日本の国家安全保障2000年代 159


#多様性を考える


第3章 東アジア各国の戦力 ロシア 

2000年代 4




オスカーⅡ級巡航ミサイル搭載原子力潜水艦

は、


1980年に1番艦が就役し、


1997年までに11隻が就役したが、


現役は6隻で、


太平洋艦隊には4隻が配備されている。


搭載巡航ミサイル

は、

西側諸国の艦隊攻撃を想定した対艦巡航ミサイルである。


水中排水量18300トン、


原子力蒸気タービン推進、


水中速力28ノット、


兵装は


対艦巡航ミサイルSS-N-19潜対艦ミサイル
24発、


650mm魚雷発射管
2門、


533mm魚雷発射管
4門


である。









アクラ級攻撃型原子力潜水艦

は、


1988年に1番艦が就役し、


18隻が就役した。


水中排水量9100トン、


原子力蒸気タービン推進、


水中速力28ノット、


兵装は


533mm魚雷発射管
2門、


650mm魚雷発射管
4門


である。


音響のステルス性を追求し、静粛性にも優れている。






ヴィクター級攻撃型原子力潜水艦

は、


1960年代に1番艦が就役し、


26隻建造されたが、


現役はヴィクターⅢ級攻撃型原子力潜水艦4隻のみである。


ヴィクターⅢ級攻撃型原子力潜水艦



1番艦は1988年に就役し、


水中排水量は6401トン、


原子力蒸気タービン推進、


水中速力30ノット、


650mm魚雷発射管
2基、


533mm魚雷発射管
4基


である。




シエラⅠ級攻撃型原子力潜水艦

は、


1984年に1番艦が就役し、


2隻が建造され、1隻が現役で、1隻が改修作業中である。


水中排水量8230トン、


原子力蒸気タービン推進、


水中速力34ノット、


兵装は


650mm魚雷発射管
4基、


533mm魚雷発射管
4基


である。


高張力鋼製ではなくチタニウム製である。






シエラⅡ級攻撃型原子力潜水艦

は、


1990年に1番艦が就役し、


1隻が現役、1隻が修理中である。


水中排水量9246トン、


原子力蒸気タービン推進、


水中速力32ノット、


兵装は


650mm魚雷発射管
4基、


533mm魚雷発射管
4基、


である。


高張力鋼製ではなくチタニウム製である。






キロ級攻撃型ディーゼル・エレクトリック推進潜水艦

は、

非常に静粛性に優れ、発見が困難である。


1982年に1番艦が就役し、


26隻建造されたが、

15隻が退役し、

4隻が建造中、


太平洋艦隊には4隻が配備されている。


水中排水量は3076トン、


ディーゼル・エレクトリック推進、


水中速力17ノット、


533mm魚雷発射管
6門

を装備する。





ラダ級攻撃型ディーゼル・エレクトリック推進潜水艦

は、

1番艦「サンクトペテルブルグ」が就役、

2隻が建造中である。


水中排水量は2693トン、


水中速力21ノット、


533mm魚雷発射管
6基

を装備する。




弾道ミサイル搭載潜水艦

は、


667BDRデルタⅢ級弾道ミサイル搭載潜水艦
4隻、


667BDRMデルタⅣ級弾道ミサイル搭載潜水艦
7隻、


941タイフーン級弾道ミサイル搭載潜水艦
1隻、


955/955Aボレイ級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦
3隻、


885/885Mヤーセン級弾道ミサイル搭載原子力潜水艦
1隻


がある。


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