THE TECHNOLOGY REPORTは、テクノロジーの風向きへの感覚を言語化・体系化していくことで、手段先行に陥ったり、進むべき方向を見失わないようにするためのコンパスを作ろう!という思いを共有するBASSDRUMとDentsu Lab Tokyoのメンバーによりはじまったプロジェクトです。
ChatGPTに調べ物の下拵えをお願いしながら、ふと疑問に思ったことを聞いてみました。 スマートスピーカーが家庭に入りはじめた頃、子供が音声アシスタントに何かをお願いする際に「please」を付けないということがアメリカで問題視されたそうです。その結果、AlexaにもGoogle Assistantにも子供達が乱暴な話し方をするとたしなめ、"please" をつけるとほめる機能が盛り込まれることになりました。 いまのところ、音声アシスタントは人格を持つものではありませ
昨年10月のイーロン・マスクによるTwitterの買収成立以降、その混乱はTwitter社内だけでなく、サービスそのものにも露骨に顕れ始めていますね。突然の機能の追加や停止、APIの有料化など、慌ただしくアップデートを繰り返していたり。ビルの管理者が変わっていつもつかってた裏口がある日突然使えなくなったり、うどん屋の無料の天かすがいつのまにか無くなっていたり、パン屋の定休日がいつの間にか増えている…というような、あの感じ。 こういう状態になってくると、「引っ越し」を検討する
こんにちは! Dentsu Lab Tokyo(DLT)新人、プロダクト・デザイナーのみくにこうです。DLTで企画やプロトタイピングを行っています。僕は入社したての今年6月に長めの休みをとって、ミラノ•デザイン•ウィーク(MDW)で作品を展示し、初めてのMDWを見学しながら色んなことを感じてきました。これは「1人の若手会社員のはじめてのミラノ•デザイン•ウィーク体験談」です。 なんで私がMDW?LEXUS Design Award 2022 そもそも僕がMDWに作品を展示
こんにちは。Dentsu Lab Tokyo のアートディレクター江口です。 昨今話題になっている"AI画像生成技術"。もろ専門領域に関係するアートディレクター (以下AD)としてはすごく注目するところでして、AD視点で遊んでみたり感じたことを、ツラツラとまとめていきたいと思います。 私の様に、文字がいっぱいだと疲れてしまう〜という人でも、「あ〜、なんとなく、こういうこと出来るのね〜、りかい。りかい。」となってもらえるように、画像多めの絵本的な記事を目指したいと思います笑
こんにちは、Dentsu Lab Tokyoの尾崎賢司です。 プランニングからプロデュースまで、広告から事業まで、短期的なものから長期的なものまで幅広い領域・業種の仕事を役職関係なく自由にさせてもらっています。 今回、私の好きなものの一つである「数学」の話を書きたいと思います。 思い返せば、数学好きの祖父が数遊びの問題を出してきた小学生の頃から夢中で、図形の問題などは解けるまで徹夜していたくらいでした。今でも、1本の補助線であっという間に解けたりしたときの感動を覚えていま
はじめまして。Dentsu Lab Tokyo(DLT)でクリエーティブ・テクノロジスト兼グローバル・ビジネス・リードという肩書でやっている眞貝と申します。 二つ目の肩書何?って感じですよね。簡単に説明すると、DLTの活動を海外に広げていくための発信や案件開発の推進を担う、という感じです。本来であればDLTが所属している電通ジャパンネットワーク(DJN)は電通グループにおける国内事業を担う組織なので、海外での仕事を作るというのはスコープからはみ出ているのですが、テクノロジーを
はじめまして。今回のnoteを担当するDentsu Lab Tokyoの土屋泰洋と申します。Dentsu Lab Tokyoでは、クリエーティブ・テクノロジスト/リサーチャーとして、次々と登場する新しいテクノロジーについて調査したり、それらの活用方法を考えたり、今後の潮流を予測をしたりする仕事をしています。 私は以前より「音」という現象そのものに強い関心があり、Dentsu Lab Tokyoでも音に関わるプロジェクトをいくつか手掛けています。 最近は「SND」というUI
こんにちは、Dentsu Lab Tokyoの高橋鴻介(@ootori_t)です✋ 普段はプランナーとして、企画の仕事をしています。 私は、大学でデザインを学んだことをきっかけに「伝えること」に興味を持ち、「コミュニケーション」をテーマに、言語、文字、グラフィック、その他様々な意思伝達方法を、個人的にリサーチしています。 中でも、特に注目しているのが「書体」です。 ここ数年は、世界中の書体をリサーチし、購入して使ってみるだけにとどまらず、年に1つ自作の書体を作るのが個人的
こんにちは。Dentsu Lab Tokyo クリエーティブテクノロジストの村上です。 プランナーとして働きながら、得意領域の機械学習、フロントエンドを中心に幅広くプロトタイピングを実施しています。 さて、今回は私が過去にDentsu Lab Tokyoの自主開発プロジェクトとして制作した「°Curation」という機械学習インスタレーションのお話をさせていただきたいと思います。 °Curationはその時・その場所の気温・湿度と同じ空気の絵画を映し出す展示装置です。現実
はじめまして。なかのかな と申します。 リサーチャー/クリエーティブ・テクノロジストとして、新しいテクノロジーについて調べてまとめたり、4-5年先の“未来のコミュニケーション体験“を企画/試作する仕事をしています。 突然ですが、世界でいちばん大きな生き物をご存知ですか? シロナガスクジラ🐋…? メタセコイア🌲…? ではなく… オニナラタケというキノコ🍄なのだそうです。 1998年にアメリカ オレゴン州のマルール国有林で調査されたオニナラタケは約9.65平方キロメ
はじめまして。今回noteの執筆を担当する岸裕真です。 今回のnoteでは、僕がいま注目しているフランシス・ベーコンと、当時彼の周辺にあったイメージにまつわるテクノロジーについて簡単なコラムをご紹介できればと思います。 でも、一体なぜいまフランシス・ベーコンなのでしょうか。 ベーコンは独特なうねる肉体の絵画表現により、ピカソと並び20世紀の重要なアーティストとして知られています。 当時のアートシーンが抽象表現主義に沸き立つ中、独自の視点で具体表現主義的な絵画表現を追求し
こんにちは。Dentsu Lab Tokyo クリエーティブテクノロジストの九鬼です。 日々テクノロジーを使った企画を立てたり、そのプロトタイピングや実装をしたりしています。 今回のnoteは興味のあることをテーマに、ということで最近試しているVR実写動画の撮影と編集について書いてみました。 2021年末にCanonより8K・3D・180°VR映像が撮影できるレンズが発売されました。ミラーレス一眼カメラ EOS R5の交換レンズ RF5.2mm F2.8 L DUAL
こんにちは。Dentsu Lab Tokyoでクリエーティブ・テクノロジスト / プランナーとして所属している、斧涼之介と申します。 「テクノロジーを活用して人々の日常をちょっと楽しくする。」をテーマに、日々企画やプランニング、時にはそれをプロトタイピングしてみるという業務を行なっています。 今回のnote連載は「Dentsu Lab Tokyoメンバーが携わった仕事以外でも興味あることや好きなことを語ってみる」ということで、最近私が興味あることとこれからチャレンジしてい
広告業界の、テクノロジストの仲間たちへ。 こんにちは。Dentsu Lab Tokyoにクリエーティブテクノロジストとして所属している村上晋太郎と申します。 さて、今年もヤングコンペの季節がやってきました。 ヤングコンペとは、30歳以下の広告業界の若手が、共通のお題に対して企画を提出し、プレゼンで勝負する国際コンペティションです。国際広告賞であるCannes LionsやSpikes Asiaなどが主催しており、国内予選で入賞すると、本戦の国際コンペで戦うことになります
みなさま、はじめまして!Dentsu Lab Tokyoと申します。 Dentsu Lab Tokyoは、研究・企画・開発が一体となったクリエーティブのR&D組織です。 メンバーは、コピーライター、プランナー、アートディレクター、テクノロジスト、映像ディレクター…など、さまざまな職能をもった人たちです。 日々皆で頭を悩ませながら、自主開発からクライアントワークまで、幅広い領域のプロジェクトに取り組んでいます。 このnoteでは、Dentsu Lab Tokyoがこれまでにつ
「はじめましてはオンラインで」そんな機会が当たり前になった昨今。 一度も出社しないまま、一度も飲み会がないままにオンライン研修を経て配属が決まった新入社員たち。なんとかして歓待したい、そんな思いでDentsu Lab Tokyoでは6月にバーチャル歓迎会を行いました。今回はそんな歓迎会のメイキングを村上と末冨がご紹介いたします。 バーチャル上でのオフィス再構築 今回は、私たちDentsu Lab Tokyoがいつも実験などに使っているスタジオを、バーチャル上に再現。 大量