【DevOps/SRE】よくある失敗例と改善案
株式会社メンバーズ DevOps Lead (デブオプスリード)カンパニー 広報の濱松です!
今回は、DevOps/SREのよくある失敗例とその改善案についてお届けします♪
よくある失敗例ではありますが、ご参考になれば幸いです。
DevOps/SREチームのよくある失敗例と改善案
1. DevOps/SREチームを立ち上げたものの、風通しが良くなく機能しない
改善案)組織構造・意識を変えましょう
DevOpsとは最善のツールを使って開発環境や業務の進め方を見直し改善することです。何かを変えようとする際、協力を得にくいなら現場の皆様の意識改革を最初のターゲットにしましょう!
互いを尊重する文化、非難のない文化、感謝する・感謝を伝える文化の醸成をすることで、会社にとって有益な意見が飛び交う風通しの良い環境に変わります。心理的安全性の重要性の確保から進めておくと活動しやすくなります。
2. 課題はたくさんあるものの、どこから進めていけば良いかわからない
改善案)小さな課題も全て、実行の目的をはっきりさせましょう
多くの課題を抱えており何から手をつけて良いか分からない場合は、小さな課題も含めて観点を絞り、その上で実行する目的をはっきりさせましょう!
業務で困っていること、少し面倒に感じていること、こうなったら嬉しいなという身近なものでも十分です。あれもこれもと着手し、実行に移すというよりも、なるべくスモールスタートでの合意を取りながら進めつつ、ひとつひとつ改善することを意識していきましょう。
小さな積み重ねで組織や開発環境が大きく改善されます。上手くいったら横展開することも意識してください!
3. 測定や振り返りができていないために、モチベーション維持が難しい
改善案)成果を可視化し情報共有することで、新たな視点で環境改善に取り組みましょう
活動を進める上で新たなサービス/ツールを導入したりルールの見直しを行うことなります。
ですが、いつまでに、誰が、どんなことを、どこまでやりたいかがブラックボックス化されていると協力を得にくくなります。
そのため、どこを変えたらどう良くなったか、悪くなったか、変わらないかを計測し成果を可視化することで他者の同意を得ながら着実に環境改善を進めることができます。成果を可視化することでモチベーション管理ができ、エンジニアの成長も期待できます!
4. 一度きりの改善で終わってしまい、数年後に0から取り組まなければならなくなる
改善案)時代の流れにそって、改善活動を続ける
時とともに変化する運用方法の良し悪しを見直し改善し続けること、経験と成功体験を積み重ねていくことが大事です。もちろん従来のサービス/ツールも時代に合わせ進化はしますが、乗り換えるべきタイミングも出てきます。
そのため常にアンテナを張り情報収集し、他の環境で働いている方々との情報交換が必要となります!
最後に
今回はよくある失敗例と改善案について、大きく分けて4点ご紹介しました!こいかがでしたでしょうか?少しでも皆さまのご参考になれば幸いです。
最後までご覧いただきありがとうございます!
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