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『高速読書』でどれだけ高速読書ができるのか実験してみた!

最近、めっきり本を読む量が減っていると感じているインタビューライターの悠木です。
それでも本は好きなので、週に1度はふらりと本屋に行っています。
そこで見つけたのが『死ぬほど読めて忘れない 高速読書

私は本が好きだと公言していますが、本を読むスピードは遅い。
速く読めるようになりたいと速読関連の本をときどき読んできました。

そしてその度に挫折をしているのですが、本屋でこの本を見掛けてまたまた手を出してしまいました。

■『死ぬほど読めて忘れない 高速読書』

この本で面白いのは「本を速く読めるようになる」本ではないということです。

じゃぁ何が書かれているのかというと
できるだけ短い時間でインプット(本を読んで)、それを記憶した上でアウトプットしてビジネスに生かすにはどうすればいいのか?」ということがかかれています。

そして「速読では本を速く読めるようにならない」とか「いくら早く読んでも、記憶できなければ意味がない」というようなことがなかなか厳しめの言葉で書かれています。

ふむふむ。

数々の速読に挫折した私のためのような本ではないですか!

高速読書の方法は、200ページの本を
1回目を15分(ドッグイヤー)
2回目を10分(本に書き入れ)
3回目を5分(本に書き入れ)

で読むという方法。
つまり、1冊を30分で計3回読むことで記憶に残る高速読書ができる、という内容です。

いや、そもそも200ページの本を15分で読むのは無理じゃん!
って思うじゃないですか。

その方法を詳しく知りたいなぁ、とか、ビジネスに生かすアウトプットってなに? と思った方は、ぜひ本を手に取ってみてくださいね。

私はちゃんと読みました。

この『高速読書』の本で実験したかったのですが、やり方を読みながらその場で実践は無理です。

そこで、別の本で実験をしてみました。

■実験に選んだ本『noteではじめる新しいアウトプットの教室』

高速読書の実験結果を発表する前に、この本がどんな本なのかを紹介しておきますね。

タイトルの通り、noteをはじめる人向けの本です。
ですから、第一章などいくつかの項目は、noteをやっている人には既知のことが多いかも。
これからはじめたいなぁ、という方に向けた本ですね。

それでも、書き続けるためのコツとか、今の記事でいいのか?と自身の記事を見直すきっかけになる内容がたくさん盛り込まれています。

巻末には、noteで活躍している方たちのインタビューも掲載されているので、noteをはじめたけれど、どんなことを書けばいいんだろう? どうしてもサボりがちになってしまう。という方にはヒントになることがあるかもしれません。

私もこの本に書かれていたことですぐに実践できるものは試していこうかなぁと思っています。

■『noteではじめる新しいアウトプットの教室』を『高速読書』で読んでみた。

本当に高速で読めるのか、ワクワクしながら準備。
高速読書は200ページを15分。1ページあたり4.5秒で読む計算です。
そこで5秒のタイミングがわかるように、スマホアプリ『ScenarioTimer』を5秒感覚でセットしました。

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『noteではじめる新しいアウトプットの教室』のページ数は、目次などを省けばほぼ200ページ。『高速読書』の設定とほぼ同じなので実験本としては良さげです。

さぁ、はじめよう!

と思ったとき、はたと気付きました。
この本、電子書籍(kindle)です!

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1回目ではドッグイヤー、2回目では本に書き込みをする。
それが『高速読書』のルール……できない(;^_^A

しかも、『noteではじめる新しいアウトプットの教室』は横書きです。
私、横書きの本は縦書きの本より速度が落ちます(;^ω^)

もしかして、実験に向いていないのでは?

と思いつつ、それでも実験を強行。
ドッグイヤーの代わりにブックマークを使用することにしました。

【1回目】 目標15分
2019年10月5日 0時55分スタート
読破タイム 25分26秒79
15分目標を約10分オーバー。
とはいえ、私の通常読書スピードよりは随分速いです。

しかし…
1)ラップを意識しようとして『ScenarioTimer』で秒針音(カチカチカチってやつ)を流していたので、それが気になってイマイチ集中できない。

2)秒針音のせいで逆に気持ちが焦ってしまう。

3)一応読んでいるつもりだけどまったく頭に入っている気がしない。


【2回目】 目標10分
2019年10月5日 2時頃スタート(時間を見るのを忘れてた!)
kindleにはメモが書きなぐれないので、ノートに書きなぐることに。
読破タイム 16分26秒40

1回目よりは早くなった。
でも、ちゃんと読めているか自信がない……(;^ω^)

三回目は断念。

■『noteではじめる新しいアウトプットの教室』を『高速読書』で読んでみた結果。

1)『高速読書』で紹介されている方法は電子書籍では向かない。

2)確かに時間は短縮でしたけれど、記憶ができているかは自信がない。

3)実験自体は楽しかった。

結論)
早く実験をしてみたかったからといって、たまたま手元にあってまだ読んでいなかった電子書籍を選んだのは、実験としては失敗だった。

■最後に・・・

『高速読書』の方法は、ビジネス書や自己啓発本に対しては一定の効果がありそうな気がします。
ただ、小説など文章自体を味わいたい読み物には向かないかもしれません。
また、ビジネス書でも『もし高校野球の女子マネージャーがドラッカーの『マネジメント』を読んだら』のような小説形式だとうまくいかないカノ製が高いかもしれません。

尚、さすがにこんな根本的な失敗をした実験で終わるのは自分でも納得がいかないので、本を3冊買ってきました。

めげずに実験を続けたいと思います!
そして、実験を終えたら本の感想とともに実験結果を報告いたします。

記事の購入やサポートをしていただくお金については、できるだけ書籍の購入に充て、記事の中でこうして還元したいと思います。
本を買って残ったお金があれば、私の生活費にします。

さて、今後どうなるか、ぜひお楽しみに♪

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