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脳卒中に対する臨床上肢機能アプローチ

うどん県OTのだんです。
今日は書籍「PT・OTのための脳卒中に対する臨床上肢機能アプローチ」を紹介します。

この書籍は今年(2023年)に日本作業療法士協会会長になられた山本伸一先生が編著となり、33名の臨床家のセラピストが書き上げたものになります。

脳卒中の障害像から上肢アプローチの10原則の提言。
そして、症状別の実践内容が多岐にわたり掲載されています。
症状別の実践が大半を占めており、テーマに即した症例との実際のアプローチ、具体的な効果が明示されています。

目次

臨床上、多く目にする弛緩や痙性対する具体的アプローチ。
失調症や視床症状に対しても運動療法や日常生活への関わり、そしてActivityを用いたアプローチなど、多方面からの関わりが提示されています。
また、肩の痛みについても明確に分類され、それぞれの特徴や要因についてまとめ、それに対する具体的アプローチも明示されています。
そして、前頭葉症状や半側空間無視、失語・失行、プッシャー症状といった臨床上難渋する症例に対しても掲載されています。

臨床で悩んだときに、ぜひ手にとって頂きたい1冊です。
第57回 日本作業療法学会で先行販売されました。
Amazonでは11月20日発売予定です。


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