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マクアケ開発の日常に密着!チーム内コミュニケーションの特徴とは?(前編)

こんにちは!Makuake Tech noteの編集をしています、マクアケ人事のるか (@ruka_miura_hr)です。
今回は開発メンバーの”いつもの”日常にお邪魔して、普段どんな様子で開発を進めているのかをお届けします。

密着したのは、サービス開発部のOperation Engineering(通称OE)チームです。このチームは一時期スクラムでの開発を中断して独自の進め方をしていましたが、直近でスクラム開発を再開しています。そのため効果的に運営できるよう現在はプロセスに対しての議論が活発に行われている状況です。

開発の全チームが同じ進め方というわけではありませんが、開発メンバーの業務の進め方の様子の一例としてご覧ください。

チーム朝会(=デイリースタンドアップ)

マクアケでは10時からオンラインで全社朝会が実施されるため、OEチームではそれが終わり次第10:15頃から15分間チーム朝会を開催しています。チーム朝会の前には、Slackのチームチャンネルでワークフローを使ってそれぞれ「今日やること」「昨日やったこと」「課題や困りごと・共有事項」そして「つぶやき」を投稿しています!

つぶやきには業務に限らず、プライベートも含め幅広く気になったことなどを書くことで、ちょっとしたコミュニケーションが発生しやすくなっています。この日はチーム朝会に全員が集まるまで、つぶやきにあがっていた音楽ネタで盛り上がっていました。

朝会の開催場所は「Around」というWeb会議ツール。OEチーム内のイベントは全てこのツールで統一しています。

参加メンバーは、チームに所属するエンジニア、QAエンジニアはもちろんのこと、同じプロダクト領域(OEチームならプロジェクト実行者と社内向けの管理画面)を担当するプロダクトオーナー(以降PO)とデザイナーも参加しています。このような職能横断のチームで日々の業務をしています。Slackのチャンネルや、グループメンションもこのメンバーが対象です。

朝会の司会は、毎日社内向けChatGPTでランダムに指名!勝手にあだ名が命名されるオプション付きという遊び心も。

朝会のアジェンダも毎日ワークフローで流れてきているので、これに沿って話をしていきます。

この日はリリース予定が複数あったのでその共有と、実装中のタスクで終わりが近いものを今日中にQAの依頼が出せそう、といったような頭出しも行われていました!

スプリントバックログの最新化は、ホワイトボードツールである「miro」にあるカンバン、その名も「みんなのホワイトボード」に書かれた、1スプリント(2週間)分のタスク状況を更新していきます。スプリントの終わりが見えてきているタイミングで、順調に進められているね、とポジティブなコメントもありました。

まだレビューが完了していないものについても確認して、レビュー依頼を改めてすることで、実装が終わったものは素早くリリースできるようにしています。

最後に相談事項があればここで共有していきます。この日は他関連部署との連携の仕方についてPOから相談がありました。

どんな人とどのタイミングでどんな形で共有したらいいか、PO、エンジニアなどそれぞれの観点で意見を出し合っていました。最終的には、朝会の中では収集がつかないと判断して、別で追加議論の場を設けるという結論に。

話してみたうえで、朝会という短い時間でできることとできないことを判断して、必要なら別途時間を設けるという考え方が共有されているので、まず相談するというハードルの低さを保てているのかもしれません。

朝会でのAroundの様子

ちなみにOEチームはWorking Agreementで「ディスカッションやコミュニケーションをとることが主になるMTGでは極力カメラONにする」としているので、みなさん顔出しです。

リファインメント

マクアケ開発本部ではタスク管理にJiraを使用しているので、リファインメントではJiraにあるバックログを共有しながら進めていきます。

今回はリーダーが良い感じの雰囲気で進められるようにと、Aroundの機能を使用してBGMを流しながら進める提案をして、試してみていました。

朝会と同様にファシリテーションと書記は、SlackBotでガチャを回して決める運用。今回はファシリがQAエンジニア、書記がデザイナーという担当に!

具体的にひとつのアイテムについて話している様子を見てみました。今回はMakuakeのプロジェクトページに関連する項目の追加に関して。全体の流れとしては、まず登録されているチケットの概要を確認したうえで、受け入れ条件と、実装方針を定義し、リスクの確認、ポイントの設定と進めていきます。

項目追加ということで、プロジェクト実行者(Makuakeでプロジェクトを実施する個人や企業。以降実行者。)が入稿する時に使用するプロジェクトの編集・管理画面はもちろん、マクアケの社員が入稿内容を確認する画面、Makuakeユーザーが見るプロジェクトページや決済ページなど様々な画面で対応が必要なものでした。

すでにデザイナーがデザインを作成していたアイテムだったので、受け入れ条件と実装方針の定義までは比較的スムーズに進んでいきました。

この実装によるリスクはないかを検討するタイミングで、プロジェクトの下書き中の実行者がいた場合、混乱させる可能性がないかという話が出てきて、実際に実行者とコミュニケーションをとるキュレーターへどうアナウンスをして混乱を最小限に収めるかという話し合いもしていました。

最後に実装のポイントは、類似する他チケットも参照しつつ、全員でチャットで一斉投票してポイントをつけるというやり方をしていました。

また他のアイテムでは、あるSlackワークフローの構築などもリファインメントの対象になっていました。冒頭の通りスクラムを再開した直後のため、プロダクトの実装だけでなく開発プロセスの構築、改善も重要視して進めているようです。

イベント外での非同期コミュニケーション:Slack

基本はどのチームもオープンチャンネルで、開発の他チームのメンバーも参加しています。確認したところ現時点の参加者はおよそ40名でした。OEチームの領域に関する質問などは、このチャンネルに入ってきて質問をすることも可能になっています。

朝会などで使っているガチャやワークフローはもちろん、通知系も整っていてこんなものも。

前編はここまで!後編では、他のスクラムイベントにも密着して、レポートしますのでお楽しみに!

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