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「自分らしさ」から就活を振り返ってみる

こんばんは、でぃーです

最近雨続きですね。
梅雨なんて1年に1回あれば充分なんで、早くカラッと晴れてほしいものです。

さて、今日は僕が就活について少しだけ思う事を書こうと思います。

僕の就活報告はまたの別の記事にしますので良ければ見てくださいませ。

最近、就活生の後輩からこんな質問をされることが増えました。

「就活のとき、気をつけていたことってありますか?」

ふむふむ。
僕が気をつけていたことか。なんだろう。

そんなことあったっけ?
って思いながらも、
誰かにとって2ミリでも参考になればと思い、
つらつら書いております。

まずは、僕が言いたいことです。

〇人事の話に踊らされるな

いきなり全国の人事担当の方を敵に回したような一言ですね。

なぜ、僕がこんなことを言ってるのか。
それは後輩の悩みを聞いたから。

後輩Aちゃん
〇〇の就活セミナーで、
「キャリアの豊富な人事の方が
『面接の時は90秒以内におさめて話しなさい』
って言ってたんです。
そんなの出来るか不安で、、、」

なんじゃそれ。
僕思わず尋ねましたもん。

「君はその会社に行きたいの?」

もしもその会社にどうしても行きたいのなら、そうしなきゃいけないでしょう。
面接を担当する人事が言ってるんですから。

だけど、そうじゃないなら、従う必要なんてない。

Q 就活は優秀な学生を企業が取り合う場なのでしょうか?

A 答えはNoです。
就職活動は、企業のものでも、人事のものじゃないです。
むしろ学生が企業を選ぶ場所です。

先程、踊らされるなと言ったのは、

人事の言ったことを鵜呑みにする必要はない。

そして

最後まで「自分らしさ」を貫き通してほしい。

という意味です。

事実、日本は「超売り手市場」と言われています。

就活生は毎年、約100万人。
それに対しての日本の企業は400万社。

つまり、
「1人の学生を4つの会社が取り合ってる」
ということ。

これは言ってしまえば

学生より企業の方が焦ってる

ということです。
だってライバルがそれだけ多いんですから。

企業の人事は「ヒトをみるプロ」。

それだけに他社よりも優秀な人材が欲しいわけです。

そんなギラギラした目を持ったプロ相手に
"偽りの自分"を演じきれるでしょうか?
もっと言えば、
入社後もそれを演じ続けるのでしょうか?

年寄りの戯言なんかに踊らされる必要はない。

もうその常識が通用する時代はとうに終わってんだから。

相手が「ヒトをみるプロ」なら
僕たちは「ヒトからみられるプロ」になってやりましょう。

私には私にしかない「私らしさ」がある。

それが僕たち就活生の武器なんですから。
もっと強気に行きましょうよ。

「え、私みたいな優秀な人、むしろ取らなくていいんですか?」

くらいでもいいと僕は思いますよ。

自分にしかない「自分らしさ」は他の誰がどんなに頑張っても手に入れられない、それくらい価値のあるものだと思います。

〇面接官、就活生より緊張する説

そんなわけない、と思ってませんか?

実はこれ、ほんとなんです。

人事というのは
「入社後に必ず成果をあげられる人」
を採用しなくてはいけません。
それがお仕事ですからね。

逆にいうと、入社してすぐに辞めてしまうような人や仕事が出来ない人に内定は出せません。

(もっと言うとなかなか内定が出ない人はそんな人だと思われている…?のかもしれません)

突然ですが「採用単価」と言う言葉を知っていますか?

簡単にいうと「人を1人採用するのにかかったお金」のことです。

2018年のマイナビの企業新卒内定状況報告によると、全国における1社あたりの新卒採用総額の平均は約493万円、1人あたりに換算すると採用単価は約53.4万円と出ています。

つまり、企業側が2人採用する場合、約100万円を支払っているということです。

新卒給料の何ヶ月分でしょう…

え、そんなにかかんの?ってお思いかもしれませんが、そうなんです。
就活生が当たり前のように無料で使っているリクナビやマイナビのアプリは、導入するだけで数十万円かかります。
そしてそこに掲載をしようと思えば追加、その期間、その広告プランによってさらに追加、、、こういった形で莫大な費用がかかっているのです。

もっと言えば、1年の採用活動で1人しか採用が決まらなかった場合、年間の採用活動の費用の全てがその人の採用単価になってしまうわけです。

お金って怖いねえ〜。💦

それくらいのお金と計り知れない程の責任を人事は会社から預けられています。
緊張しないわけがありません。

先にも述べましたけど、もう一度だけ言わせて下さい。

就活生が、緊張する必要はありません。

ましてやその企業が第一志望でなかったのなら尚更です。

とは言え緊張しないわけがないですよね。
人生かかってるわけですもん。

だから、せめても

不採用が出ても、落ち込まない

くらいのことにしときましょうよ。

「会社の雰囲気に合わなかったのかなあ」
くらいで全然良いのです。

就活って残酷なもので、採用理由は教えて貰えても、不採用理由は教えて貰えません。

それならいっそ前向きに捉えとこう。

1社2社、別に興味がなかった企業から不採用が来ても別に落ち込まなくていい。

さっきも言いましたけど、大小様々な会社が400万もあるんですから。

きっとあなたに合った会社は1つくらい必ず見つかります。

僕の考えをまとめると、
就活時に1番大切なのは、

自分らしくいること。

そして

入社後も自分らしくいられること。

これが全てだと思います。

その「自分らしさ」を認めてくれる会社に入ることのが、結局幸せへの1番の近道ではないでしょうか。

ちなみに僕は
「面接官は10年後の自分」なんて思いながら面接してました。
こうすると自然と面接官に愛着が湧いてきて、緊張がほぐれたんです。
逆に愛着が湧かなかった時は、その会社と自分は合わないのかな、みたいな風に考えてましたよ。

ここからは少し余談です。

僕が働いている会社では、新卒領域だけでなく中途領域におけるお悩みを持っているお客様がたくさんいらっしゃいます。

そんな方がいてくださるから僕のお仕事があるのですが、
これは裏を返してみると
「それだけ中途領域がビジネスとして需要がある」
ということです。

これはつまり

「入社後、転職をする方がとんでもなく多い」

という事。

事実、マイナビの報告によると、転職率は年々増加していると言われていますし、
「第二新卒」という言葉も誕生しました。

これを書いている僕や見ている就活生の方も、転職する可能性がないとは言いきれません。

だからこそ、

自分に合った自分らしさを生かせる

会社と出会ってほしいのです。

就活は結婚とも言われています。

離婚を前提に結婚したりなんてしませんよね?

皆さんの就活が良い出会いに、そして入社後がより良い新婚生活になりますように。

くれぐれも結婚詐欺には気をつけて下さいね。

長くなりましたが、
最後まで読んで下さった方、
ありがとうございました!

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