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「あの眼」を恐れていた頃の記憶

「あの眼」を恐れていた頃の記憶 ver1.1

「ゴールが単一であるからこそ成立する、縦社会の絶対善」を心の底から嫌った。けど、「それ以外の世界に移る」なんてカードは知らなくて、選びようもなかった。

あの頃、何度となく繰り返されたこの会話。

「―― すみません、無理です。」
「え?」
「―― は、みんな同じだよね」

そう、「俺が正しい」と言わんばかりの、この目を向けられた記憶が、僕のどこかに生きている。「さて、どんな言い訳が出てくるのかな」と言いたげな、この目*。( *上画像参照 )

あの日は、ただ、頭を下げるほかなかった。

いまの僕は、どうだろうか。

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