日本の国家安全保障90年代 64


#多様性を考える


国家安全保障 マス・メディアにおける論議


第1章 マス・メディアにおける論議 1990年代


世帯普及率 1997年



首都圏のベッドタウンとして、

1950年の230万人、

1985年の人口550万強から

2000年には人口700万人へと急速に人口を増やし、発展した

埼玉県の世帯普及率は、


読売新聞が43,0%、

朝日新聞が24,6%、

毎日新聞が10,5%、

日本経済新聞が6,7%、

埼玉新聞が6,8%、

産経新聞が3,8%


となっている。

都市化の進む埼玉県では、全国紙である読売新聞が健闘、朝日新聞がダントツの2位、毎日新聞が3位と続くが、全国紙である産経新聞は苦戦を強いられている。



首都として、1211万人の人口を抱える

東京都の世帯普及率は、


読売新聞が30,4%、

朝日新聞が24,6%、

日本経済新聞が11,1%、

毎日新聞が7,7%、

東京新聞が5,8%、

産経新聞が5,2%


となっている。

東京では読売新聞と朝日新聞の2強の戦いが続いているが、近年は読売新聞が優勢である。産経新聞は、地方紙である東京新聞にも破れており、全国紙としての資格、影響力が問われる。



中部地方の中心、

愛知県の世帯普及率は、


中日新聞が68,2%、

朝日新聞が12,4%、

日本経済新聞が5,7%、

読売新聞が5,0%、

毎日新聞が4,0%、

産経新聞が0,1%


である。

大都市・名古屋を中心に都市化の進んだ愛知県であるが、新聞世帯普及率から見ると、完全に地方型の様相を呈する。




日本第2の都市圏の中心で、881万人の人口を抱える

大阪府の世帯普及率は、


読売新聞が28,9%、

朝日新聞が23,3%、

産経新聞が20,4%、

毎日新聞が16,9%、

日本経済新聞が8,1%


である。

地域新聞が存在しない大阪府では、全国紙が激戦を展開しており、産経新聞が唯一、健闘している地域である。




大阪のベッドタウンともなっている

兵庫県の世帯普及率は、


神戸新聞が26,2%、

読売新聞が24,7%、

朝日新聞が23,5%、

毎日新聞が11,6%、

産経新聞が6,6%、

日本経済新聞が6,2%


である。

兵庫県は全国紙に加え、地方紙である神戸新聞を巻き込んだ激戦地となっている。






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