事への影響

それではここからはそれぞれについて解説したいと思います。

街の理解度

下田の古い街並みが残るペリーロード

せっかくその街に来たならその街の良さをできるだけ知りたいと思うのが人情ですよね。そうした時に滞在は長ければ長いほどいいと思うんですが、自分にも環境的な限界があります。そのあたりは後ほど仕事の影響で詳しくお話するとして、まずは個人の感覚として何日滞在がいいかをいろいろ試してみました。


何日がいいか試してみた

元々出張や旅行では1日、2日の滞在は各地でしていましたので、ワーケーションで3日、4日、5日、6日、7日、8日で刻んで試してみました。

3日はあっという間
4日は物足りない
5日はまだ行きたいところの心残りが
6日は一通り回れて満足!
7日は一旦満足したのでまた別のシーズンに来たい
8日は旅疲れた、早く帰りたい

そう、完全に自分の感覚ですがピンと来た日程があったんです。

「6日だ!」と。

それからは一旦自分の中のベーシックなプランは6日を基準に考えるようになりました。これは人それぞれだと思いますので、自分のピンと来る日程を探してみた方がいいと思います。


6日をどのように過ごすか

館山の海岸線沿い散歩は楽しかったです

ではその6日をどう過ごすかですが、詳しくは先日の記事と合わせて見ていただきたいのですが、ざっくり説明すると、いろんな街に行って街のいろんな場所を散歩しています。

その散歩も日によって方向を変えて、拠点から東西南北で各1日は使います。レンタカーを使って周辺を探索するのにもまた1日。移動日を使うともう1日合計6日

街によっては海沿いで3方向しかない場合もあるのですが、雨の日にあんまり散歩できない場合もあったりするので予備日も考えるとやっぱり散歩だけで4日あると安心です。

一つの市に6日かけると一通り自分の目でその街を見れるので少し分かったような気になれます。もちろんそれは歩いて見れる範囲の通り一編です。

時間はかければかけるだけディープなところも体験できるのも分かってるんですが、6日あればいわゆる一般的な観光地的なところはもれなく行けるので、仕事をしながらのワーケーションでもそれなりに満足度はあるかなと思います。

富山は5泊6日を2回行った

称名滝の見事な紅葉

富山に行った時も同じく5泊6日で行って一旦満足したんです。ただその後に富山のいいところを見つけてしまい「あそこにも行きたい、別の時期にも行きたい」という願望が生まれてしまいました。その辺はこちらの記事で詳しく書いてます。

ちなみに一度目は5月で白エビやホタルイカを楽しみ、二度目は10月で称名滝の紅葉を楽しみました。10泊11日ではできない楽しみ方ではないかと思います。

富山に関してはさらに新しく行きたいところが生まれてしまったので三度目も近いうちに行くと思います!こんなに富山に行ってるのに「雪の大谷」行ってないのはあかんですよ。

雪の大谷 とやま観光ナビより

何度か行くのがおすすめ

街は時期によって見どころや旬な食べ物が変わるので、一気に日数を長く行くより、時期を変えて何度か足を運んだ方が楽しめそうな気がします。こうやってその土地のファンになっていくのかもですね。

ただこれは観光的な視点です。地方創生に協力するとか仕事を請け負うとかよりディープな目的がある場合はまた別の話です。


平日と週末の街の変化

八戸では週末にイベント(三沢の航空ショー)が重なりホテルが取れず、、

やはり平日と週末では街の雰囲気が違います。週末は街を歩く人の数が違いますし、イベントなどが体験しやすいです。

そういった意味で日曜出発の5泊6日は雰囲気だけでも週末の雰囲気だけでも感じれていいと思います。


胃袋のキャパ

地方は美味いものが多すぎて困ります!胃袋が足らんのです。食べたいものを食べ尽くそうと思ったら2日、3日じゃ全然足りません。

下田の爆盛り とんかつ屋 一で胃袋やられました

やはりその土地の美味しいものをある程度食べるには6日、つまり移動日の数食を外して14食は欲しいです。

いつ食べるべきかのバランス

各地の食べたいものが朝、昼、おやつ、夜にバランスよく分かれていればいいんですが、そんなこともありません。場所によっては食べたいものの時間帯が被ったりします。

特に海鮮もの。

下田の金目亭さんも営業は昼まで

市場の近くのお店は昼まで営業のところも多いです。

海鮮ものは比較的高いので、安く食べるにランチを活用します。そうすると大体ランチが渋滞します。ランチだけでカウントすると5回。そう数えると少ない気がしませんか。

かぶるだけではなく食事の組み立てもあります。
ラーメンが有名な地で毎日ラーメンは流石に飽きる。間を空けてこの日とこの日はラーメンで、間はここの定食でとかもあります。

日数短すぎるとこの辺のバランスがどうしても悪くなりがちです。同じメニューが続かないように飽きないように組み立てるにはある程度日数が欲しくなります。


定休日リスクを分散

個人店なのでこんなことも、、

平日を使うワーケーションでは定休日が案外曲者で、目当ての店がお休みという落とし穴によくハマります。

地方の商店街の定休日はまちまち。水曜のところもあれば火曜のところもあります。また地方の個人店はお店の大将の体調などにより急遽休みにとかもあります。あと仕入れの関係で休みとか。

そう言う時に日を変えてその店に行くこともできるので、これもある程度日数があるとリスクが回避できます。特に定休日は日曜と金曜が休みというパターンはないので日曜入り金曜出ならばまず間違いないです。


宿泊費、移動費のコスパ

自分はワーケーションではホテルを利用することが多いのですが、その場合でもこの5泊6日は威力を発揮します。

日曜は平日扱い

リッチモンドもこのプランなら一泊5000円程度

そう、これ意外と盲点だと思います。ホテルはダイナミックプライスを採用しているので混雑時は高くなります。混雑時=ほぼ週末で、金曜、土曜が高いです。でも日曜日の夜は週末扱いにならないんです。

なのでこの5泊6日はオール平日。間に祝日があるとまた話が変わってきますが、基本的にはこの日程で行けばホテルが一番安くなります。普段ならちょっと高めのシティホテルも安めのビジネスホテル並みになります。


連泊割引

5泊もすると連泊割引プランになることが多いです。経験上だと3泊以上の連泊あたりから安くなる感じですかね。コスパを考えると同じホテルで連泊が適用される3泊以上がおすすめです。最近では出張とかで1日だけ週末泊まると「コスパ悪」と感じてしまうようになりました。ワーケーション病かもしれません。


移動費がもったいない感覚

ワーケーションの経費の中では交通費と宿泊費が最も予算が割かれるのですが、宿泊は上記の理由で安くなりますが、交通費はあんまり変わりません。ただ短い日程になるとその分交通費の比率が高まります。同じ交通費ならできるだけ長く楽しんだ方がいいですよね。


仕事への影響

東京に拠点を置き仕事をしているので、あまり長くその場所を離れるとさすがに心配になります

いつどうしても会って打合せしたいと言われるか分かりません。打合せのアポも来週ならまでは言いやすいのですが、再来週にならないとは言いづらいです。

あといくら仕事がオンライン中心になったからと言っても行政からの資料などは現物の郵送物が届きます。たまにどうしても会社のシステム上 請求書をPDFではなく現物で送らないといけないと言われることもあります。

自分はアドレスホッパーではありませんので会社や自宅の家賃も払ってるし、仕事もイベント業で完全なリモートワーカーではありません。ロケハンや現場(イベントの本番を言います)の時はその場にいないといけません。

配信業もしているので、機材の接続検証なども自社のオフィスで行っています。急に機材の組み合わせを試したくなることもあります。

弊社の小汚いオフィス

あとは映像の編集もライトなものはどこにいてもいいのですが、ヘビー目の作業は自社のデスクトップPCと大きめのモニターの方が捗ります。ノートPCだとどうしても一次対応になってしまいます。

となると、自分の環境ではやはりどんなに長くても1週間程度が限界だなと思ってます。


まとめ

全員に当てはまるとは思いませんが、「5泊6日日曜から金曜プラン」は案外理にかなっていると思いませんか?

人それぞれお仕事の都合や居住地域、家族構成、経済事情などによって異なります。自分の場合はいろいろと試しながらこのプランに辿り着きましたが、試してみないと分からない感覚的なものも多いなと思いました。感覚と合理性。その両方が大事なんだと思います。

もしワーケーションのスケジュール組みで悩まれている方がいましたら一度このプランも試してみてください。ワーケーションをしたい誰かの参考になれば嬉しいです。

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