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【12月特集】絶滅危惧種から天狗まで!あなたの知らない生き物の世界

工場見学、手作り体験、まち歩きなど、多種多様なジャンルのツアーを企画している大ナゴヤツアーズ。今回は、ちょっと視点を変えて「生き物」にまつわるツアーを特集します。意外と身近にも広がっている、生き物の世界。ツアーを通じて、きっと新たな発見ができるはず!

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動物園の人気者も絶滅危惧種だった!?

突然ですが、問題です! 地球上にはどれくらいの種類の生物がいるか知っていますか?

昆虫や植物なども含めた総数は、科学的に明らかにされているだけでも約175万種。未確認の生物も含めると地球上には3,000万種の生物が存在していると考えられているのだそう。

そのなかには、居場所を追いやられている生物もいます。絶滅の危機が深刻な「近絶滅種(CR)」「絶滅危惧種(EN)」「危急種(VU)」という3つのカテゴリの種数は、30,178種にものぼるのです。

同じ地球上にいながら絶滅の危機に瀕している生物たちに、少し目を向けてみませんか。絶滅動物園プロジェクトプロデューサーであり、読み聞かせ写真集『豊橋絶滅動物園』の作者でもある佐々木さんが、豊橋総合動植物公園(通称:のんほいパーク)を案内します。大人はもちろん、小さなお子さん連れでの参加も大歓迎です!

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写真集完成記念!親子で学ぶ「豊橋絶滅動物園」ツアー
〜2050年へのカウントダウン。子どもたちに伝えたい、大切なこと〜

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1頭の牛から1日に絞られる牛乳の量って?

健康的な食生活に欠かせない、牛乳やチーズなどの乳製品。乳を絞るために育てられる乳牛は、日本では約99%が白黒模様のホルスタイン種です。他にも、ジャージー種やブラウンスイス種などがわずかに飼育されているそう。

さて、ホルスタインが1日に出す牛乳の量はどのくらいなのか、想像つきますか?

母牛1頭で、1日に約20~30リットルの乳を出すのだとか。乳の源となるのは血液です。牛乳1リットルの乳を作るのに必要な血液は400~500リットル。1日の乳量の20~30リットルの生乳を作るためには、約1万リットルの血液を乳房に送り込むことになります。

「生モッツァレラチーズづくり」のツアーでは、西尾市の北村牧場で牛舎を見学。酪農家の北村さんが、日々頑張ってくれている牛たちにいかに愛情を注いでいるのか知ることができます。チーズはもちろん、新鮮な牛乳を使用したアイスクリームの試食もありますよ!

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搾りたての新鮮な牛乳からつくる「生モッツァレラチーズ」づくりツアー
~酪農家北村さんがご案内、チーズ2種食べ比べからアイス試食まで~

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鹿肉を「もみじ」と呼ぶのはなぜ?

鹿・猪・馬などの肉には、もみじ・ぼたん・さくらといった別名が付けられています。肉の別名に、こうした植物や花の名前が使われているのはなぜなのでしょうか?

戦国時代から江戸時代にかけては、獣肉食が禁忌とされた時代がありました。そこで、肉の名前に“隠語”が使われるようになったのです。それぞれの肉の隠語に由来があり、たとえば鹿肉は、花札の10月札「鹿に紅葉」の絵柄から「もみじ」の名が付けられたといわれます。

ちなみに、日本在来種の茶色のニワトリは「かしわ」とも呼ばれます。これは、柏の葉が時期によっては暗めの茶色になり、鶏肉の色味が似ていることが語源なのだそう。

肉といえば、大ナゴヤツアーズの定番、ジビエツアー。今回は鹿の解体を行うほか、鹿のローストや地鶏の丸焼きなどが登場するクリスマスBBQが楽しめますよ! いのちの尊さを感じながら、郡上の山で捕れた肉の旨さを体感してください。

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捕って!さばいて!食べる!猟師によるジビエ体感ツアー【クリスマス編】
~鹿の解体、罠&射撃体験、贅沢な満腹ジビエBBQまで~

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伝説上の生き物「天狗」とは何者か!?

最後に、番外編として伝説上の生き物も紹介しましょう。

日本において、妖怪とも神ともされる「天狗」。赤ら顔で鼻が高く、背に翼があり、手には羽団扇(はうちわ)・太刀・金剛杖を持ち、空中を飛翔するといわれます。天狗とは一体何なのか。その存在をたどってみませんか。

大人気の妖怪まち歩き。今回は「天狗編」として、あいち妖怪保存会の島田さんの案内のもと天狗スポットを散策します。最後に立ち寄る「秋葉山 圓通寺」では、天狗みくじもありますよ!

\Pick up ツアー/
天狗は「人の欲望を叶える」神様か、「人を拐かす」妖怪か!?なごや妖怪まち歩きツアー
~天狗スポットを散策!猿田彦宮から熱田神宮宝物館、天狗みくじまで~

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今回は、12月のおすすめとして「生き物」にまつわるツアーをご紹介しました。

1月以降にも、妖怪まち歩き「河童編」や、地鶏の王様「名古屋コーチン」の満喫体験、「動物生薬」も使われる漢方の専門店潜入、羊毛からつくられる「尾州ウール」の織物工場見学など、さまざまな生き物と人間との関わりが垣間見えるツアーがあります。新ツアーもどんどん公開しているので、チェックしてみてください!

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