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- リスキリング vol.10 - "攻めの学び"に転じられるか?


春学期の始まりとPCの買い替え

冬休みが終わり、春学期が始まりました。前学期はちょっと不完全燃焼だったところがあったので、質をもっと上げて攻めていこうと、オーバーホールをし~っかりしつつ考えてました。

あ、本題に入る前に、Laptopを買い替えましてね。HPの14インチ。約1.3kg。Core i7。だからなんだって話なんですが、私にとってはワクワク。だってこれ、英語仕様なんです。実は憧れてまして。グローバルの会社って調達を海外一括でやるところもあって、使ってるマシンが海外仕様なんすよね。(今は知りませんが) Keyboardの並びが違う!とかACアダプタが刺さらない!とか、うわぁグローバル!って思ってたもんです。で?って話ですけど。

LaptopはLenovoのThinkPadからHPに乗り換え。
OSもProにして、暗号化やったし、セキュリティも可能な限り。
Keyboardはしばらく慣れないです。言語の切り替えも。
このミツマタのプラグ。日本のコンセントだと対応してないやつがあったりします。
こんなどうでもいいことに憧れる人がいるんですよ。

シラバスの重要性

さて、今期もいくつか授業を取るのですが、質を高めるには、シラバス(=授業計画などが書いてあります。)を熟読してポイントを掴むことがまずやるべきことだとようやく気付きました。(おっさん遅いよ!)

シラバスはあくまで計画書ですが、振り返ると面白いものです。しっかり作り込んでその通りに進める先生、一応作ってはいるけど全然その通りにやらない先生、単元ごと端折ってお尻合わせする先生、その通りに進めようとして結果難解なパートの説明が薄くなる先生。彼らのパフォーマンスも冷静に見ると、ん?って人もいましたね。教え方が下手とか雑とか、情報が古いとか。

この手の「教える」商売も世の流れを汲んで、もうちょい学生志向にした方がいいんじゃないのって思うことはあります。ある意味学生は顧客ですから。

どうセメスターを”攻め”るか?

シラバスってのは、その授業で何が学べて、そのためにどう構成されてるかがわかるものです。そうすると、2週やるってことはここは大事なところかとか、この辺に盛り上がりが来て、ってことはテストは面倒そうなこの単元が出るのかな?とか考えるのがね、なかなか面白かったです。全体把握っすね。単元ごとの予習とか段取り組むのが楽になります

目先目先で対応していくと、知識が積み上げ方式になって、応用しづらいんすよね。情報の相関性とかね。頑張った、で終わっちゃう。まず全体感を頭に入れて、上から下に血を通わせていった方が、理解が弱い時に原因の洗い出しと対応がスムーズなんすよね。この辺は仕事と同じノリですね。

授業が終わると夜なんすよね。学校行くの毎日じゃないですけど。

けどシラバス、学期が始まらないと(あるいは最初の授業が近づかないと)公開されないみたい。そこを事前にやっておいて授業に臨むのが、今期の改善点なんだよなぁ。結局準備も余裕をもって計画的にやりたかったんです。ひと度始まっちゃうと後手になるから。

次なんの授業取る?のやり取り

そこで重要になるのが、クラスメイトとのパイプラインです。前学期末くらいから、”次なに取るの?トーク”をして探りを入れる。そして、今まで何を取ってたかも聞き出す。冬休み中、パイプライン先に、私が今度取る授業を取った人がいれば、ねぇねぇシラバス見せてよ~ってPDFをもらう。さすがに課題とかテストの情報とか聞くとゲスくて人間性を疑われるとイヤなので、そこまではしない。もらえたらシメシメ、ということでじっくり読んで、先取り学習するんです。日本語の資料をウェブで探して。たくさんありますからね、わかりやすいの。先生が変わると空振りになりますが、そもそも誰がやっても授業の肝がガラッと変わることはないので、やって損はない。

クラスメイトがどう休暇を過ごしたか、人それぞれなんですけど、ビザの関係で気軽にアメリカに行けないって人がいて、日本で良かったと思ったこともありました。

パイプラインはいくつもあった方がいい

私のポートフォリオは、ほとんどインド人系。バランスは悪い。そして、たまたまかもしれませんが、あの人達、全然横のつながりがない。自分の範囲のみで他の人は知らないって。結局頼りになったのが、中国人。俺持ってないけど友達に聞くよって、シレっと2つの授業でもらってきてくれた。さすがのネットワーク。このお国柄の違いよ。ありがたやありがたや。結果、先生が違う人で空振りはあったんですが。

効率よく予習できたのはデカい

私も、ダメおじさんなところがあり、休み中はムチを入れても出力が上がりませんでしたが、それでも予定を組んだところまではギリ終わらせました。使った参考書は二度目ともなると理解度が高まりますし、日本語で予習しておけたので◎。完ぺきではないですが、やった分の心の落ち着きがあるのは、改善点です。

そんな中、おじさんに”春”が??

そしていざ授業です。最初は概要はこうだとか、グループワークはこういうことやるだとか、テストはこうだとか、ウォームアップ。その中で、組織行動論ってのかな、結構歯ごたえがあるクラスがありまして、いろいろタスクを振られて、あ~~って重い気分で授業が終わった直後、「脱日本おじさん、また一緒ね。グループワークやらない?」って女子に声かけてもらいましてね。「やるやる!ぜひ!」って即答。また一緒って誰だっけ?と思いつつ。けどこんなにうれしいことはないでしょう!!心がパッと明るくなる瞬間ですよ。

ただ、二つ返事したものの、この授業も優秀なクラスメイト、テジャスありきで取っていて、一緒にやることも話していました。彼に話すと、「いいけど、授業にちゃんと来るとか期日は守るとか、大丈夫?」ってズケズケ聞くんですよ。そりゃ大丈夫よってなるんですが。

ちなみに、また一緒というのは、前学期に同じ授業を取っていたみたいです。私の提出物が良いと思ったからなのか、テジャスが率いたチームの精度が良いと思ったのか、たまたま知ってる人がいたから声かけた程度なのか(まあ、これなんでしょうけど) 、聞きはしませんけど。

ポジティブになる要素ができたものの、やることは私にとっては結構タフ。。。
この授業のグループワークは、もれなく、、、インドチームです。

はっけよい!の立ち合い

最後は珍道中になってしまいましたが、冒頭の通り今期は”攻めの学び”を目指す訳です。同じ轍は踏まないよう効果的に準備をして、集中力を高めて心も澄んだ状態。相撲でいうと、見合って見合って、さあ立ち合い。授業にがっぷり組んで、しっかり寄り切りたいところです。

立ち合いに変化は無用。考えないといけないものは考えて考えて考え抜く。


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