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イタイのいっしょだね


重ねた人さし指の絵が頭から離れないでいる。


昨夜お風呂に入る前に、ばんそうこうを貼り直していると、娘がお風呂中ずっと「ばんそうこうしたい!ばんそうこうしたい!」と駄々をこねた。


お風呂を出るとすぐパパのところにかけよって

「ばんそうこう!!」とせがんだ。


貼ろうとすると、

「ままとおなじここがいい」

と、ケガをしている人さし指のことをいった。



小さい指には大きすぎるばんそうこうを巻き巻き。

巻き終わると、とっても満足そう。

私の人さし指の先に娘は自分の指を重ねて言った。


「いたいのいっしょだね」

顔をくしゃくしゃにして心の底から嬉しそうに言う。

自分はどこも痛くないくせに

何度も何度もその言葉をくりかえしてわらっていた。


痛みさえも一緒が嬉しいなんて

愛らしい。


こうやって痛みをわけあって支え合っていけたらいいのに。


大切なことを教えられた気がした。



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