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人の気持ちがわからない人

世の中には
常に主語が自分の人がいる
この人と付き合えば自分にとって得か、
この人を怒らせれば自分にどんな損があるか、
常に自分がどう思われるか
どう評価されるか
そんなことばかり考えている
だから、この子には何を言っても反撃してこないだろう、とか
この子に意地悪しても誰も何も言わないだろう、とか
そういうことも考える
相手を見る目が、常に自分主体だから
これを言ったら相手は悲しむだろう、とか
意地悪したら相手は傷つくだろう、という
相手主体の想像力が働かない
だから、平気で意地悪ができる
そういう人は、自分が痛くなければ、
相手が痛かろうと、何とも思わないのだ
はたから見れば、普通の人に見える
そういう人は抜かりがなく
周りからの信頼を得る為に
人を思いやる演技も上手いので
一見、見分けがつかない
いい人に見えることすらある
だけど
ひとつひとつの行動の動機が
すべて自分のため
もっと言えば
自分の立場のためなのだ
その人が周囲から評価を得ている陰で
泣いている人がいる
だとしたら
そんな人に騙されてはいけない
騙される人がいるから
人の気持ちがわからない人が
どんどん増えていくのだ

2023.01.11

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