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派遣社員の働き方のメリット、デメリットとは?

こんにちは。良ちゃんこと良平です。

現在34歳。人生100年時代に仕事もプライベートも挑戦し続け、多くの人に貢献しながら多くの仲間とそれぞれのやりたい事をコミュニティ化し「村」を創るというビジョンを掲げています。

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最近、出し始めている有料記事や公務員からの転職についてがNoteから表彰されるなど、少しずつですが内容や文章力でご評価を頂いています。

いつもご覧いただきありがとうございます。

また、こちら、自己紹介記事ですのでぜひ読んでみてください。

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今回は、雇用形態の一つである「派遣社員」についての知識について触れていきます。
世の中のイメージでは、かつては「派遣切り」をはじめ、メディアでも派遣社員についての法改正などが取り上げられ、雇用形態の一つとしてほとんどの方に認知がされているかと思いますが、
具体的なメリット、デメリットはどうなんだろう?
「ぼくは、わたしは、派遣社員が働き方として合っている?それともやばい?」という判断材料に少しでもしていただき、
働き方を考える上で活用いただければと思います。

ちなみに、以前、「派遣社員とは?」というテーマで解説をした記事や、
オーソドックスな正社員、最近増えている契約社員などについても
解説した記事を投稿しているので、良かったら覗いてみてください。


1.派遣社員のメリット

(1)柔軟な労働時間 

派遣社員は、自分のライフスタイルや都合に合わせて働く時間を選ぶことができることが多いです。
例えば、フルタイム(勤務先の企業が定めている正社員の労働時間と同じだけの時間・日数働く意味)ではなく
パートタイム(1週間の所定労働時間が同一の事業所に雇用される通常の労働者の1週間の所定労働時間に比べて短い)
で働くことも可能ですし、特定のプロジェクト期間だけ働くといった短期的な契約も選べます。
仕事にもよりますが、残業はゼロ、もしくは完全退社時間が定められている場合も多いので、ホワイトな働き方になりやすいです。
実際、派遣契約も3か月や、○○年○○月までの雇用、としている案件もあります。働く目的が明確であれば、とても柔軟性が高い面がありますね。

(2)多様な職場経験

派遣社員として働くことで、さまざまな業界や職場での経験を積むことができます。自分のスキルを広げたり、どのような仕事が自分に合っているかを見極める機会が増えます。
正社員ですと、転勤や異動はあるものの、それは自身の都合ではコントロールできず、会社都合による部分が多いので、なかなか叶いづらいです。
期間を決め、あらゆる職場で人間関係を広げながら働いていける仕組みとも言えます。

また、具体的に下記2点の魅力ポイントもあります

魅力ポイント① 副業など、自己研鑽の機会を作りやすい

業務内容が限定されているケースが多いため、得たいスキルや知識の習得を自主的に身に付けていくための時間が確保しやすいです。

今は副業やパラレルワークが浸透してきており、会社以外の時間をどう活用するかで格差が出てきています。
比較的ホワイトな派遣社員として働きながら、キャリア形成に効果的な時間の使い方ができます。
パわれるワーク、副業についての働き方を取り上げた記事も過去に投稿しているので、良かったら見てみてください。

ちなみに私は正社員にて10年近く、様々な営業経験を正社員にて蓄えた事により、特化型のセールスとして派遣契約で就業の経験があります。
インサイドセールスやカスタマーサポートなどです。
専門特化型の働き方が、派遣社員の魅力の一つです。



魅力ポイント② 派遣会社による転職のサポート

派遣会社は、派遣社員の転職をサポートするサービスを提供していることが多いです。
職務経歴書の作成や面接対策、仕事内容の適性やスキル感の把握など、
専門的なサポートを受けることで、ミスマッチを避け、自分に合った次の職場を見つけやすくなる制度も活用していけます。

2.派遣社員のデメリット

次に、派遣社員のデメリットについて取り上げます。

(1)雇用、収入の安定性の欠如


派遣社員は、契約期間が終了すると次の仕事が見つかるまで収入が途絶える可能性があります。
また、派遣社員は原則、時間給(時給)での条件提示のため、
年末年始やGW、お盆期間などの長期休暇の場合は稼働日数が減り、収入が減る傾向にあります。
何となくという理由で派遣社員を選んでしまうと、長期的な雇用が保証されていないため将来の不安を抱えやすいです。

(2)福利厚生の制限

派遣社員は、正社員と比べて福利厚生が制限されることが多いです。
例えば、健康保険や退職金、賞与(ボーナス)などの待遇が正社員よりも劣る場合があります。
また、有給休暇は入社後すぐには付与されず、基本的に6か月の就業後に10日ほど付与される場合はあるので、短期離職を繰り返した場合は取得が厳しくなります。

(3)キャリアパスの不透明さ

派遣社員は、正社員と比べ、同じ職場内で長期的に働いていく場合のキャリアパスが明確でないことが多いです。

昇進や昇給の機会はなかなか少なく、長期的なキャリア形成は難しい傾向にあります。
なぜなら、昇進や昇給は、業務内容や立場的な責任の観点から正社員の方が優遇されやすいからです。
派遣先企業での正社員登用の道もあるにはありますが、かなり狭き門です。
ある程度の継続と求められた業務の期待を大幅に上回った上で、自身で派遣元に直接の交渉はできず派遣会社を介して打診する形のため、ハードルはかなり高いです。
(仕組みを話してしまえば、仮に条件がアップしたとしても、間に派遣会社が入るため、丸々取り分を受け取る事はできません。)

(4)社会的評価の差

ここ数年は変わりつつありますが、一部の人々は依然として派遣社員を正社員と比較して低く見る傾向があります。

特に、団塊世代や親の世代の方々は大手志向・終身雇用の価値観なのでこれに当てはまるケースが多いです。
この社会的な評価の差を覆していく事は難しく、仕事に対するモチベーションに影響を及ぼしてしまうことがあります。
また、職場内での待遇や人間関係においても、正社員と派遣社員の間に差が生じることがあります。
一見、派遣社員に対して優しい対応である事は多いですが、
優しい=良い待遇とは限らず、
むしろ正社員は厳しいとしても、期待の裏返し、中長期的なキャリアパスを見越しての育成やジョブローテーションなどの待遇が約束されているケースは依然として多いです。

3.派遣社員はキャリア形成が進んでからがオススメ

重要なのは、これらのメリットとデメリットを考慮し、自分のライフスタイルやキャリア目標に合わせた働き方を選択することが重要です。

間違っても安易に「派遣はラクそう」という勘違いはしないでください。
正社員でも派遣社員でも、お金をもらう以上は同じプロだからです。

私見として、20代の若いうちは派遣社員は選択しない事をオススメします。

やはり若いうちに様々な経験を積む価値はものすごい財産であり、
多少失敗しても取り返せる環境に身を置き、自身のスキルや経験値を上げる事が最優先だからです。
それは、時にやりたくないと感じる事もあるでしょう。
しかし、やりたい事ばかりでは大きな成長は見込めないですし、人間としての厚みを増していくのも難しいでしょう。

そもそも転職は中途採用のため、経験重視です。
何を経験し、どんな結果をつくってきたか?
どんな利益を就業先でもたらしてきたか?

これらを分かりやすく表現できるようにしていかなければなりません。

派遣社員として働くことを検討する際には、
「事務経験」「営業経験」「○○業界経験」など
明確な武器をスキルシート(職務経歴書とほぼ同義)明記できる経験を20代のうちに少しでも多くし、得たい実務経験、もたらせる貢献ポイントを明確にしたうえで派遣会社のサポートを有効に活用し、自分に合った職場を見つける努力が不可欠です。
自分で働き方を選んでいきやすい令和の時代だからこそ、自分で考え、決めていく事も求められます。
その助けとなるものに少しでもなれば嬉しいです。

次回は、「最近よく聞く雇用形態「無期雇用派遣」とは?」について投稿します。お楽しみに。


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