メキシコシティの旅(2) 官庁街・クアウテモック地区
ソカロ広場から西進するとベラ・アルテス宮殿という美術館がある。この美術館の前は秋葉原みたいな繁華街と観光地区の間を幹線路が走っていることから横断歩道が非常に混み、スリの巣窟として知られている。一人旅なのでたまには後ろをキョロキョロする必要がある。その先のアラメダ公園はホームレスやストリートギャングの溜まり場といった場所で、若い男の子がベンチに座っている他の男の子をサッカーのシュートよろしく、思い切り蹴り上げていた。人気がない状態でひとりでこの場所を歩くのはやや危険な雰囲気だ。