京大卒の僕が両親に最も感謝していること
僕は両親にすごく感謝している。
この父と母の下に生まれてきてよかったなと心から思う。
今日はその理由について話させてほしい。
①父について
父は僕を何不自由なくここまで育ててくれた。
やりたい習い事は自由にさせてくれたし、奨学金を使わずに大学へ4年間通わせてくれた。
しかも4年間、家賃が高い傾向にある京都で一人暮らしをさせてくれた。
社会人になって自分で生計を立てるようになって、これは全く当たり前のことではなかったんだなとよくわかった。
父が惜しまず僕の経験にお金を投資してくれたおかげで、僕は立派なおとなになることができた。
②母について
母はいつも温かい存在でいてくれた。
栄養バランスのとれた夕飯を用意して家族を待ってくれていたこと
寒い日の朝早く起きてリビングを暖めてくれていたこと
部活の試合の応援で遠くまできてくれたこと
今思い返すと全てが温かい。
こんな風に人の温かさを教えてくれた。
母がこんな風に温かさというものを身をもって教えてくれたおかげで、感性の豊かな人間へと成長できた。
③僕が二人に一番感謝している事
僕が二人に一番感謝していること。
それは、どんな時もいつも僕の意志を尊重してくれたこと。
過去を振り返ってみると、僕には何かを強制された経験がほとんどないなと感じる。
「勉強をしろ」という言葉をかけられた記憶はないし、習い事や部活を選ぶ際や辞める際に口出しをされたこともなかった。
中学受験をしないことは自分で決めたし、高校や大学をどこにするかも僕自身が決めた。
就活の際に「有名企業へ入れ」などと言われることもなかった。
おそらく口出ししたくなることなど多々あったと思う。
僕が親なら、「これをさせたい」とか「この学校に行かせたい」とかをきっと考えてしまうし。
でも彼らはそんなことをしなかった。
どんな時も僕の考えを貫き通させてくれ、ずっと陰で支えることに徹してくれた。
本当にどれだけ感謝してもし切れないし、心から親孝行していきたいなと思う。
そして今
時がたって僕は社会人に、そして学生と接する教育者になった。
そうして仕事をする中で、ある一つのことをすごく大事にしている。
それは、僕の意志ではなく本人の意志を尊重できる教育者でいること。
そう、僕の両親がしてくれたように。
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