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デザインで藤井【フィルムカメラに夢中です】

皆さんこんにちは。
デザインで株式会社の藤井です。

前回の弊社代表の齊藤の記事にもありましたが、
デザインで今年の抱負は「跳躍には足腰」です。

僕もあと3ヶ月で1年目が終わり、4月からは2年目になります。

僕の今年の抱負は去年と変わらず、「継続は力なり」とし、これからもより一層目の前のことに真摯に向き合って一つづつ壁を超えていけるようにしていきたいと思います。

デザインで関わる全ての皆様、今年もどうぞよろしくお願いいたします。


藤井、フィルムカメラに夢中です。

2022年の年末上野駅周辺にて

さて、私事ですが去年の11月頃からフィルムカメラにドハマリしています

高校生のときにギターにドハマリして一日中ELLEGARDENやONE OK ROCKをコピーをしていたときと同じくらいの熱量で今カメラに夢中です。

どのくらいドハマリしているかというと、年内に2つのカメラを買い足し、フィルムを10本ほど購入し、現像、スキャニングにすでに5本ほど出してデータ化してもらいました。

自分の趣味として定着するか年内様子を見ていましたが、平日も休憩中にスナップ撮影したり、年末年始のお休み中は暇さえあれば中古カメラを漁ったり、古書店に写真集を買いに行ったりと、もうこれは定着できるなという見込みが立ったので記事にしていこうと思います。

実際の撮影と記事に起こすまでに時間的ブランクがありますが、せっかくなのでフィルムカメラらしいゆったりとしたペースで一歩づつ発信していければと思います。


祖父からもらったファーストフィルムカメラ

Canon FT QL

20歳くらいのときに父方の祖父からCanon FT QLを譲り受けたのが僕のファーストフィルムカメラです。

記憶の限りでは僕が「何かじいちゃんの大切にしているものを受け継がせてくれ」っていうようなことを言ってこのカメラと小学校教諭時代に使っていたらしいレザーのバックをくれました。
(ちなみにそのレザーのバックも僕は現役で使用しています。)

その後、大学に入ってすぐにフィルムカメラしたいなーと思って銀座のカメラ屋さんに持っていきました。

その当時僕はそのカメラがちゃんと動いているのか壊れているのかすらわからなかったのでまずはちゃんと動いているか見てもらおうと思って訪ねた気がします。
結果的にプリズム部分やレンズにカビが生えていたり、露出計が壊れていたりなど不具合が結構あったので修理してもらいました。

僕の記憶が正しければ3万円くらいかけて修理してもらった気がします。
(露出計は直してもらえなかった、、、)

正直、学生のお財布事情にはかなり厳しく、これにフィルム代と現像、スキャニング代がかかるのか、ちょっと身構えてしまい「一旦やめておこう、また落ち着いたら始めよう」というマインドになり、結果的に大学在学中にフィルムカメラを使用することはありませんでした。

一応、映像系の大学だったこともあり、防湿庫や乾燥剤を用いて丁寧に保管しておいたので実際に使い始めるときには不具合なく使用できました。
(これは自分を褒め称えたいです)

今中古カメラ屋さんで同機をみると状態の良いものでも1-3万円代で購入できるので、ちょっとくやしいなぁという気持ちになりますが、この経験のおかげでカメラをちゃんと保管するマインドを手に入れたので結果オーライかなとポジティブに思っています。

フィルムカメラの師匠、黒田さん

Canon FT QL / KODAK 400TX

10月の終わりのとあるタレント撮影の現場で半年ぶりにフォトグラファーの黒田さんにお会いしたところから僕のフィルムカメラブームが再熱します。

その月の中旬に少し遅めの夏休みをとった僕は、入社してから読んだほうがよいと言われていた本を全く読めていなかったので、そのほぼ全てを「読書」に使いました。

久々に一日中読書をするという体験はとても久々で楽しく、読書熱自体はとても上がりました。
(このおかげで今読書の習慣が戻ってきて今は1週間に1冊ほどのペースで本を読めています。)

ただそのときは「もっと何か作品とかをつくる時間にあてればよかったなぁ」と少し後悔していました。

写真自体とても好きなので、「フィルムカメラとかやりたいなぁ」なんてぼんやり思っていましたが、なかなか重い腰を上げることができてませんでした。

そのタイミングでぼんやりと撮影の合間の雑談で仲良くなった黒田さんにそのお話をしたら、あれやこれやと話が進んで一緒に撮影してくださると言うことになり、重かった腰が一気に軽くなりフィルムカメラにハマっていくわけです。

重量感とシャッター音に感動した初日

記念すべき撮影初日、新宿で待ち合わせ、その足でそのまま黒田さんのよく行く中古カメラ屋さんをいくつか回りました。

実際にいろいろな中古カメラ屋さんを回りながらカメラ、レンズ、フィルム、現像の仕組みなどを細かく丁寧に教えてくれたので、ここで一気にフィルムカメラへの理解が進みました。

黒田さんがおすすめしてくれたフィルム2本(SUPERIA X-TRA400とKodak ULTRAMAX 400)を購入し、早速カメラに入れて撮影して見ました。

フィルムをカメラに入れる行為もいろいろ気をつけることが多くて、ここで離脱する人も多いんではないかなと思っています。
そういう意味でも知見のある人と一緒に始めることができるとそういう細かい躓きでも倒れずに進めていけるのとてもありがたかったです。

フィルムカメラを始めるときはそのことに詳しい人にじっくりと教えてもらいながら進めていくのが本当にオススメです。

そして、僕の初のフィルム撮影はこちら。

Canon FT QL / SUPERIA X-TRA400

シャッターを切った瞬間めちゃくちゃ音が気持ちよくて、今まで鉄の塊だったカメラに急に生命が宿ったように愛おしくなったのを覚えています。

言葉で表すのが難しいですが、ファインダーで覗いているその「画」をこの機会が光を一生懸命取り込んで「写真」にしてくれていると思うとめちゃくちゃ感動しました。

毎日iPhoneでなにかしら「記録的」に写真を撮っているのであまりに当たり前になっていましたが、そうだ写真って「光」だ。って改めて再認識できた気がします。

実際に撮影した、鎌倉スナップ写真

もろもろセッティングを終えてそのままマジックアワーに合わせて鎌倉に向かい撮影しました。

露出計で光量を図り、絞りとシャッタースピードを適正にして夢中になってシャッターを切ってった写真になります。

※写真はトリミングはしていますが、基本色調整はしていません。


Canon FT QL / SUPERIA X-TRA400
Canon FT QL / SUPERIA X-TRA400
Canon FT QL / SUPERIA X-TRA400
Canon FT QL / SUPERIA X-TRA400
Canon FT QL / SUPERIA X-TRA400

最後に

いかがだったでしょうか?

最後までお読みいただきありがとうございます、相変わらず書きたいことが多すぎてまとまりきっていませんが、今とにかく藤井はフィルムカメラに夢中なんだということが伝わればいいかなと思っています。

これから少しづつですが定期的にフィルムカメラのことを発信していければいいなと思っていますのでちょっとでもいいなって思ったら「スキ」していただけるととても嬉しいです!

それでは!


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