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高校生の進路選択 その2 かつきさん(前編)「海外大学入試で全落ちしたが、自分で立ち上げたプロジェクトで進路が見つかった」

GTE / DECA JAPAN

GTE アントレプレナー育成(起業家教育)プログラム修了生のかつきさん(京都大学 教育学部 在学中)に、高校生時代の過ごし方や今の進路に決めたきっかけなどについてインタビューしました。かつきさんのストーリーは、これから進路選択を控え、悩んでいる中学生・高校生とその保護者の方へのヒントとなるでしょう。

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【 語り手 】 かつきさん(京都大学 教育学部 在学中)
【 聞き手 】 能登 左知(一般社団法人カピオンエデュケーションズ 理事)

対談記事は、「前編」「中編」「後編」の3回に分けて投稿しております。
前編では、かつきさんが海外大学を目指すきっかけは何だったのか、そしてなぜ全落ちという結果になったのかについてお聞きしました。


<  動画で見たい方はこちらから(YouTube) >

かつきさん「本当に自分は東大を目指したいのか?人の成長を目の当たりにした時に、教育学部へ進学したいと強い思いが生まれた」


< リンクはこちらから >

・高校生の進路選択 その2 かつきさん(前編)「海外大学入試で全落ちしたが、自分で立ち上げたプロジェクトで進路が見つかった」
・高校生の進路選択 その2 かつきさん(中編)「海外大学入試で全落ちしたが、自分で立ち上げたプロジェクトで進路が見つかった」
・高校生の進路選択 その2 かつきさん(後編)「海外大学入試で全落ちしたが、自分で立ち上げたプロジェクトで進路が見つかった」


落ちこむ間もなく毎日のように不合格通知を受け取る


能登: かつきさんは、海外大学入試と日本の大学受験の両方を経験されています。まず、海外大学入試の体験について教えてください。

かつきさん: 海外大学に十数件出願しましたが、すべて落ちました。
 (※ アメリカの大学の通常出願だったので)3~4月に次々に合否通知を受け取ったのですが、来るもの、来るものぜんぶ落ちていて。落ちこむ間も吹っ切れる間もなく、毎日のようにどこかの大学から不合格の通知が来たんです。
 でも、毎日のように聞いていると慣れました。
 最後の大学の合否発表日が、京都大学の入学式の日と同じだったんですよ。入学式に向かうバスの中で最後の不合格通知を見て、「よし!」と言って入学式に出席しました。

能登: 吹っ切れた(笑)。

かつきさん: 「こんなに落ちるもんなんだな、なら仕方ないや」と。自分なりにベストを尽くした結果が無理なら仕方ないな、と思うくらいにはがんばったので。
 でも、今思えば反省点や、もっとやっておけばよかったと後悔もしましたね。

海外大学への挑戦を決めたのは高2の冬


能登: 海外大学入試にすべて落ちたあと、なぜ京都大学に入学したかについては、後で詳しく聞かせてください。
 その前に、なぜ海外大学に挑戦しようと思ったのか、何が原因で不合格になったと思うのか、お話を聞かせてください。きっと、海外留学に興味のある生徒さんや保護者の方に役立つことだと思いますので。

かつきさん: 実は、高校2年生の冬までは、海外大学を目指そうとはまったく思っていませんでした。
 僕がいた高校はほとんどの人が東大や医学部を目指す学校でしたが、「自分もこのまま流されていいのかな」と思い、高2の冬に自分自身を理解する時間をとったんです。
 それで、自分はこういう理由があるから東大を目指す、と理由が明確になればそれでいい。でも、理由が見つからなければ、自分にはまた別の選択肢があるかもしれない。まだ選択肢を試してもいないのに東大を目指すのは後悔するなと感じました。
 自分自身を分析すると、「オープンにはっきりと意見を言い合うのが好きだ」「周りの人と何か話し合ったりアウトプットを出したりするのが好きだ」と考えて、海外大学のほうが自分の性に合うんじゃないかと思いました。海外大学を一度目指してみて、それでダメならスパッとあきらめて日本の大学に行こう。そう決めました。

能登: 高2の冬にそう決断して、ご両親はビックリしたんじゃないですか?

かつきさん: 「突然何を言い出すんだ、お前は東大に行くんじゃないのか」と言われました。でもそのときの僕は真剣で。色々言われましたが、僕も一度言い出したらある程度やるまであきらめられない性格なので。
 それで、海外大学を目指すには何をすればいいか調べ始めました。奨学金について調べたり、海外留学の説明会に参加したりして。そのときは親も手伝ってくれたけど、親も初めてのことなので全然知らなくて。
 色々調べた結果、アメリカの大学を目指すなら TOEFL や SAT などのテストを受けないといけないし、課外活動にも参加しないといけないと分かって。それで最初に参加した課外活動が DECA JAPAN のプログラムでした。

DECA JAPAN のプログラムで英語プレゼンを行うかつきさん
DECA JAPAN のプログラムで英語プレゼンを行うかつきさん(写真中央)。
最後のコンテストで、かつきさんのチームは惜しくも第4位の成績だった。

大学や学部を選ぶ基準があいまいだったのが、不合格の原因と分析


能登:
 アメリカの大学だけでも 4,000 以上ありますが、どういう基準で大学や学部を選んだのでしょうか?

かつきさん: 最初はレベルの高い大学を見ていて、アイビーリーグやそれと同列のリベラルアーツカレッジ、それと、心理学や哲学といった自分の興味のある分野が勉強できそうな大学に出願しました。
 学部については、自分はあのとき、教育にちょっと関連するようなことに興味があったのですが、その興味にちょうどあてはまる学部がなくて。
 それで「心理学や哲学を融合して学びたい」と書いたけれど、いま見たら自分が何を学びたいのかハッキリしない。大学から見ても、「結局この生徒は何をやりたいのだろう?」と思われても仕方なかったと思います。

能登: 今から見ると、進路を選ぶ基準がハッキリしていなかった?

かつきさん: はい。海外大学は学力、課外活動、エッセイなどで総合的に人間を判断する傾向が強いと思っていたので、「もしその大学に僕が入れるのであれば、その大学はすごく自分に合っている場所なんだろう」と期待していたんです。
 それで、自分で進路を決めるというより、「海外大学の方に、自分がその大学に合っているか決めてもらおう」と考えて色々な海外大学に出願を出しました。
 つまり、日本でも自分に合った進路を選べなかったのに、海外大学を目指したときも大学と学部を自分で選べなかった。進路選択を自分で決めず、相手にゆだねるような出願をしたのがダメだったと思うんですよね。「自分はこうなりたりから、ここでこれを学びたい」というハッキリした目標があった方が大学から見て魅力的なので。

能登: 結果だけを見ればハッピーではないかもしれませんが、今のかつきさんを見ていると、それでも全力で挑戦した体験がものすごく生きていると感じます。

かつきさん: それは間違いないです。海外大学を目指したことは自分にとって間違いではなかったと思います。



前編では、かつきさんが海外大学を目指すきっかけは何だったのか、そしてなぜ全落ちという結果になったのかについてお聞きしました。中編では、なぜ京都大学 教育学部に進学したのか、なぜ自らプロジェクトを立ち上げたのかをインタビューしてみたいと思います!

【 編集 】 柏 陽平(一般社団法人カピオンエデュケーションズ メンター)


< 中編へのリンクはこちらから >

・高校生の進路選択 その2 かつきさん(中編)「海外大学入試で全落ちしたが、自分で立ち上げたプロジェクトで進路が見つかった」



GTE / DECA JAPAN


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