僕が人材業界ではなく教育業界で戦いたい理由
僕は現在、教育業界で働いている。
これは就活を経て見つけた、自分が一番したいことができると思えた業界。
そして、今後もこの思いが変わることはないと思っている。
この業界を選んだ理由の一つが、他者の人生の分岐点に関わりたいから。
ただ、この話をするとよく、人材業界は考えなかったの?と聞かれる。
人材業界の大手企業は、給料がすごくいいしね(入社できるかどうかは別として笑)。
しかし僕は、どうしても人材業界ではなく教育業界がよかった。
その理由は、この二つの業界の分岐点に対する向き合い方の違いにある。
人材業界のお仕事では、主に就活中の学生や社会人の人生の分岐点に点で関わる。
そして、その瞬間の彼らの人生の方向決めに大きく関わる。
すごく貢献度が高く、魅力的な仕事だと思う。
ただ僕には人材業界の仕事が、彼らの問題の一時的な応急処置をしているにすぎないと思えて仕方がない。
例えば、就活生のキャリアアドバイザーの仕事。
就活生が企業に就職するというゴールを実現するためのサポートはできる。
しかし、彼ら自身がその後も道を切り拓くための力を獲得させられるわけではない。
つまり、一見彼らの人生に大きく影響を与えるように見えるけれど、根本的な人生の問題を解消できるわけではない。
その場で選べる最善策へ導くことができるに過ぎない。
もちろんこうした仕事が必要なことはわかっている。
ビジネスモデル的にそういうものだということもわかっている。
ただ僕はどうしても、誰かの人生の分岐点に線で関わりたい。
そして、それを叶えられるのが教育業界だと思う。
教育によって、知識を獲得させる、思考力を向上させる、考える習慣を養うなど、「生きる力」を育むことができる。
つまり、長期的に適切な教育を行うことができれば、絶えず自身で課題を解決して将来を切り拓いていく力を身につけさせることができる。
人の本質の部分の変化に貢献することができる。
これが誰かの分岐点に線で関わるということ。
こうしたことができるから教育業界は面白い。
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