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身近なエコ活動の本質 +

 『エコのため、◯◯しましょう!』という、個人単位で取り組みやすい事例を挙げ、エコ行為の喚起のようなものが見受けられます。
 『塵も積もれば山となる』で社会的成果が出ればよいのですが、時々、

「それって本当に効果あるの?生まれるのは『エコ活動している』という満足感だけでは?」

という事例もあるように思えてなりません😷

 

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 スーパー等でよく見られる【回収箱】。
 プラスチックトレーやペットボトル等をそれぞれの箱に投函するようになっています。場所によっては、ポイントがもらえてそれがたまると割引券をもらえるような仕組み(*1)があることも🤔
 これは比較的多くの人が参加している、かつ古くからある”エコ活動”例かと思います。実際に社会全体では大きなリサイクル効果が出ているのだと想像します(*2)。

 トレーの色や【キレイな状態のもののみ】といった条件が付くことがあり、食材などで汚れたまま入れることはできません。つまり、各家庭でキレイに水洗いしてから】という話です。

エコリサイクル回収2


 このことについて気になることはありませんか?🙄

 

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《マイナス要素も考慮に入れる》

 もし、リサイクルなんてこと考えずに捨てれば、する必要がなかったこと、を敢えてしています。

 回収箱のある所まで持参する手間と洗う手間が増えています。「その手間を惜しまずリサイクルしよう!」というのがエコ活動には必須の考え方ですので、それ自体は問題ありません。

 

 「キレイに洗う」ということは、「手間」だけではありませんね。水道(という資源)を多少使います。排水がありますから、下水道、浄水場という設備にも世話になります。

 これらのマイナス効果とリサイクルした場合のプラス効果とを個人的に数値比較した上で述べているわけではありませんが、従来ゼロだったものをマイナスにしている要素の存在は無視できません。

 

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《本当にエコなのか》

 エコ活動の目的は「(気候変動等)環境悪化に歯止めをかけるため」等であり、同時に「個々人に意識を持たせるため」の狙いも確かにあるのでしょうが、自己満足で社会的成果なく『エコ活動している』という感覚になっているだけだとしたらどうでしょう。

 一人ひとりが本来の〔目的〕を考え、
◆何のためか
◆別の方法でその行為をした時と比較して本当に効果があるのか
を意識しながら取り組めるようにならないことには、真の”エコ”には程遠いと言えるのではないでしょうか。
⇒賛否両論あるはずです。ここで「結論を出す」のではなく、「考えるきっかけ作りをする」というねらいです(^^)/

 

(*1)この類を『インセンティブ』といいます
(*2)「リサイクルにはコストがかかるから」との理由で分別回収の取り組みが遅れている外国や自治体はあるようです。
また、「市民に分別する手間を強いておきながら回収後に結局(コスト削減のため)一般処分に混ぜたりする例がある」といった類の報告を示す専門家も見受けられます。
⇒その辺りの真偽を追求(解明)することはここでの主旨ではありません🙅

 

 

#デザイン思考 #本質 #合理化 #業務改善 #デザイン #とは #いま私にできること #目的 #生活 #エコ活動 #リサイクル #回収 #満足感 #洗浄

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