佐宗大介(カイロスマーケティング株式会社 代表取締役)

営業・販促・マーケティングのSaaS会社の創業者であり社長をしています。著書に「売上1…

佐宗大介(カイロスマーケティング株式会社 代表取締役)

営業・販促・マーケティングのSaaS会社の創業者であり社長をしています。著書に「売上10億円を突き破る!営業DXの強化書(ダイヤモンド)」あり。趣味は旅と都内散策と何かを学ぶことです。写真はiPhoneで撮ってます。

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鹿児島ひとり旅。東京から日帰り弾丸旅行

ある日のこと。翌日のスケジュールを見たら「何も入っていない!」という日がありまして、急遽休みを取って飛行機を予約して、日帰りで鹿児島まで行ってきました。 朝6時台羽田初の鹿児島行き6時台の羽田発鹿児島行きのフライトに乗るためには、ほぼ始発の電車に乗らなくてはなりません。調べてみるとあるんですね、羽田までの電車が…。 自宅を5時台に出発して、地下鉄に乗ると、さすがに誰も乗っていませんでした。 平日に始発の地下鉄に乗ったことがありますが、その時は結構人が乗っていました。休日

    • 導入成功事例は最強の営業ツールである

      こんにちは。 カイロスマーケティングで代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 先週は東北新幹線に乗ってお客さまの事例取材に行ってきました。 事例は法人のお客さまの購入プロセスにおける社内稟議で重要な役割を果たします。稟議において重要な「商品の概要」「実績」「事例」の三種の神器のの一つに該当するからです。 それだけでなく、事例はお客さまへの商品説明でも非常に役に立ちます。 そもそもお客さまは商品を買わない営業活動では、営業が熱心に自社の商品説

      • 長崎の旅&軍艦島とマリオットホテルスイートルーム

        念願だった長崎を旅してきました! 長崎という街長崎市は長崎県の南西部に位置し、九州で7番目の人口をもつ都市です。 かつては出島があり、幕府直轄の地でもありました。その後の明治時代には、造船や炭鉱などの産業が栄えており、九州で人口が一番多かったそうです。 時代と共に産業が推移するなかで、九州一番の発展の地を福岡に明け渡す形となり、いまでは異国情緒溢れる街として観光地として有名となり、水産物やちゃんぽん、トルコライス、佐世保バーガー、びわやみかんなどの農産物があります。

        • 営業組織の改善は、やはり営業活動という行動を増やすことから始めるべき

          おはようございます。 カイロスマーケティング株式会社で代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 売上を伸ばすことは企業の宿命であり、事業拡大には営業活動を通じて売上を継続して創出するしかありません。営業活動は、多くの会社にとって経営上きわめて重要な活動となります。 売上を継続的に伸ばすための営業活動の改善には、自社の自助努力だけでは不十分な場合があります。なぜなら、営業活動にはお客さまの存在が必ずあり、競合他社の活動も自社の売上に影響をおよぼすか

        鹿児島ひとり旅。東京から日帰り弾丸旅行

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        • 旅と散歩
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        • マーケティング・販促・営業の時流通信
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          2024年GWの気ままな旅〜伊豆下田と高崎

          2024年もあっという間にゴールデンウィーク。今年も大型連休とか言われていますが、個人としては、全く予定を立てることなくゴールデンウィークに突入してしまいました…。 予定が無いなら休みの時間を使って読書でもしよう!と思ったのですが、自宅で読書するのはヒネリがないなぁ、と感じて、旅に出ることにしました。 仕事終わりの金曜日の夕方。とりあえず新幹線と宿を予約して東京駅へ向かうことに。 グランクラス最高!さすがGW直前。夕方といえど東京駅の混雑はなかなかのもの。いつもよりも訪

          KPIはいくつ設定することが最適なのか?

          ほとんどの会社が仕事や組織が仕事の成果を測定するためにKPI(Key Performance Indicator:重要業績評価指数)を設定しています。KPIは、組織が目標に向かって効果的に動くための重要なビジネスツールです。 しかし、多くの組織がKPIの設定や設計に苦労しているようです。よく耳にするのは「適切なKPIの設定ができない」「KPIが形骸化している」といった問題です。 KPIはビジネスの現場でひんぱんに使われる用語ですが、適切な運用はなかなか難しいものです。

          DXの大誤解。中小企業のDXで成果が出ない理由

          カイロスマーケティングという会社で代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 先日、出張の際に、ある都市の商工会議所の中小企業相談所の担当者さまと「DX」についてお話しする機会をいただきました。商工会議所でも、地域におけるDXの取り組みに重点を置いているだけでなく、地域の中小企業からDXに関する経営相談を多く受けているようでした。 DXについては、 「DXってどうやったら売上アップにつながるのか?」 「中小企業のDX成功方法はあるのか?」 といった

          DXの大誤解。中小企業のDXで成果が出ない理由

          「マーケティングを、もっと身近に。」するということ〜カイロスマーケティングのミッション

          ある地方に住む小学生が抱いていた願いがありました。   「人々の暮らしをもっと良くしたい」 これが物語のはじまりでした。 当時の公立小学校では、社会の教科書とともに副読本が用意されていました。この副読本には、地域の人々が何世代にもわたり、思考し、努力し、地域の問題を解決し、人々の暮らしを向上させてきた歴史が記されていました。 この小学生は歴代の人々の努力に感銘を受け、何度も副読本を読み返しました。人々の長年にわたる努力が自分の暮らす街のために役立っているという事実に、

          「マーケティングを、もっと身近に。」するということ〜カイロスマーケティングのミッション

          自社の強みを探る方法〜事例取材でお客さまの本音に迫る

          おはようございます。 カイロスマーケティングで代表をしております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 自社の強みは、自社だけでは理解することができません。意外に感じるかもしれませんが、これは真実だと思っています。 自社の強みをより深く知るためには、事例取材がとても有効な手段です。事例取材を通じて、お客さまにさまざまな質問をすることが可能になるからです。 自社の強みは予想外なところから見つかる「御社の商品の強みは何ですか?」という質問は、お客さまが商品を競合他社

          自社の強みを探る方法〜事例取材でお客さまの本音に迫る

          競争に負ける企業の運命。新市場開拓の急所を見落とすな

          新市場の開拓は、失注を通じて自社の弱みを把握し、それを補うことで新規のお客さまを獲得することに他なりません。結果的として、事業が成長します。 事業拡大を目的とした新市場の開拓のために営業戦略の基本である差別化や強みが重要なのは確かですが、むしろ弱みを補うことが本質です。多くの企業がこの点を見過ごしているのではないでしょうか。 自社の強みはお客さましか知らない、という真実すべての企業にとって、利益の確保は重要な経営上の課題です。利益を確保するには経費の削減も必要ですが、売上

          競争に負ける企業の運命。新市場開拓の急所を見落とすな

          IT知識だけでは不十分!デジタル化やDX推進のリーダーに必要な隠れた資質

          おはようございます。 カイロスマーケティングで代表をしております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 2月前半、イベントでの対談やお客さま訪問にて、多くの経営者さまとお話しする機会がありました。セミナーでは、当社の核となる事業領域である営業やデジタルマーケティングに関する話題が中心でした。 中小企業の新規開拓営業やマーケティングは、名刺交換を起点に、地道は足使いで営業を展開し商談へとつなげていく流れが一般的です。特に地方や社員数規模が小さいほど、この傾向が強くな

          IT知識だけでは不十分!デジタル化やDX推進のリーダーに必要な隠れた資質

          その営業DXは間違っています!陥りやすい3つの「落とし穴」

          おはようございます。 カイロスマーケティングで代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 「DX白書2023」によると、約3〜4割の中小企業がすでに営業DXに取り組んでいます。営業デジタル改革の一環として、営業DXに取り組む中小企業は年々増加の傾向にあります。 営業DXに取り組む企業が増える一方で、営業DXの問題点も徐々に明らかになってきました。その問題点に陥って、「あなたのDXは間違っています!」と言われないよう、DXに取り組む際の注意点をまとめ

          その営業DXは間違っています!陥りやすい3つの「落とし穴」

          コンサルタント任せの営業DXが大炎上。その理由とは?

          おはようございます。 カイロスマーケティングで代表をしております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 DXが注目され始めてから、3年以上が経ちました。DXに対する認知も徐々に広がり、DX導入企業が増えてきたように感じます。 DXは「デジタルトランスフォーメーション」の略称で、ITツールやデータなどデジタル技術活用して組織や事業を変えることを指します。リモートワークが進み、対面以外の営業活動を可能にするITツールが普及するにつれて、営業DXに関心を寄せる企業が増え

          コンサルタント任せの営業DXが大炎上。その理由とは?

          「逆説」の市場攻略方法は中小企業に適している

          こんにちは。 カイロスマーケティングという営業DX系の会社で代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 営業DXといっても、ソフトウエア(SaaS)を開発しております。おかげさまで、多くのお客さまにご利用いただきながら、多くのお客さまと営業とか販促についてお話や意見交換をさせていただきました。 なかでも、中小企業や、大企業のある事業部門のみなさまとお話しさせていただくことが多く、やはり「人員・人材」に関する課題をよく耳にさせていただきます。とにかく

          「逆説」の市場攻略方法は中小企業に適している

          マーケティングや営業で「数字の理解に強く」なる方法

          おはようございます。 カイロスマーケティングで代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 マーケティングや営業に関わる仕事をしているなら、数字の確認は日常の業務でしょう。数字を確認することが仕事の正しい判断につながり、そして次の一手を打つことになります。正確な判断と次の戦略・戦術を立てるためには、これが不可欠です。 事業にはPDCAが欠かせません。立てた計画(P)を実行(D)して、実行の結果を確認(C)して、そして改善のための道筋を立てる(A)、と

          マーケティングや営業で「数字の理解に強く」なる方法

          仕事で成果を出す「戦略」の学びかた

          こんにちは。 カイロスマーケティングで代表を務めております、佐宗(さそう|@dsasoon)と申します。 書店に行くと、「戦略」というキーワードが入った書籍をベストセラーコーナーでよく目にします。企業戦略に関する書籍は以前に比べて減少傾向にあるかもしれませんが、それでも多くの戦略の書籍がベストセラーに選ばれています。 インターネットを通じて、企業や個人が自社の戦略やその成果を公開することが増え、戦略に関する情報は以前よりも容易に入手可能になりました。しかし、戦略に関連する