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占い結果を伝える際、本人の問題なのか、外的要因によるものなのかをハッキリさせる

こんばんは、詳細を話す占い師コタです。
毎日投稿実施中(投稿時間はランダム)。

今回は占い結果をリーディングする際、または相談者さんにお伝えする際に重要な観点のお話です。


物事がうまくいかなかったり失敗したりする時には、必ず原因があります。

特に恋愛は人間対人間のやり取りなわけですから、どちらかに原因があるのが常でしょう。


自分(相談者)に問題があるのであれば、占い結果には◯◯を直しましょうと出ます。

しかし要因が相手にあった場合、その場にいない相手に対してアドバイスが出るわけではありません。

人間の選択や感情はその人のものであり、他人が決めるものではありませんから、どうしようもないことになります。


このように、自分の力ではどうしようもない影響のことを、『外的要因』と言います。

占いでは、この『外的要因』の有無と存在の特定が非常に重要です。



相手次第で2人の関係性が決まる場合、タロットでは【ワンド7(逆)】がよく出てくる印象です。

どういう状況かと言うと、例えば、

・別の異性とも悩んでいて、ほぼフィフティーフィフティーで決めかねている

・情緒不安定で、その時々によって気分や相手への評価が変わる。

・相手の親が障害となっていて、親子関係や話し合いによって関係性が決まってしまうなど。

相談者さんがある程度働きかけられるのであれば、最終的な判断は相手次第でも確率を上げることはできます。

しかしそうではないこともあり、その場合は余計なことをしないほうが、むしろプラスに働くこともあるでしょう。

このように、外的要因の特定ができることで、アドバイスの内容が変わるのです。



たまに占い師の言葉で、「未来は自分の手で変えるものだ」と耳にします。

間違っているとは言いませんが、どうやっても変えられないこともあるのです。

外的要因による失敗の未来が分かっている場合でも、0%ではありません。

でも余計に足掻くことで0%になることはあります。

自ら芽を摘んでしまわないように警告しなければなりませんよね?


占い師の中には、「なんとか行動できるアドバイスを伝えなきゃ」と考えている人がいます。

ですが時には、現状を伝えられるだけで「どうにもできない」という結論になる占いもあるんです。


私の経験でよくあるのは夫婦の相談で、「相手の性格はどうやっても変わらないから、あなたが我慢するしかない」と出ることがあります。

矯正させることが不可能とまでは言いませんが、それができるのは本人たちだけ。

占いでは難しいテーマです。

たいていは一時的に意識改革させることに成功しても、人の根本を変えるのは非常に難しいもの。

結局長続きせず、元の不満に戻る人を大勢見てきました。

この場合は、どのような考え方や立ち回り、立ち位置の確立で被害を減らすかという観点でアドバイスしています。


外的要因の重要性を理解していただけたでしょうか?

占いは客観的な視点で、冷静にジャッジをしなければなりません。

そのためには、別の角度(視点)で占うことも検討してみてください。

一つのテーマで最善が分からなくとも、何かしらの形で最善を見つけることはできます。

そのためには、外的要因の重要性を理解し、状況把握に努めることが肝要です。


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