見出し画像

千住の永見で乾杯しよう

こんばんは。
嫌なことはお酒で遥か彼方へ流すUsuiです。
またまた久しぶりの記事となります。
ビールでも飲みながらサクッと読んでくださいな。

さて、週始めからさっそく友人と仕事終わりに、飲兵衛の竜宮城こと北千住でハシゴ酒を楽しんできました。
今回は飲みに行きたいお店に目星を付けていたので、迷うことなく1軒目へと向かいます。

久方ぶりの酒日記で訪れた1軒目は「千住の永見」

80年以上にわたり千住の飲兵衛たちを見守り続けてきた老舗大衆酒場です。
歴史を刻んだ味のある外観はどことなく入りにくい雰囲気がありますが、入ってしまえばノープロブレム。
外観とは対照的に明るく広々とした店内で、カウンター席とテーブル席があり、1人飲みでもグループ飲みでも気軽に立ち寄ることができます。
入口の引き戸は常時開放してあり三密対策もバッチリです。
前置きが長くなりましたが、ここからが本番。
いくぶん涼しくなったとはいえ、まだまだ暑さが残る東京。
ハシゴ酒の1杯目は乾いた喉に効果てきめん、ビールで始めましょう。

頼んだのはサッポロラガー。
市販では年に一度見かけるか見かけないかくらいの珍しいビールです。
生ビールのような、滑らかでスッキリとした喉ごしと比べて、どこか荒々しさのあるのどごしとガツンと舌にくる苦味が大衆酒場の雰囲気と合っていて、個人的に最も好きなビールです。
ちなみに相方は生ビールを頼んでました。
銘柄はスーパードライだったかな?
いざ、乾杯。週始めの鬱屈とした雰囲気をお酒の力で吹き飛ばしましょう!という勢いで瓶ビールを手酌でどんどん空けてきます。
ビールを飲み進めて行くうちに、おつまみが次々と到着。
最初はまぐろブツ。
程よく脂が乗っているのもあり、ビールの消費スピードがどんどん加速していきます。
ブツと言いながらもスーパーで販売しているのと比べて結構な大きさがありました。

次にもつ煮込みが到着。

ここのもつ煮込みは醤油ベースでありながらコクがあり、大宮の「いづみや」や上野の「大統領」寄りの味付けです。
バカ舌である私が感じたものなので、あまりアテにしないでください(笑)
実はここの永見、3年くらい前あたりから気になっていたのですが、常に満席かつオジさん向けの大衆酒場という印象があって敬遠していました。
今回、この日記を書くために、そして若い人にも知ってもらえたらと思い、ノミのようにちっぽけな勇気を振り絞って、のれんをくぐったのでした。
ここでビールを飲み干してしまったので、追加のお酒を注文。2杯目は日本酒としましょう。
今回頼んだものは、宮城は「浦霞」の純米酒。米のふんわりとした甘みと丸みのある飲み口が特徴的でした。刺身やおでんと合いそうですね。

大きなお猪口に、もっきりスタイルで登場。

最初のひと口はお猪口を持ち上げずに、吸い上げるような感じで味わいます。

この瞬間が自分にとって生きてて最高に良かったなと思えるんですよね。

そんなことはどうでもいいんですが笑

追加で注文したおつまみも続々と登場。

千寿揚げ(ニンニク入り)と秋刀魚の刺身です。

千寿揚げとは永見のオリジナルメニューであり、ネギ入りのさつま揚げを俵型にしたものです。今回は食欲をそそるニンニク入りにしました。

さつま揚げのフワッとジューシーな食感としっかり主張してくるニンニクの異色の組み合わせが堪らない味でした。

そして今が旬、秋刀魚の刺身です。薬味とあわせていただきましょう。プリっとした食感とほろ苦さがクセになります。やはり刺身は日本酒とあわせて楽しむのに尽きます。

さて、そろそろ次の店に移動しようとなったので、お勘定を店員さんにお願いしました。
今回はビールと日本酒、おつまみ4品を2人でシェアしました。値段にして1人あたり1500円から2000円といったところです。
おつまみと日本酒のバリエーションが豊富だったので、正直なところ物足りてません。(もちろん良い意味です!)
これから積極的に通いつめたいお店がまた1つ増えました。

中途半端ではありますが、今回はこの辺で失礼します。
明日も元気に、肝臓とプリン体には気をつけて酒場めぐりを楽しみましょう!



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?