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今日の発見🔍 筋膜リリース①

うどん県OTのだんです。
日々の臨床現場の中で見つけたことや再確認したことなどをまとめていく「今日の発見🔍」シリーズです。
主に経験則なので、エビデンスなどがあるわけではありませんのであしからず。

筋膜リリース①

今日は右片麻痺の方との発見です。
この方は、ボトックス治療で継続通院されている方で、ボトックスを当院で施注し、外来リハビリは別の病院に通われています。

《 当院のボトックス治療 》
当院ではDrとOTと患者さんの3人で話し合い、どこに施注するかを決めていきます。
もちろん、普段の外来リハビリの担当者さんからもお手紙をいただき、それも考慮した上で相談して施注になります。
そして、施注する筋を触診とエコーにて同定し、エコーガイド下で施注します。
施注後よりリハビリテーションを行い、ボトックスの効果を最大限まで引き出します。

この方は数年通われており、最近では痙性も減弱してきていますが動きが悪く、動作が難しいとの訴えが増えてきました。
そこで、Drから筋膜リリース注射(ハイドロリリース)の提案が!
エコーで施注を確認しながら行うと、筋膜の間にスペースがうまれ、可動域の改善が図れました。
施注後の感想も「動きやすくなった。突っ張った感じがなくなった。」とのこと。
他動的に動かしても皮膚の感じや動きも良くなっており驚きの変化です。
単純に痙性だけの問題ではなく、様々な問題が絡み合っているのを再認識できました。

あらためて勉強です📚

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