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木月まこと
2022年10月23日 22:04
文学(文芸)というのは、根本にかなり「不安」があって、「不安」の前と後に何を配置するか、またはどのようなオブラートに包むのかが鍵を握ってる場合も多いと思う。「不安」がまったくない文学は少ないと思う
2022年2月7日 07:38
悩むのは愚か?悩む限りにおいてその人は青年なのかもそれが愚かどうかは別として悩まない種族に文学はムリだ『ハムレット』も『人間失格』も『源氏物語』も結局人の悩みだしドストエフスキーは『カラマゾフの兄弟』で58歳のときあれだけ悩んでいた。文学とは悩む情熱かも
2022年1月23日 02:29
「絵」はへこむことがなくても描けると思うけど「文章」はかなりの程度へこむことが糧になってると気づいて以前ほど、へこむことを否定しなくなった。川端も太宰も啄木も要するにへこんでる人だへこんだ向こう側に何が見えるかなんだと思う。
2021年10月2日 14:50
宮沢賢治の作品が生前ほとんど金にならなかったのは機縁とでもいうものが少なかったからだと思う芥川龍之介は夏目漱石の称賛を受けたし太宰治は井伏鱒二に弟子入りした賢治はそういった機縁が少なかったしかし賢治の作風の成立には、賢治のまわりが賑やかでないことは多分重要だった
2020年10月19日 10:38
太宰治に共感する人って、自己憐憫の傾向があるのかもしれない憐憫の情が外的現実にひとつも根拠を持たないことはないだろうけどその憐憫をどうするのかは読んだ人それぞれの課題なのだろう(太宰にどっぷりハマった人の後年における感慨)
2019年12月3日 13:25
─作家の有り様─①生き方生き様と分けて考えるのが難しいタイプ…西村賢太、車谷長吉、太宰治②生き方はそんなに問題にされない創作タイプ…東野圭吾、宮部みゆき、池井戸潤どっちに入るのかが自分の意思で決められることは少ないようだ。その中間とかもいるのかもしれない。