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命をかける仕事

以前いた会社の同僚が亡くなったと聞いた。
私よりいくつか下だから、50になったか
どうかという年齢のはずだ。
心筋梗塞だったという。
会わなくなって10年近く経つので、
私は細かいことは知らず、
最近はフリーだったとしか聞いていない。

なぜ亡くなったのか?詳しい話も聞いてない。
ただ仕事がらみであろう事は想像に難くない。
ストレスが溜まってたのだろうか、
過重労働だったのだろうか…

いつも思うのだけど、
「何も死なんでもええやん…」と本当に思う。
命をかける仕事なんぞこの世にそんなにない。
消防士とか前線の兵士やアイアンマンとか
それぐらいしかないのだ。

だって生きるための仕事のはずなのに、
仕事に殺されたら本末転倒ではないか。

それに、
あなたが死んでも誰かが仕事を引き継げるし、
家族はあなたの死を乗り越えちゃうし…
(乗り越えちゃうんですよ!あなた!)
電車は時刻通り発車するし、
回転寿司のマグロだって
いつも通りくるくる回ってるはずだ。
そうやって社会は回っていくんです。

悔しいじゃないですか、
あなたが死んでも世間は
きっといつも通りなんですよ。
マグロなんかくるくる回ってるんですよ。
だから…
なにも、あなたが死ぬことはないのです。

という私も死にかけたことがあるから、
偉そうなことを言えた義理はないのだが…
でも、だから
「何も死なんでもええやん…」と本当に思う

みんな死ぬなよ。
ホントに…。

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