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久々の飲み会で感じた、刹那的コミュニケーションのありがたみ

先日「飲み会」に行ってきた。

仕事終わりにふらっと、こそっと行くのではなく、

「折角だし」と枕詞をつけて、特別感で罪悪感を包むわけでも、

「ちょっと夕飯食べて帰ろうか」とご飯を隠れ蓑に使うわけでもなく、

ちゃんと日程を調整し、店を予約して開催される、正真正銘の飲み会に行ってきた。


会社の若手懇親会ということだが、

僕は入社7年目で、もはや若手のフレッシュ感は毛頭ない。

それでも、呼んでもらえる内は空気を読まず参加しようと思い、参加をしてきた。

そんな若手懇親会で感じた話である。


飲み会の数日前、幹事の後輩男子から、お店の情報が送られてきた。

「懇親会のお店は『ミライザカ ●●店』です!!」

!!!!??!!!!

先に申し上げておくと、僕は入社数年で会社の飲み会の幹事をやり尽くしてきて、
ある時はメインの仕事が忘年会の幹事だなんてこともあったので、

参加者・日程・予算・お店等々を調整する幹事の大変さがとてもよく分かる。

そのため、幹事を引き受けて飲み会を開いてくれるだけで、とてもとても嬉しい。


その大感謝の上で、思った。

「ミライザカかーーー!!!!笑」


この感覚にはさまざまなご意見があると思うが、

なんとなーくで感じ取っていただけたら嬉しい。

要はミライザカはリーズナブルで素敵なお店ではあるが、

念願の若手懇親会に適しているかということである。

ちなみに、お店が発表された後に、後輩(幹事から見ると先輩)が「お店見ました?」とニヤニヤ話しかけてきて、どうやら全く同じ思いであった。

念のため、念のために言っておくが

幹事への感謝>>>>>>お店選びへのツッコミ

である。


さて若手懇親会当日。

お店で座敷の半個室に案内をされると、そこにはすでにコースの半分のメニューが置かれていた。ミライザカ選手の先制パンチがクリーンヒットした。

飲み会が始まり、残りのコース料理がわんこそばのスピードで提供され、開始30分ころには鍋の締めの中華麺が到着した。

ミライザカの店内の雰囲気は、これまでのうっぷんを晴らすかの如く、大学生が騒ぎ立てて、左前の人の声も聞き取りにくいほどであった。




と、このように書いていくと、

不満たらたらのように見えるかもしれないが、そうではない。

現に若手懇親会は非常に盛り上がった。

個人的にもとても有意義な時間で、久しぶりに弾ける感覚があった!


リアルな場での飲み会が久しぶりで、

カラカラだった心が、濃いコミュニケーションをどんどん吸収して、

びちゃびちゃに高揚したというのもあるが、

何よりも、リアルな場での飲み会は、

これまで書いてきたようなことをその場で瞬間的にネタに昇華できる

というのが、幸せなことだと改めて感じた。


オンライン上のコミュニケーションだと、チャットで思ったことを伝えると

感情の温度が伝わらず愚痴に聞こえてしまうこともある。

ちょっとした感情の起伏は、わざわざ伝えることはない。


だが、飲み会の場では掛け合いをして、全体で笑いにすればいい。

今日のテーマは「大学の新歓コンパの頃に戻って仲良くなろう」だよな!
なんならガムテープに名前書いて胸ポケットに貼ればよかったね!
じゃあ今度は土日にスポッチャですね!

のような。

コース料理が開始30分で出揃ったら、

ミライザカ生き急いでるなー!
ドラゴンボールくらい速く揃うじゃん!(ドラゴンボールの終盤では、7つのドラゴンボールは秒で揃う)

とか。


リアルだからこそできる、感情の乗った、時速の速い会話。

(ドラゴンボールの例えは10分考えましたが)

刹那的コミュニケーションとでもいいましょうか、

この感覚、忘れていたかもなあと、生を感じる瞬間であった。


久しぶりの飲み会、

幹事の後輩には感謝するとともに、

リスクを考えながらも、時折リアルなコミュニケーションを織り交ぜて会話のリハビリをしていかなきゃなと感じた飲み会であった。


p.s.ミライザカに貼ってあったポスターがよかったので載せておきます。


ここまでお読みいただき、ありがとうございました!

それでは、お先に失礼します。


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