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- 思春期と反抗期 中学1年生 -



また転校

思春期の振り返りは、反抗期に入ります。実は中学1年の時にまた引っ越しをして、全然地縁のないところからスタート。知り合いはいません。あと視力が落ちて、小6くらいから日常的にメガネかけてました。この2つの要素が中学生活初期のポイントでした。

9選を阻止した大金星!?

中学1年の4月、入学式も終わって早々。クラスで学級委員の選挙がありましてね。昭和の、正確には平成のはじめか、学級委員、それはクラスのリーダーであり、典型的なイメージでいくと、真面目で勉強ができる子がやる、みたいな。要は優・等・生です。
中学というのは、複数の小学校から集まってくることが多く、入学し立ては人間関係が割と手探り状態。で、転校してきたばかりで、友達はいない=話す人はいない→寡黙な印象→勉強できるんじゃね?プラス、メガネかけて真面目そうに見える、、、という、各種要素が偶然重なってしまって、、、男子の部最多得票・・・。
次点の子こそ、まさに学級委員をやるために生きてきた、勉強はできる、運動もできる、真面目、加えてリーダーシップがある、という、このあと3年間ずっと学級委員をやる子。その子を押さえて、まさかの当選。いや、立候補もしてないので、勝手な推薦当選です。
女子の学級委員も、絵に描いたような真面目な才女、おまけにかわいい。その子は3年間ずっ~と学級委員。
この想定外のブランディングが、周囲を期待させ、そして失望させるのです

中学生ともなると、写真は少ないですね。家族写真も少ないし。

惨敗・・・勝手に失意

1学期に何かをやらかしたわけではありませんが、慣れないキャラクターが窮屈にさせていたんだと思います。1ヶ月も過ぎれば、秩序は整理され、適切に落ち着きます。夏休みが過ぎ、2学期は波乱起きず、順当に選出。私にも票はあったと思いますが、敗退ですよ。別にしがみつきたい訳ではないので、いいっちゃいいのですが、わかります?この謎の失意勝手に担がれて、勝手に梯子を外される。気分は良くはないですよ。

これが最後の家族旅行じゃないですかね。上高地。私、丸刈りですね。

塾をサボってゲーセンへ

バスケの部活をやって、ヘトヘトのまま塾へ行って。秋くらいから、生活が"ぶれ"始める訳です。勉強イヤだったんでしょうね。塾に行くふりして、駅前のゲーセンへ。(今みたいにプリクラとかクレーンゲームとかのファンシーな雰囲気じゃないイメージです。タバコの臭いと不良がたむろするところ。) 補導なんかもあったんじゃないかな。何やるって小遣いなんて大してないから、ブラブラして時間潰してたんだと思います。こういう背徳感って、、、イイんですけどね。思春期じゃないですか。

モクモクと悪の道へ

背伸びをすると、どんどんフェーズは進んでいくもんです。そのうち、大人の嗜みに興味を持ったり、火で遊び出したり。中学1年も冬になると髪の毛を茶色にしたり、ボンタンとかヘンテコなズボン履いてくるヤツも出てきます。短ラン、特攻ベルトとかね。今でいう多様性ですよ、ある意味。学校教育の中では全否定されてましたけど。ただ、あの子供みたいだった彼、彼女が、こんなことに!?って中学1年の後半はあった気がします。私はというと、容姿と着るものは、イケてなかったです。学校ジャージ愛用してたし、寝癖のまま行ってました。一方で、悪の道へはハマっていきました。

ぼや

その中学1年も終わりの頃に、何人かでやっていた火遊びが原因で、学校の裏手でボヤを起こしてしまいまして。消防車出動したり、学校中大騒動です。焦げた壁はその後ず~っと残ってたりして。卒業しても、そこを通ると苦い気分になりました。不審火ってことで新聞の地方版にちょこっと掲載されてたのは覚えてます。恐る恐る見ました。不審火ではなく、間違いなく原因はあったのですが。火のないところに煙は立ちません。その時は火をつけていないってだけで、主犯ではないとのことで、警察までは行きませんでしたが、先生にもガッツリ怒られたと思います。ビンタじゃなくてグーだったんじゃないですかね。親も呼ばれて、いろいろ言われたりしたんでしょうね、この件って話したことないですけど。

地に堕ちた元学級委員

このことで精神的に深く傷を負ったことは特にないですが、学年主任やってた担任の先生に怒られた時に、学級委員をやったやつが何をやってるって、いやいやいや、客観的に見ればそうかもしれませんが、こっちだってやりたくてやった訳じゃないでしょうよって。民主主義が個人を不幸したって話です。あと、生活指導の先生には、お前ら(共犯一味) 内申書はアウトだからなみたいなことは言われ、公立の高校に行けないって話になって。実際はそんなことはなかったんですが、まあ当時は暗雲ですね。絶賛反抗期突入中だから、親を心配させて、心配させてというか迷惑をかけて申し訳ないとか、その手のことは考えてたんですかね、考えてないでしょうね。子供としては最低な部類です。私が親だとしたら、、、かなり考え込むでしょうね。。。ろくでなしもいいとこですから。

しかし、どうやって躓くかって、いろんなトラップがあるもんです。新しいコミュニティでの適応が想定外の展開になるところとか。こういう経験は今まさにそうですけど、最初から突っ込んでいかないとか、結構自分の立ち位置を意識する"くせ"とか、役に立ってるのかもしれません。
やっていいことと悪いことは、代償はあれど理解したので、当時の関係者の方には、ご迷惑おかけし申し訳ないとともに、結果論しっかり更生しましたので、この場をお借りして、そこはお知らせします。(学年主任、生活指導、部活の監督、先生たちも退職されて、安穏な余生を過ごされていることを願います。)

13歳にしてまあまあな体験をしてしまい、中学は2年、3年と進んでいきます。が、この2年もなかなかの暗黒っぷりなのです。

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