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ネット上と現実の自分のギャップが苦しくなりTwitterを辞めて考えたこと

以前、Webデザインに関するツイッターアカウントを運用していたが、次第にメンタルの負担になっていき投稿を辞めた。
そこで考えたことと解決策をまとめました。

私がWebデザインを勉強し始めた頃は、ツイッターで情報収集するという概念がなく、知人だけをフォローしたアカウントしか持っていなかった。

けど、この界隈ではツイッターで情報発信するだけではなく、コミュニティを広げたり仕事を獲得している人が無限にいて、この波に乗らないと取り残される気がして急いで始めた。

最初はツイッターネタを見つけては発信し、いいね!やリツートで反応あることが嬉しかったし、開始1ヶ月で頻繁に2桁の反応があったことは今までにないやりがい(?)を感じた。

その勢いでTLに流れてくる「オフ会」や「勉強会」に積極的に参加し、初めてツイッター上で知り合った人といきなり6時間近い時間を過ごしたことは新鮮だった。
東京に来てからなかなか人の輪が広がらなかったから、特に高いハードルもなく人と繋がれることを知って嬉しかった。


そんなこんなで「リアルに会った方にフォローされている」という状況になっていくうちに、ツイッターで発信する度どれだけ反応があるか、どう思われるかを優先的に考えるようになり、次第に重荷になっていった。


生活の中でネタを見つけることに躍起になることが負担だったことに加え、いかに早く熱いネタに飛びつくかのスピード感面白いこと言うかの大喜利対決、そういったことを常に意識するようになった。


フォロワー少ないんだからそんな意識は捨ててとにかく数打てと突っ込まれそうだが、元々メンタルが弱いのでめちゃくちゃ神経質になっていた。Twitterアプリを開くことすら憂鬱になっていた。


その中で辞める決定打となった事柄は以下のこと。

・自分が取り上げた内容と同じ内容が他の後発でバズっていた
・リアル友達と繋がっていたことで他の知り合いにも知れ渡ることを恐れたし、キャラクターが混合することでのメンタル負担
・仕事関係の人にアカバレした上にブロックされた


「仕事関係の人にアカバレした上にブロックされた」は、働いていた会社の社長が突如破産して逃げ、その上その社長からなぜかアカバレしてブロックされたのだ。

当然従業員である私は未払いに遭っているので
元社長に何かしたわけではない。

以上、どれもメンタル面の問題で気にしなければ済む話だが、私には耐性が足りなかった。
そこで1年近く辞めてみて、考えた。

オフラインだけでも十分仕事は得られる

ネット時代だけど発信することが全てではないと思う。
SNSに使う時間を自分のスキルを磨く時間に充てたり、オフラインで営業活動したり、リアルの友達に使ったりすることで仕事に繋がったりする。

SNSだけに囚われる必要はない。

リアルで勝負するか、匿名か方向性を最初に決める

本名/写真公開でやる場合はキャラを作り込みすぎない方が長期的にみて精神的な負担が少ない。
最初から自分を知ってる全ての人に見られても構わない気持ちで挑めば、自爆することも防げる

→私はリアルの自分と切り分けて居場所を作りたかったので匿名発信に切り替えました。

フォロワー数をまめにチェックしない

SNS運用を本気でするならマーケティングの視点は必要だけど、営業ツールとして使うなら自分らしさとか人となりを大事にした方がいい気がした。
フォロワー数で一喜一憂して内容がぶれるなら、数字をみないで発信する内容やコミュニケーションに時間を割いた方が良い。

情報を収集しすぎない

インプットが多くなりアウトプット減るのは本末転倒。
フォローし過ぎても全部把握できないし、時間が奪われるだけ。
フォロー返ししないといけない、みたいな固定概念を捨てる。

結論

うまく付き合う。「すごい人」を見て自分を蔑む必要はない。
他人の人生を生きないように他人ではなく昨日の自分と比べて、自分の成長に繋がることだけに集中すること。

成功してる人をひたすら追ったり真似することは効果的かもしれないけど、
自己肯定感が低くなり過ぎないように、たまに飲みに行ったり旅行したりデジタルから離れて自分を労ってあげることも大事なんじゃないかと思う。

競争が激しい業界だけどどうか自分を必要のない人間なんだと思わないで欲しい(←誰目線)(自分に言い聞かせる)


最後まで読んでいただきありがとうございました。

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