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くらしのともしび

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病とともに生きること
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2024年1月の記事一覧

じぶんを明け渡す

じぶんを明け渡す

なんでも受けいれてきた
こころを試すかのように
あるとき治らない病気が
からだのなかに生まれた



ゆっくり肺をこわされて
呼吸をうばわれるのなら
わたしに息を吹きこんだ
神さまにこころを捧げて



そうして大いなる存在に
病気のからだを委ねたら
ただただ導かれるままに
じぶんを明けわたそうと



なにかをこわされるのは
なにかを与えられるため
いのちの源に抱かれれば
その目的が聞こえ

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きずあとのしおり

きずあとのしおり

わたしのからだの片がわには

いくつか傷跡がならんでいる



傷跡はあなたのおはなしの栞

といつかだれかが言っていた

それならこのならんだ傷跡は

わたしのはじめての手術の栞



お医者さんと看護師さんへの

ことばにしきれない感謝の印

たくさんの怖いおもいと涙と

そこからあふれだす感謝の印



わたしのおはなしに刻まれた

このからだにのこる傷跡の栞

おしごと復帰できるように
福祉サービスをうけていて
ある会社の実習をしました

おうちでほんの少しの時間
だったけど体はぐったりで
いろんな課題がみつかって

それがなんだか嬉しかった
前へ進むことができていて
そのことがとても幸せです


〜今年初めの満月の夜に🌕

からだの譲りあい

からだの譲りあい

わたしの難病は
めずらしい病気

きっとなにかに
生かすためだと

自分でよかった
とふとおもった



なにができるか
まだ分からない

だから難病さん
お手やわらかに

体をゆずりあい
生きていこうね

***

今も変わらない
発症当時の想い

ひとりになること

ひとりになること

〈あなたへのお手紙〉



人といっしょにいて
心がおもくなるとき
わたしは人のなかに
はいらなければって
おもわなくていいよ

人のなかにいるのが
わたしのためになる
もしそうおもうなら
ほんとうの自分から
はなれているのかも

一人になりたいって
心のこえのとおりに
一人になってあげて
あなたをたいせつに
おもうようにしてね

ほんとうのことって
人のなかではなくて
そとにはみえなくて
あな

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見えずにあるもの

見えずにあるもの

もしもなにかを失って
できないことがふえて
こころが暗くなったら

失ったようにおもえて
目にみえないところで
それを与えられたから

それといっしょにいま
わたしに託されたこと
苦しみからひらくもの

やがてめぐりめぐって
人のためにもなること
いまは分からなくても

目にみえないけどある
いつかのひかりをみて
こころに明かりを灯す

助けを求めること

助けを求めること

なんびょうやしょうがいたちと
いっしょに暮らすまいにちです

ほんのちいさなささいなことで
昨日とてもこまることがあって

いちるの望みでたのんでみたら
だいじょうぶのおへんじでした



こまったときにとじこもらずに
助けをもとめはじめるちからと

さしだされたときためらわずに
救いの手にふれられるこころを

みえないところからひそやかに
あたえてもらった気がしました



どこかで今こまっ

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こころと対話する

こころと対話する

じぶんに前向きなことばを
かけることは大事だけれど

時にはことばが眩しすぎて
苦しくなることもあるから



今日の気分にちょうどいい
前向きなことばはなにかな

こころを静かにしてくれる
柔らかなことばはどうかな



じぶんをその都度みつめて
ぴったりなことばを探そう

こころにすっと染みこんで
楽になることばをかけよう

***

からだと対話するおはなし