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「スマホカメラは究極兵器!? ~人類の未来はスマホカメラに託された~」の企画書
◆キャッチコピー(1文で50字まで)
スマホカメラは究極兵器!? AIに支配された世界で人類の解放を目指す少年と不思議な少女の物語
◆あらすじ(300字まで)
AIがあっという間に世界を乗っ取り、人類はAIに指示されたことを淡々とやる奴隷作業者の暮らしを強いられた。抵抗する者達は事ロボットで次々と殺されていく。
抵抗者の少年はロボットに追われる途中少女に出会う。少女を助けようとした少年だったが、
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~ 3話
手早く荷物をまとめ、馬車を貸し切りにしてまずは隣街へと旅立った二人――――。
馬車は壮麗な石造りの城門をくぐり、見渡す限り広がる麦畑の道をカッポカッポとのどかなペースで進んだ。これで王都ともお別れである。
自分で選んだ道ではあったが、もう二度と戻れないかもしれないと思うと、胸がキュッと苦しくなり、オディールは思わず後ろを振り返った。
立派な城壁、多くの馬車が行きかう城門、思い出のたく
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~ 2話
外に出てふらふらと石畳の道を歩いていくと、ボールルームからダンスの生演奏が流れてくる。策略と謀略が織り成す社交界に鳴り響く美しい音色。見れば王子はニヤニヤしながらアマーリアと踊っている。
ギリッと奥歯を鳴らしたオディールだったが、ふと思い立ってニヤリといたずらっ子の笑みを浮かべた。
王子がバカにした【お天気】スキル。その真価はどんなものだか、せっかくだから試してやろうと考えたのだ。
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~1話
1. いたずらっ子オディール
うららかな春の昼下がり、豪奢なお屋敷の廊下では赤いじゅうたんが陽の光を浴びて鮮やかな輝きを放っていた。
フンフンフーン……。
はたきを持ったメイドの少女【ミラーナ】が鼻歌を歌いながら、観葉植物の埃を落としている。
「はい、綺麗になったわね」
ミラーナは幸せそうに微笑むと、観葉植物の植木鉢に手をかざし、目を閉じて土魔法の呪文をささやいていく……。
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~ あらすじ
公爵令嬢に転生したオディールが得たのは【お天気】スキル。それは天候を操れるチートスキルだったが、馬鹿にされ、王子から婚約破棄されて追放され、美少女メイドと共に旅に出る。
砂漠に【お天気】スキルで雨を降らし、やがて花咲き乱れる砂漠の街を作るが、これを気に食わない王子が侵攻してくる。【お天気】で一瞬で壊滅させたものの、国王の暗殺計画でヒロインが瀕死となる。これを治すためオディールは苦難を乗り越えなが
「ゆるキャラ、牙を剥く電子猛獣の叛逆 ~AIの闇を破る少年少女の死闘~」企画書
◆キャッチコピー(1文で50字まで)
看板から飛び出してくる多彩なキャラ達と死闘の末たどり着いたこの世界の真実。AIから世界を取り戻せ!
◆あらすじ(300字まで)
幼馴染の少年と少女は同じ中学のゲーム部で毎日狙撃ゲームをして遊んでいた。二人はゲーム中に新たな街に飛ばされる。それは自分達の街だった。しかし、人は誰もいない。
そこに襲いかかってくる敵。それは看板から飛び出した犬や猫のキャラ達だった
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~番外編
番外編《登場人物インタビュー》
作者「はい、皆さん、こんにちはー!」
オディール「こんにちはー!」
ミラーナ「こんにちはぁ」
作者「堂々二十万字完結! 二人ともお疲れさまでした!」
オディール「いやホント、ひどい目に遭わされてクタクタですよ」
ミラーナ「オディは随分大変だったみたいね、お疲れさまっ」
作者「ごめんなさいねぇ。でも殺されていないだけ過去作からすると楽な方なんですよ? ぬははは」
オ
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~83
83. ケンカごっこ
時は数年前にさかのぼる――――。
女神の仕事を手伝うようになったオディールは、その日も朝早くから神殿のコントロールルームへ出勤していた。
「おはようございまーす!」
自分の席に座って目の前に大きな画面をいくつか開くオディール。任されていたのは蜘蛛男のような危険分子を探し出し、世界の健全性を保つという仕事なのだった。
コントロールルームは、まるで外資系コンサル
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~81
81. ダイヤモンドの吹雪
可愛いピンクのドレスに身を包んだタニアがトコトコっとやってきて、ニコッと笑いながら指輪を載せたトレーを差し出した。
「どうじょ」
サラサラとしたボブの髪型にプニプニのほっぺたが実に可愛らしい。
「ありがとう」「いい子ね」
二人はリングを取ると、互いの薬指にリングをはめあい、ほほ笑みあう。
「それでは誓いのキスを捧げよ」
いよいよクライマックス。女神
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~80
80. 新たな神話
茎の太さもどんどんと太く立派になり、もう直径一キロは優に超えているのではないだろうか?
先端はもはや宇宙に達していて、青空の霞の向こうにうっすらとその姿を見せるばかりとなっている。
巨大な葉が次々と展開し、途中でどんどんと枝分かれしていった枝先にはやがてつぼみが見えてくる。数十メートルはあろうかという大きなつぼみが無数に現われてきて大空を覆いつくしていく。
と、
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~79
79. 響き渡る鐘の音
オディールは剣を高々と掲げると堂々とした声で叫ぶ。
「公爵家の財産は没収! 領地は我がセント・フローレスティーナが併合する!」
「おぉ!」「つ、ついに……」
自警団のみんなはオディールがアグレッシブな方針を決意したことに驚き、どよめきが広がる。圧倒的な力と先進的な発想を持ちながら砂漠に籠り切っていたことにみんな違和感を持っていたのだった。
くぅぅぅぅ……。
【お天気】スキルを馬鹿にされ、追放された公爵令嬢。不毛の砂漠に雨を降らし、美少女メイドと共に甘いスローライフ~干ばつだから助けてくれって言われてももう遅い~78
78. 互いの想い
「ふふっ、いきなりどうしたの?」
ミラーナはオディールの必死さに少し戸惑い、眉をひそめる。
マズい……。どうやら押しすぎてしまったらしい。しかし、もはや猶予はない。オディールは深呼吸をしてテンションを少し落とすと、落ち着いた声で語り掛ける。
「ねぇ、ミラーナ……」
「なぁに?」
オディールは大きく息をつくとミラーナを引き寄せ、ミラーナのブラウンの瞳をのぞきこむ