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究極のプラス思考!イタリア式思考術を紹介

究極のプラス思考!イタリア式思考術を紹介

イタリア人はプラス思考です。
もちろん全員が全員ではありませんが、全体的に日本ではマイナスを重視する文化なのに対し、イタリアはプラスを重視する傾向があります。

実際の事例とイタリア人的考え方を見てみましょう。

寒い中アイスを買ったらガチガチに凍っていた

寒い上に食べられません。

◆日本
すぐ食べられないし寒いしついてない。お店も悪い

◆イタリア
長くあなたと居られる。アイスも溶けにくくて長く味わえそう。

ナンパした/された

ナンパは日本でも海外でも禁止されている国以外ではよく起こることです。
例えばナンパして断られた/断った。というシチュエーションがあったとします。

◆日本
した側「断られた。時間を無駄にした」
された側「ナンパされた。時間を無駄にした」

ナンパに失敗したので、したほうもされたほうも不快な表情を露わにします。

◆イタリア
した側「会話してくれてありがとう」
された側「見つけてくれてありがとう」

なんとお互い感謝します。(※そうじゃない雰囲気になることももちろんありますが)
日本ではそもそも断りの文句を言う前に無視を決め込み、ナンパしてきた側が捨て台詞を吐いたり、付きまとうなんてこともありますが、ナンパの本拠地ではそれは不当行為です。

ナンパでは断る場合でも、一定の対話が発生します。
女性から断った場合は、男性は追いかけたりケンカ腰になることはありません。「魅力的な方とお話させてくれてありがとう」みたいな感謝をして去ります。

イタリアでは、マイナスのことはプラスに、プラスのことは二倍プラスに考えられます。

この文化は、裏を返すと皮肉屋にもなりえます。

イタリアでは、結構多くの皮肉が日常に込められていて、特に自虐ネタも日常的に存在します。
例えばローマのマンホールにあるSPQR(ローマ人のレディースアンドジェントルマンのような掛け声)も、Sono Porci Questi Romani(ローマ市民たちは豚である)の略だと皮肉ったりします。
このように、普段はプラス評価であるものの、嫌いな外国人や為政者に対しては特に評価の目が厳しく、強烈な皮肉を投げかけることもあります。

プラスとマイナスは表裏一体です。
考え方を逆転すれば、良くなることもあります。

ドイツのことわざには「最も運のいい人は、自分が運がいいと思っている人だ」というものもあります。
運を引き寄せることは、考え方から始めるのも良いかもしれません。

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