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挑戦の先に立ちはだかる壁!新卒2年目のマーケ奮闘記【前編】

こんにちは!DeNAのモリシーです!

今回はDeNAのマーケティング部に所属する新卒入社2年目の2人を紹介していきます。

大島 祐也
ストラテジックマーケティング統括部
マーケティング部コンシューマーインサイトグループ
阿部 智也
ストラテジックマーケティング統括部
マーケティング部コミュニケーションプランニンググループ

大島さんは、大学時代は化学系の研究をしており、現在はマーケティング部のコンシューマーインサイトグループというマーケティングリサーチを専門とするグループに所属しています。

阿部さんは、大学時代は行動経済学を専攻。またSaaS企業のインターン生としてイベント・デジタルマーケティング業務に携わっていました。現在は、コミュニケーションプランニンググループというコミュニケーション戦略・戦術を立案・実行するグループに所属しています。


①最初の1年でぶち当たった壁

モリシー「2人とも初めまして!モリシーです!本日はよろしくお願いします。」

大島「初めまして!スーパーマーケットリサーチャー大島と〜」

阿部「スーパーデジタルマーケター阿部です!」

大島&阿部「よろしくお願いします!」

モリシー「息ピッタリ(笑)」

阿部「インタビューがあると聞いて打ち合わせしておきました。」

モリシー「仲が良さそうで何よりです(笑)。早速なのですが、お二人は今どんな仕事をされているんですか?」

大島「僕はスマホゲームの競合やトレンドを分析したり、ゲームを中心としたエンタメ関連の市場・競合分析を担当しています。」

阿部「僕は、DeNAの各サービスの魅力を顧客の皆さんにどのように伝えていくかの戦略・戦術を考える部署に所属しています。現在は特に『新感覚VtuberアプリIRIAM』というライブ配信サービスにおけるデジタル広告の戦略・実行を担っています。」

モリシー「やっていること全然違うんですね!色々なことを経験したと思いますが、ぶっちゃけ1年目ってどうでしたか?」

大島「そうですね…元々大学院の研究室で試験管をこねくり回していたということもあって、DeNAでの経験は何もかも新鮮で楽しかったのが一番です。ただ、もちろん大変だったこともあります(笑)。」

モリシー「試験管ってこねくり回すものなんですね(笑)。大変だった話聞きたいです!」

大島「一番大変だったのは入社して半年間くらいのキャッチアップの時期ですね。僕は先程も話した通りずっと研究室にこもっていて、ビジネスに関しては赤子同然だったんですよね。特に、僕の業務となる市場・競合分析においては、業界全体の知識とか、比較対象となるサービスに対する深い知識が必要なので、その部分のキャッチアップが結構大変でした。」

モリシー「具体的にどういうことをしたんですか?」

大島「当時はスマホゲームの分析業務がメインだったので、毎日平均4-5つのスマホゲームを並行してプレイしたり、積極的に課金してみたり、ゲームの情報サイトを毎日チェックしたりといった感じですね。今ではもう当たり前になっていますが、最初は習慣化するのにかなり体力を使いました。」

モリシー「すごい…分析のためにそんなにたくさんプレイするんですね!阿部さんはどうでしょう?」

阿部「僕も入社当初〜半年間がとにかくキツかった印象です(笑)。」

モリシー「やっぱりその時期なんですね。」

阿部「大きく①専門性のキャッチアップ②論理的思考力の土台づくりの2つの壁にぶち当たったんですが、どちらもインターン時に多少は鍛えていたので「まあなんとかなるだろう」と思っていました。ですが、なんとかなりませんでした(笑)」

大島「そう甘くはなかったと(笑)。」

阿部「そうそう。なので入社半年間はとにかくがむしゃらでした。前者の専門性は毎日先輩社員に質問攻めして何度も繰り返し反復しないとなかなか自身の知識として定着しませんでしたし、後者に関しても自身が納得して進めていた施策がチームメンバーから見たら粗だらけ...のように、とにかく思考の幅も深さもDeNAが求めるレベルに全然達していないなと感じる毎日でした。」

②果敢な挑戦とその成果

モリシー「二人とも結構苦労していたんですね…一方で、これは自慢したい!というような挑戦とか成果についてもお聞きしたいです!」

大島「むむむ…色々なことに挑戦してきたので絞るのが難しいですが、一番は、新規サービスの海外展開にあたっての海外知見を深める座談会のオーナーに挑戦した経験ですね。」

モリシー「いきなりオーナーですか?!。」

阿部「同期と話していると、いきなり大きいことを任されるという話はよく聞くので、そんなに珍しいことでも無いんだと思います。」

モリシー「なるほど…。」

大島「話を戻すと、その座談会は事業部の方が知りたい海外マーケットのことに関して、社内の海外出身の方がインプットする形式で、最初、僕は分析者として参加していました。しかし、漫然と会が行われている状態で、上手くいっている感覚が無くてモヤモヤしている時期があったんですよね。」

モリシー「私もよくモヤモヤしているのでわかります…。」

大島「そうなんですね(笑)。そんな中でオーナーをやってくれ!と無茶振りされました。」

モリシー「そう言えばこの仕事も無茶振りから始まりました…。」

大島「そうでしたね…最初の記事読みました(笑)。そこで、オーナーとして自分が取った行動が”与件の整理の高度化”でした。これは前回の記事で紹介されていた高井さんから口を酸っぱくして叩き込まれた事で、僕自身も大切にしている考え方です。」

モリシー「師匠から受け継がれた技という訳ですね!素敵です!」

大島「自慢の技ですよ!今回の業務ではしっかりとその技を実践することができました。具体的には、この座談会をやる目的などの与件を整理するために、自分で仮説を立てつつ、メンバーへのヒアリングを徹底的に行いました。」

モリシー「ほうほう。」

大島「その結果、座談会の目的がクリアになって参加メンバーの知りたいことに応える会に改善され、海外における勝ち筋がみえてきました。自分の今までの学びを実践できたこと、そして、それにより事業の前進に少しでも貢献できたことは素直に嬉しかったですね。」

モリシー「すごいですね!そもそも何故その仕事をやるのか?という目的や背景を整理するのってすごく大事ですよね。」

大島「おっしゃる通りです!最初は"無茶振り"だと思ったのですが、結果、最高の挑戦と成果に繋げる機会をいただけたので、今は感謝しかないです!」

モリシー「そこが良い意味でのDeNAらしさの一つですよね!阿部さんはどうでしょう?」

阿部「今振り返って見ると『TikTok広告における新しい広告の見せ方』に挑戦した経験が自分の中で強く印象に残っています。」

モリシー「ふむふむ。あのTikTokですね。」

阿部「はい、当初ライブ配信アプリのPococha(ポコチャ)では、Pocochaの顕在顧客とTikTok利用者層との親和性は高いだろうという仮説があったものの、TikTok経由での新規ユーザー獲得が他媒体比で見ても非常に効率が悪く、かなり苦戦していました。」

モリシー「ふむふむ。」

阿部「そこでこれまでのファクトである各指標の配信実績を全て洗いつつ、『そもそもTikTok視聴からPocochaにリプレイスするきっかけや差別化要素ってなんだろう』
『冒頭数秒で如何にアテンションを取るにはどんな仕掛けが必要だろう』
という想定されるユーザー心理の仮説検証を何度も何度も試行しました。」

モリシー「ひたすらPDCAを回していたんですね。」

阿部「そうですね。そしてそれらの検証が実を結んだのか、最終的にはTikTokerを起用したクリエイティブ制作や媒体の機械学習を十分に活かした施策によって獲得件数も獲得効率も大幅にアップすることができました。」

モリシー「すごいですね!」

阿部「ありがとうございます!これ自体は小さな成功体験ではありますが、自身の仮説が当たった点とそれによって事業の成長に貢献できた実感を得られたので、個人的には非常に嬉しかったですね。」

モリシー「もしかして私がこの前見た広告は阿部さんが作ったものである可能性が?!」

阿部「その可能性はありますね(笑)。」

モリシー「お二人とも果敢に挑戦して成果を出していて、モリシー感動しちゃいました!」

大島「でも正直この環境じゃなかったら、ここまで挑戦も成長もできていなかった気がします。」

阿部「確かにそれはありますね。正直入社当初でこんなに仕事任せてくれるの?って内容ばかりで戸惑ってたくらいです。そこがマーケ部の魅力の1つなのですが(笑)」

モリシー「なるほど!入社年度に関係なく挑戦できるのがマーケ部の特徴なんですね!
素敵です!続いて...」

前編は以上になります。
後編では、新卒二人から見たDeNAマーケティング部のイメージについてお話を聞いていきます。

お楽しみに!

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