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#まちづくり

地域の個人商店みたいなマンションを建てたい

地域の個人商店みたいなマンションを建てたい

私が生まれ育った東京の下町・荒川区には元気な個人商店が並んでいます。

地域に根を張り営まれてきた店構えは、もはやこの地から生えてきたような馴染みっぷり。新参者が一朝一夕で真似できるものではありません。そういうお店はどこかご店主のキャラクターが乗り移ったような雰囲気もあって、消えたら二度と生まれない存在。

これって、個人商店だけでなく、マンションなどの建物にも当てはまるんじゃないかと思います。

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私が廃村の土地を買う理由ーまちを丸ごとホテルにするという新しいまちのカタチ

私が廃村の土地を買う理由ーまちを丸ごとホテルにするという新しいまちのカタチ

大都市の過密と田舎の過疎化という二極化によって、今日本にはたくさんの廃村があります。人が住まなくなり、手入れがされなくなった土地はどんどん荒んでいきます。

所有者ですら持て余してしまうそんな荒野の土地や、そこにある建物を私は今せっせと買い集めています。

なぜ、そんなことをするのか?答えはもちろん、儲かるからです。

村まるごと買い占めても3,000万円人も住んでいない、アクセスも悪い土地をわざ

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ラブライブ!を活かせなかった街

更新がかなり滞っていました、すみません……
これからは少しづつ頻度を上げていければと考えているのでそんなんで良ければどうぞよろしくお願い致します。

先日、友人と久々に沼津へ行きました。何度も行ったことのある街であり、かねてより知っていたとはいえ、その廃れっぷりには改めて寂寥感を感じてしまいました。ああ~寂しい寂しい、的な。
親に昔よく聞かされていたのは、沼津はかつて商店街に人が集いもっと活気のあ

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まちづくりの成功と失敗を分けるのは、たった一人のトータルプロデューサーの存在だった。

まちづくりの成功と失敗を分けるのは、たった一人のトータルプロデューサーの存在だった。

まちづくりの成功と失敗を分けるもの。その最大の要因の一つが「トータルプロデューサー」の存在であると私は考えています。

どんなに素晴らしいコンテンツがあったとしても、その場所のコンセプトが統一されておらず、それぞれが点と点として存在しているだけでは、たった100メートル先にある場所までも、観光客は足を伸ばしてくれません。

まちのコンセプトを決める、鶴の一声。まちにはさまざまな人が住んでいます。こ

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