「エヴァでね…」「はっ!?」
その打ち合わせは、
結構込み入った内容だったのだけれど、
なんとかこちらに有利に引っ張り込んで
終えられた。
ひとしきり雑談も終わり、さあ意気揚々と
引き上げようかというその時だった
「エヴァでね…」
「はっ!?」
(エヴァ…あ、エヴァンゲリオンか/0.5秒)
「死海文書の話が出てくるんだけどね…」
(え〜シカイブンショ…なんだか予言が
書かれているやつだったかな?/0.8秒)
「あれはね、%>@,2〜R^v=a…」
と担当者が、トートツに喋りだすのである。
デザイナ