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顔と身体がオンナに生まれたら。
先日、「哀れなるものたち」という映画を観て思ったこと。
この映画は、世間知らずの女性が世界を知る為に
冒険の旅へ出るお話しです。
未知なる世界に放たれた主人公は純粋さゆえ、娼婦の館の扉を開きます。若い主人公は誰かの目に映った途端に価値が決められ、物として扱われます。女性の性が搾取されていく様子をシニカルに描くフェミニズム映画だと思います。
フェミニズムとは女性に対する不平等の解消を主張する考
「分からない」を味わった映画の豊穣さ
週に一度ほどでしょうか、映画を視聴しては感想文を投稿するのがすっかり習慣になっています。数えていませんが、2023年に観た映画の本数は新作旧作を合わせて多分150本以上になると思います。私はこれを20数年の間ずっと続けています。
映画ファンというのは年の暮れになると皆こぞって、その年に公開されたお気に入りの映画を決めます。
私も毎年、数本の「モストフェイバリット」を選ばさせて頂いています。
も
【特集】大人のリアルな“映画感“
お久しぶりですシネマジェンヌのダラです!ブログの更新は久しぶりとなっておりました!
突然ですが(本当に突然)夏休み特別企画としまして、
島根県で活躍する“大人プロデューサー“ちえきちさんに、映画についてのインタビュー行いましたよ!
インタビュー場所は出雲市で話題の“カフェ&ビストロあん“。
築400年の蔵を改装したお洒落な店内で、美味しーいランチを頂きながら、明るく元気な雰囲気でちえきちさんの“映
映画にサブタイトルを勝手につける 映画コラムvol.8
先日、“たかが世界の終わり“という映画を
久しく行かない近所のビデオ店でレンタルした。
たかが世界の終わり
とてつもなく暗い雰囲気を醸し出したタイトルだ。
案の定、内容も酷く暗く、娯楽大作のような
わかり易い結末とはいかなかった。
正直いうと、途中までよく分からんかった。
主人公のルイは12年振りに実家へ帰省する。
伝えたい事があって実家に帰って来たのだけれど、この家族、母や兄、妹と義姉の
映画コラム vol.7 映画とファッション
わたしはよく、
映画の中の女性のファッションを真似します。
服装だけでなく、バッグや靴、ヘアスタイルやメイクもです。
映画からアイデアを頂いているのです。
若い頃のわたしは、ぱっつん前髪にボブヘア‼︎
これが基本でした。
ばっつん前髪ボブ子さん、
映画に登場する事が凄く多い。
代表的なのは、”レオン”のマチルダ(ナタリー・ポートマン)
美容室で“マチルダボブ”と言っても通じるほど、
とても印
映画コラム vol.6 意味が分からない映画があってもいい
わたしはホラー映画はとても苦手(特にスプラッター)
なのに、1番好きな映画はモダンホラーである“シャイニング”(1969年作)なんです。
なんだろうこの矛盾。
スティーブンキングの原作で、
スタンリーキューブリック監督作品です。
かれこれ、25年間も私のベストワン映画になっている。
その“シャイニング”が先日、午前10時の映画祭で
再上映されていました。
感動作だったら何度でも見れるけど、
ホ
映画コラム vol.4 映画の魅力
◆映画の魅力◆
たった2時間で、
読書のように知識を得られ
自分が体験出来ない得ない事を疑似体験できる。
とてもお手軽な娯楽。
それが映画。
ただぼんやり映像を観ているだけで、
他の人の人生を体験している感覚になる。
それぞれ誰かの人生のサンプルを見ている、
そう思って見ていると、
自分の人生にとって気づきになる事が多くある。
ぼろっと
自分を変えてくれる一言が放たれる
そんな事が映画に