東京大学大学院|出社とリモート、DjangoとLaravel、複数のチームと全てを体験|札幌の長期インターンシップインタビュー
自己紹介・プロフィール
東京大学 大学院 工学系研究科電気系工学専攻修士2年 大上 公輔 25歳
2022/07/21 〜 リモートと札幌オフィス出社
大上さんのキャリアインタビューは以下記事をご参照下さい。
参加したインターンシップ
理科大から東大の大学院へ
学部で通っていた東京理科大学では、動きを追跡することでたんぱく質の分析をする研究をしており、たんぱく質のトラッキングプログラムを機械学習の物体検出を用いて開発しました。
宇宙系の分野にも関心があり、学費を抑えるために都内の国立が良かったので東京大学の大学院に進学することにしました。
東大の生活とプログラミング経験
大学院では宇宙探索器などに使われる太陽電池の研究を行っており、電池の作成から評価まで携わっています。効率の良い太陽電池を作ることが目標で太陽電池を構成する結晶の欠陥について取り組んでいます。
プログラミングの実務経験は研究よりも長期インターンで積みました。PHPを用いたWebサービスの開発や保守運用、プログラミングスクールやAIの講師などを経験しました。
インターン参加のきっかけ
Webアプリケーションの開発スキルを磨きたく、長期インターン求人サイトで調べていました。その中でも、高校まで住んでいた故郷で働くことを体感してみたいと思い、札幌で働けるダイアモンドヘッドのインターンに応募しました。
業務内容
利用ツールについて
コーディングやデバッグのためにVSCodeを使用しました。多くのプラグインがあり非常に使いやすかったです。
開発環境作成でDockerも使用しました。以前にVirtualBoxを使用して開発環境を作った経験があるのですが、それ以上に簡単に環境構築をできる点が便利だと感じました。
Pythonのライブラリであるpandasを多用しました。データに関する処理をしやすく、やりたい操作を簡単に実現できるため、とても便利です。
印象に残っているタスク
URLの直打ちやページを更新した際に発生していた、想定外の遷移を改修しました。JavaScriptで書かれているソースコードの中で、該当する部分を正しい遷移先になるように修正しました。
JavaScriptを使った業務として、ポップアップ表示がされないバグも改修しました。
元データの商品名をクライアントが自由に編集できる機能を作りました。表示するデータの作成、編集した商品についてのデータの保存、表示しているデータのダウンロード、データの検索、ページネーション、画面のレイアウト作成などを実装しました。
データの保存処理については扱うデータ容量が多いため、SQL文の発行回数を減らし動作を速くしました。
検索機能については、検索フォームに入力された値を基にURLにパラメータを付加し、リダイレクトさせることで実現しました。当初は既に実装済みの検索機能を流用していましたが、思ったような処理がされなかったため1から作り直すことになりました。
働いてみて
業務当初はソースコードの行数やファイルの多さが想像以上で困惑していました。
繰り返しコードを読むと各ファイルの構成や特徴などを掴めるようになりなました。VSCodeのデバッグ機能を駆使すると、より短い時間で修正点を発見できます。
実装過程以上に、仕様や設計書の理解に苦労しました。分からない点は積極的に質問し設計書を繰り返し読むよう心がけました。
会社の印象
オフィス内はとても綺麗で近くにテレビ塔があったりと立地が良いです。社員も良い方たちばかりで、仕事をする上でストレス無く働くことができ、過度なプレッシャーもありませんでした。
気になった所を沢山教えてもらえた点もよかったです。
現在はリモートで業務していますが問題なく行えています。Gatherなどで気軽に話せるため不便を感じずに働けています。
今後やっていきたいこと
まずは、修士論文を書き上げて卒業できるよう研究に力を入れていきたいです。
海外にも興味があるため、語学留学や旅行を通して1ヶ月ほど行けたらと思っています。余力があれば統計の勉強もしたいです。
インターンシップの参加者へメッセージ
今回2つのチームにアサインできたので、自分の意見を尊重してくれる会社と感じました。社員も親切な方ばかりで働きやすいと思います。
札幌に興味があったり、システム・Webアプリケーション開発がしたいという方は、是非インターンシップに応募して見てはいかがでしょうか。
インターンシップに興味をお持ちの方へ
募集要項や応募選考フローや良くある質問などの情報を長期インターンシップ募集サイトにまとめました。興味をお持ちの方はリンク先をご確認下さいますようお願いします。
以上となります。ご拝読ありがとうございました。