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- 思春期と反抗期 小学5年生-



思春期にこそ、自分自身がある

少し前ですが、yuriqloさんの「旅行が嫌いだった時期がある」という記事を拝読していて、あ~あったあった、あるあると共感しました。わかる、わかります。不貞腐れた顔の写真を思い出します。

私、成長期には、いろいろネガティブなこともあったのですが、それでもやはり、そこには今の自分を形作っている要素があるんだろうと。どんなんだったっけなぁ。。。そんな訳で、30年以上前を振り返ってみたいと思います。

そう言えば、いつからだったのか?

高校生の時は、朝から晩まで部活。男子校体育会運動部上下関係規律絶対厳守の世界なので、反抗も何もない。家帰ったらヘトヘトでご飯をしこたま食べていた記憶しかない。料理ひっくり返したり、壁に穴開けて心がすさんでいたのは、中学生の頃だったと思うんです、反抗期。一方で、思春期はいつからだったんだろうか。自分史でターニングポイントになった出来事を・・・。

インパクト大!な自己紹介

私、転校を経験していましてね。印象に残っているのは、小学5年生の時。7-8年住んでいた奈良から、神奈川の川崎です。4月、一学期の初日、自己紹介の第一声。
はい、じゃあ、自己紹介してと振られ、
・・・
え〜っと、、、奈良から来ました~
・・・
ワハハハハッ 大爆笑!

教室ではなく、校庭の一角、ジャングルジムを背にしてた記憶が蘇ります。どうして大爆笑!!??これね、イントネーションだから文字だと伝えづらいのですが、めっちゃ関西弁な訳ですよ。東京の人には面白く聞こえたんだと思います。本人は「???」と同時に、あれ、なんか違う、これ、まずいかもと、不安かつ危険な感情を覚える訳です。

実はこれ、自業自得

なぜ、その感情を覚えたのか。思い当たる節がありました。実はその半年だか1年だか前に、奈良の小学校に静岡からの転校生がやってきたんです。ジュンコちゃん、かわいらしかったんだと思います。その子は標準語。私はちょっかいを出したかったのが10割、イントネーションが違うとか、なに東京の言葉しゃべってんだよ(実際は〜しとんねん的な感じかな)って難癖をつけて。些末ですが奈良の田舎もんにすれば静岡も東京も一緒だったんだと思います。で、彼女泣いちゃって、先生から放課後残るよう言われて、お話をした記憶も戻ってきましたよ。あ~なんか、あの時はごめんね。たぶん、好きだったんだよ。悔い改めます。そして、その報いが川崎で起こったのです。

〇ン〇ンマン登場!

私は覚えてないんですけど、家族曰く、関西弁が抜けるのは早かったみたいです。必死で慣れない標準語を覚えたんでしょうね。この辺りに適応力の基礎がある気がします。
そんな中で、忘れられないのが、学級通信の見出しを飾ったこのフレーズ。「〇ン〇ンマン登場!」当時は確かそのまま文字が入ってたと思います。
これは、転校して1か月くらいか、体育の授業の後、グラウンドにスプリンクラーで水を撒いてるとき、どういう流れかで、数人で脱いじゃって、水浴びしちゃうという。おバカさんな話です。極めつけはそのまま走って一周。なんで脱いじゃったのか定かでないですが、目立ってキャラクター確立したかったのか、おちゃらけチームに溶け込もうとしたのか。新参者ですから。グラウンドをフル〇ンで走ればインパクトはあるでしょう。

相撲大会と出てこい~!

これも5月くらいだと思いますが、川崎市が主催するちびっこ相撲大会にも学校代表で出ました。代表って言っても、やる人なんて多くないから、立候補即代表です。グラウンドに土俵がある学校でしたよ。やっぱりここでも積極性があります。当時は痩せっぽちのひょろ長でしたので、デッカイ子に投げ飛ばされたんだと思います。

あとは、先生には頻繁に怒られてました。理由は何なのか、授業中うるさかったとか注意されても止めないとか。言うこと聞かない悪い子は、先生から愛のムチが来るわけです。ギャーギャー騒いでると、うるさいヤツ出てこい〜って言われて、前に呼び出され、デコピンやら程度によっては黒板用の定規でケツバットとかね。ほんとアホかって話ですが、わざと騒いで、罰を受けにいってました。体罰なはずなのに、目立てるチャンスって思ってたんですかね。反省ゼロ、全く。先生もいい迷惑。オイタが過ぎる時や先生の機嫌が悪い時は木製のロング定規が折れるなんてこともありました。

笑われることの功罪

結局は三枚目。子供ながらに、ポジションを見つけようと懸命だったんですね。手法はベストかはさておき、笑ってちょうだい今日もまた、というところです。笑われるってのにはネガティブな側面もありますが、私は使いようだと思います。自己肯定なだけですが。

功:周囲の警戒心が下がって溶け込みやすい。やってる本人もポジティブ、何も考えてないってのはありますが。何より適応する型を身につけたのは役に立ちました。

罪:モテない。このキャラはモテません。運動もそこそこできて、勉強もできる部類だったろうし、スラッとしておまけにひょうきんってなると、モテても良さそうなのに。顔がダメとか、笑わせるではなく、笑われてると、あいつバカね、で終わるんでしょうね。バレンタインのチョコレートも、下駄箱のラブレターも一度もなし。尤も、自ら告白もできないチキン野郎でしたが。

これはトレードオフみたいなところはあります。仮に言葉でつまずいていたら・・・はあるので。と言うことで、適応力。ここにも原型があるんでしょう。あと、本編から外れますが、その後の人生でもモテ期はない・・・。一生ないのか、まさかこれからなのか??

騎馬戦は上の人。けどケンカ下手だし、すぐ負けちゃったと思います。
運動会のリレーです。どういう組み合わせだかわかりませんが、1年生から6年生までで組を作るんでしょうね。こういうのって学校が撮ってくれたんでしょうかね。
川崎市の運動会ってのがあって、いろんな学校が参加するイベントがありました。これも出たいって言って出たんじゃないですかね。走るのは多少速かったと思います。場所は等々力の競技場です。

ひょうきんキャラから一転・・・

しかし、笑われるキャラクターも愛と信念を持ってやってれば、充電バイクの旅みたいにスペシャルな感じにもなるから、そこまでいければ素晴らしいと思います。人徳を備えないと、阿呆になってしまいますが。。。
初恋を思い出すのも悪くないですね。まさか、きっと気になってた女の子にイジワルして泣かせて、差しで放課後に残されて、結局怒られたんですけど、そんな甘酸っぱい思い出が甦るなんて思いもしませんでした。今回は適応力がkey だったはずなのに。

さて、思春期と反抗期は次回の話は、反抗期、大荒れの中学時代です。

本編と全然関係ない写真が締めですが、決定的な瞬間じゃないですか?よくこんな写真撮れたなと思いまして。


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