No.879 2つのネームホルダー、2つの心。
人の心を感じるのは、どんな時にですか?どんな事にですか?
定年退職した2014年(平成26年)3月27日、私は在職中からの念願だった「桜前線追っかけの旅」にただ一人、自家用車で出発しました。前年の12月28日に85歳で亡くなった母の遺影をネームホルダー(吊り下げ名札)に入れて首からさげ、同行してもらいました。
1つには、全国の桜の名所の素晴らしさを見せてあげたい
2つには、母の遺影を胸に置くことで、絶対に無理しない
という思いがあったからです。その願いは、30日間守り抜かれ