嘘でしょ!!??首相もびっくり!イギリスの悪夢の国民投票・・・
シリーズ第三弾を始めます。
イギリスはEU離脱するかどうかを、国民投票によって決定する事にするんです。
イギリス議会には、EUには与えてばかりなので、離脱をした方がいい!!
という勢力と
長い事、EUにいたんだから、いまさら離脱するのはリスクが大きすぎる!!
という勢力に分かれてしまい
もう、ごっちゃごちゃの状態になってしまいます。
当時のイギリスのトップ、キャメロン首相は、この状況に手を焼き
「もうええ!!!国民投票で決めたろやないかい!!!!」
という具合で、国民に判断を委ねる事にしたんですね。
まぁ、イギリスも議会制民主主義ですから、この方法が一番手っ取り早いっちゃ手っ取り早いと思います。
EUから離脱する、離脱しないの問題は、政府だけの問題ではなく、国民の生活にも大きく関わってくる問題でもあるので
キャメロン首相も、そこら辺を勘案して、国民投票という選択肢を取ったんでしょうね。
実は
キャメロン首相は、EU残留派だったと言われています。
しかし議会では、EU離脱派が存在する為、なかなかまとめることが出来ず、国民投票になれば、EU離脱という選択を国民は選ばないだろうと思っていたとかいないとか。
それもそうです。
イギリスという国は連合国で
スコットランド、ウェールズ、イングランド、北アイルランドの連合国で、国民投票となれば、これらの国全てで国民投票を行う事になります。
仮に、イギリスでEU離脱の賛成票が多くても、他の国々でEU残留派が勝利すれば、総合的にEUから離脱しなくて済むわけです。
攻めの国民投票というか
守りの国民投票だったわけですね。
しかし、結果は
まさかのEU離脱を支持する人の方が多いという結果になってしまい、EU離脱がほとんど決定してしまいます。
別に国民投票で、EU離脱派が多数だったからといって、その結果に法的な拘束力はないのですが
民意に反してまで、一大決断を覆すというのは、民主主義そのものを否定する事にもなってしまいますから
従うしかないんですね。
結局、2016年に行われた国民投票の結果を受けて、キャメロン首相は辞任する事になってしまいます。
しかし!!
EU離脱が決まったからといって、暗くなる必要はありません。
キャメロン首相の後任は、
あの
「鉄の女」
と呼ばれたサッチャー首相以来の女性首相となる
メイ首相に決定したのです。
再び鉄の女がトップに立って、EU離脱を強硬だぁ!!!
っとなるはずだったのですが・・・
また、グダグダするのが、このブレグジットとEU離脱交渉問題でございます。
グダグダ劇は、次回からも続きます・・・
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