見出し画像

ダンボール工作、捨てに行ってみた ~ハリボテ+ダンボールでDIY革命〜

以前に作った壁下地の工作… 組立の実証のためにハイエース貨物室内に製作したものでした。おかげで壁が実際に作れることが分かりました、、、もうお役御免です。倉庫の肥やしになっていたこの工作、最後の大仕事として「ダンボール工作、資源として再生可能?検証プロジェクト」で華々しい最後を飾ってもらうことにしました。

ハリボテで壁は作れるか、を検証した壁下地くん

ダンボール回収業者さんへGO

1.軽トラに積み込む

 ハリボールには各部材が多めに組み込まれているため、結構材料が余ります。フレーム部分も含めるとけっこう溜まっていしまいました。
 壁下地工作と一緒に軽トラの荷台に積み込みます。

はかりに乗っています。

2.ダンボール回収業者さんへ到着

 今回お邪魔した地元の紙類の資源回収屋さん。ここは共同開発したダンボール工場さんから紹介してもらいました。初めての僕にも丁寧に対応してくれて感動しました。初めてだったので、どんな感じなのかお話を伺うことに。

大量の紙類が

3.取り扱い品目

ここの会社さんでは
•ダンボール
•新聞紙
•雑紙
を回収しています。持ち込みは買い取ってくれるので、お金もらえちゃいます。
 改修した紙類はそれぞれベルトコンベアに乗せられます。それらは粉砕機械に入れられ、細かく粉砕。この時、OPPテープなどの少々のテープ類なら一緒に粉々になってくれるので、機械が壊れる心配はないんだそうです(ぐるぐる巻きされてたら話は別ですよ!)

圧縮して、だいたい1メートル×1メートル×厚さ20センチくらいの塊にして、半製品として再生工場に出荷するのが仕事。丁度、トラックで積み込み作業もやってました。

積み込み中

4.いよいよ、回収!

 軽トラで量りに移動し、車ごと計量しました。その後、ベルトコンベアーのある建物に行き、軽トラからおろしていきます。
 次々と捨てられるハリボールの部品たち… 開発者視点で言えば少々、複雑な気持ちです(笑) 
 さて、本丸の壁下地工作の番がやってきました… 木工用ボンドと水接着ガムテープで作った大型工作…果たして、再資源化の花道(ベルトコンベアー)に乗ることはできるのか・・・⁉

運命や如何に!?

5.答え

ん?いいよー。普通に大丈夫。
 マジかー!!! これ、開発者的には感動です。商品開発は机の上から始まり、情報を集め、資源として引き取ってくれると、確信を持ちながらもどこか不安でした。 ですが今、ここで前例と根拠が出来上がったわけです。

「ハリボールで作ったダンボール工作は、資源として再利用できる」

本当に良かったです。
一応、確認のためお話を伺いました。ここの会社さんでは、引き取りの程度は、
木工ボンド グルーガン 問題無し
・水接着式ガムテープ・クラフトテープ 問題無し

OPPテープや布粘着テープ 貼りすぎの所は剥がしてくれれば回収は可能

とのことでした。いろいろ教えていただいて助かりました!

部品と壁下地は粉砕待ちです。

6.最後に

 そのあと、量りにもう一度乗り、完了です。もう最後まで、すごい親切丁寧な対応ですごい感動しました!ぜひまた宜しくお願いします^_^そしてさようなら、壁下地くん。

 今回は軽トラの半分くらいしか無かったけど、なんと80円になりました^_^ガリガリ君買いました(笑)

この後ガリガリ君に変身しました。

今回は以上です。最後までお読みいただきありがとうございました。
  
次の記事は、こちら↓


以下の記事、もしよかったらご覧ください。


ディアデザイン  代表:鹿内 浩樹

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?