発達障がい当事者はなぜ「コミュ障」なのか?(当事者全員ではないよ~)
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恐怖の言葉?「いつもありがとうございます」
知っている人は知っている(知らない人は知らない)話。
画像のように
「まいどおおきに!」
「いつもありがとうございます!」
と、店の人に声をかけられました。
「ああ、覚えてくれてる、嬉しいな!」
私は嬉しく感じます。
息子は(発達障がい:ASD&ADHD)というと、
「ああ、覚えられてしまった…」
「この店、もう行かれへんわ!」
となります。
最初、私は意味が全くわかりませんでした。
「覚えてもらって嬉しくないの?」
と息子に聞くと、
「覚えられてイヤじゃないの!?」
と、逆に聞かれました。
感性の違いがよくわかる記事を発見
神の子イーブン👍発達NPO法人DDACボランティアスタッフさんの記事に
発達障がいと定型発達(発達障がいではない)人の感性の違いが
わかりやすく書いてあります。
何と目的は同じだった!
★発達意障がい(特にASD:自閉症スペクトラム)傾向の人は、
(人と自分を傷つけないために)人を避ける。
★定型発達の人は、
(人と自分を傷つけないために)人(傷)に慣れる。
イーブンさんの記事にもありますが、
全く反対の思考のように思えて、
目的は同じだったのです。
「人と自分を傷つけないために」
だったのですね。
(発達障がいの状態は人それぞれです。全員がそうとは言い切れません)
発達障がいの当事者は「アホ」ではない
「いつもありがとうございます。」は、
感謝の気持ちを表したくて言っているんじゃない?
もちろん商売だけど、
少なくとも悪意のある言葉ではないよ~
落ち着いたときに、
感情を交えず、淡々と息子に話しました。
1回ではありません、事あるごとに。
完璧に「理解」は難しそうですが、
「好意的に言ってるんだな」ということは、感じられた様子です。
これは決して知能が遅れているという話ではありません。
適切な表現が難しいですが、
「感性」の違いなのだと思います。
「良い悪い」で片付けてしまうのは乱暴ですし、
当事者に対して、失礼ではないのかと思っています。
発達障がいの当事者は「ワガママ」でもないよ
自己肯定感が低い人が非常に多いのです、当事者は。
「好意で声がけしてくれている」
仮にそう学習したとしても、
どう返したらいいのか、迷いに迷ってしまうケースが少なくありません。
「こんな言い方したら、相手の気分を害すのかな?」
「こんな態度に出たら、変な奴と思われないかな?」
頭の中でグルグルグルグル考えが回り過ぎて、何も言えなくなる、もうその時点でどっと疲れている!
ひとことも話していないのに…
過去の失敗した(と思っている)コミュニケーションのことが
思い出され、余計に言葉がでなくなることも…
こんな思いをするくらいなら、最初から何も話さないほうがいい
という結論に至る場合が多々あります。
逆に「話が止まらない!」こともある
無口の反対になりますが、
時々息子は話し出すと、止まらなくなることがあります。
汚い表現で恐縮ですが、
「言葉の垂れ流し」
と、本人が言っていました。
スイッチが入ると、止まらなくなるんだそうです。
相手が興味を持っているかいないかは既に関係なく、中心の話から枝葉に分かれて、話がドンドン進んでいきます。
「あっ、今の言い方は正確じゃない!もう1回言い直すわ」
(いら~ん!)
変に完璧主義!
こだわり全開になります。
無理に理解する必要はない
定型発達の人が、発達障がい当事者を完全にわかろうとする必要はないと思います。
ただ、否定したり、バカにしたりは違うと思うのです。
社会で生きていくために「損」はさせたくない!
ご家族はそう心配されているでしょう。
どのように対応すればいいのでしょう?
話せない、返せない、話が止まらないなど、個別に違ってきます。
たおたおにお話を聞かせてください。
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