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ウィッシュボーン・アッシュ "The King Will Come" 歌詞和訳 〜 教皇 フランシスコ に 「テロリスト」認定された アパルトヘイト国家, アパルトヘイト社会, 「イスラエル」に捧ぐ


前説

正確に言うと, フランシスコ は「テロリスト」でなく「テロリズム」という言葉を使って, 今の パレスチナ の ガザ地区 における イスラエル の蛮行を非難した(実際には 東エルサレムを含むヨルダン川西岸地区 においても イスラエルの蛮行には目に余るものがあるのだが, いずれにしても長年!)。イスラエル を名指ししてはいないが, イスラエル による極悪非道の行為に対して 彼がモノ申していること自体は, 誰の眼(耳)にも明らか。

筆者は アブラハムの宗教の信徒ではないし, そもそも無神論者だし, 当然ながら キリスト や キリスト教 や 「最後の審判の日」における「キリストの復活」など 信じるものではないが, ローマ教皇 の 嘆きと悲しみ(彼も人間なのだから 怒り も加えておきたいところだが)に満ちた イスラエル非難 を見た時, 遥か古(いにしえ!)の時代に聴いた ウィッシュボーン・アッシュ の "The King Will Come" を思い出したのだった。

(以下の note の序文)

note ウィッシュボーン・アッシュ "The King Will Come" 〜 ローマ教皇 フランシスコ による イスラエル 「テロリスト」認定に寄せて

さて, さて。

「西洋」を代表する宗教の 老舗 の トップによる 正論の裏で 〜 「西洋」の 相変わらずの 似非「自由」, 似非「民主主義」の 欺瞞 と 偽善

まさしく,

欺瞞 と 偽善 と ダブルスタンダード に満ち満ちた「西洋」, 欺瞞 と 偽善 と ダブルスタンダード に満ち満ちた「西側」。

「よしログ」氏が, 上の Caitlin Johnstone のテキストの日本語訳を note に掲載している。

さて, さて。

クリスマス を 前にして

クリスマス を 前にして

ヴァチカン・ニュース ...

しつこく言っておくと拙者は無神論者であって(さして信心深くない社会に生まれ育ち, 普段はあえてそれを言うほどのこともないが)ユダヤ教にもキリスト教にもイスラームにも(それらに対する知的関心はあっても)好意など全く持っていないが, しかし昔々, アブラハムの宗教なんかが生まれるよりもずっと前のジュラ紀の昔, なわけないか, 40年ほど前のことだけど, バックパック担いで「貧乏旅行」してた頃に ヴァチカン市国 に行ったことはあるし, アブラハムの宗教にとって「聖地」の一つである エルサレム にも行ったことがある。そうだ, キリスト生誕の地 とされる ベツレヘム(*1)にも行ったし, キリスト教において 「聖母マリア」が「受胎告知」を受け, 且つ キリスト が 幼少期を過ごしたとされる場所 ナザレ にも行ったし, そもそも パレスチナ/イスラエル を旅したことがある(*2)。そして, ガザにも行った(*3)。

ヴァチカン・ニュース。

*1 note PALESTINE News, SILENT NIGHT

*2 note ハイファ(48イスラエル, 47イギリス委任統治領パレスチナ)に戻って 〜 1983年10月5日

*3 note ガザ地区, 被占領地パレスチナ 〜 1983年10月16-18日

さて,

まさに, クリスマス を 前にして

まさに。

そして,

ローマ教皇 だけでなく, ウェストミンスター大司教 も イスラエル を非難

ローマ教皇 だけでなく, イギリス の ウェストミンスター の ローマカトリック教区を率いる ウェストミンスター大司教 も, イスラエル を非難。イスラエル国防軍(IDF, 実際のところはイスラエル侵略軍 IIF, イスラエル占領軍 IOF 等が 連中に相応しい呼び名だ)を 信用しないと言明。

さて,

"The King Will Come" from Wishbone Ash's 1972 album Argus 〜 歌詞和訳

The king will come. 無神論者で 当然ながらクリスチャンではない筆者にとって, これはつまり, 比喩とか暗喩みたいな類だけど。The King の代わりに The people's power というのが, とりあえずの俺のリアルかな。本当に現実になるかどうかは(何十億分の一である俺の「力」も含めて)「人民の力」次第だけど。

The King Will Come 〜 歌詞和訳

以下, 本 note「前説」で リンクを貼った自分の前回の note からの引用。

Wishbone Ash の "The King Will Come", これは懐かしい。筆者の中学時代, この曲のライヴ・ヴァージョン(以下, 2つ目の YouTube リンク)が 入った 彼らの 2枚組ライヴ盤 Live Dates が 田舎の我が家にあったし(筆者の兄貴が買ったものだったと思う), そのうえ, 成人後 プロのミュージシャンになったその兄貴が リード・ギターを担当して高校生の時にやっていたバンドが, 高校の学園祭で この曲のライヴ・ヴァージョンをコピーしたものを演奏していたのだ。

で, この曲, 歌詞を読めばそのきつい匂いがするほどで(アブラハムの宗教の匂いですね), 中高生の頃は意識しなかったと思うが, その後, これってどう考えても「聖書」の中身の一部を反映しているよなと認識するようになった。どうも「聖書」だけでなく, イスラームのコーラン(クルアーン)にも インスパイアされているようなのだが。

3番の歌詞と言ったらいいんだろうか, 歌詞の途中に出てくる "See the word of the prophet, on a stone in his hand", その "stone" はまるで「インティファーダ」に立ち上がった パレスチナの子供たち, 若者たちが, 不当な占領者であるイスラエルの軍隊の戦車や重武装したイスラエル兵たちに投げつける「石」を 意味しているかのようだ。まるで!

The King Will Come 〜 Palestine 🇵🇸 / to dismantle the apartheid & terrorist regime of Israel created in 1948

ではでは, ウィッシュボーン・アッシュ "The King Will Come" と その和訳歌詞を, 教皇 フランシスコ に「テロリスト」認定された アパルトヘイト国家, アパルトヘイト社会 である「イスラエル」と, その「イスラエル」を支持し続けている愚かなクリスチャン・シオニストたちに捧ぐ。

The King Will Come, from Wishbone Ash's 1972 album Argus 🎶 

(英語原詞)
https://genius.com/Wishbone-ash-the-king-will-come-lyrics

(日本語訳)

炎に包まれて 王がやって来る
雷鳴が轟く*なか, 鼓笛隊を伴って
邪悪な息子たちは 蹂躙される
彼らが犯した罪を数える, その裁きの日が来るのだ

昼夜を分かたず 為される裁定**
ある者は生命を奪われ, ある者は救われる
天は崩れ落ち, 大地は祈りを捧げる
裁きの王がやって来て, その日を宣言するとき

預言者の言葉を見よ
彼が手にしたその石に
苛烈な言葉で彩られた黙示*** を
それともそれは ただ砂上に残された跡だったというのか?

昼夜を分かたず為される裁定**
ある者は生命を奪われ, ある者は救われる
天は崩れ落ち, 大地は祈りを捧げる
裁きの王がやって来て, その日を宣言するとき

預言者の言葉を見よ
彼が手にしたその石に
苛烈な言葉で彩られた黙示*** を
それともそれは ただ砂上に残された跡だったというのか?

…… 🎶 …… 🎶 …… 🎶 ……

訳注)
*「とどろく」と ひらがなで書くよりも, 漢字で書いた方がある種の「おどろおどろしさ」が 出るような気がしたので。

** checkerboard は 逐語訳すると「(ボードゲームの)チェッカーの盤」ということだろうけど, ここは上記のような意訳でよいかと。

*** revelation は ここでは "啓示" もしくは "黙示" を意味する。「最後の審判」と「イエス・キリストの再臨」は, キリスト教の「新約聖書」の最後に置かれた「ヨハネの黙示録」に記されている。 

英語原詞 について

外国語の歌の歌詞の和訳を試みてそれを掲載するのだったら(note にしろその他のサイトにしろ), できることなら 原詞を併載した方がよい。明らかにその方が分かりやすい。しかし, それは(歌詞原詞の全編掲載は)残念ながら不可能。

本 note で取り上げた "The King Will Come" の英語歌詞なら, 上に掲載した筆者の拙訳(拙者による訳なので「拙訳」, 中身は「良訳」「良薬は口に苦し」, 良薬は イスラエル に苦し)のその上に, 同曲の歌詞原詞が掲載されたサイト(一例!)へのリンクを載せたので, そちらでどうぞ。

英語歌詞, つまりここでは, 英語で歌われる曲の原詞。その(全編)掲載に関しては, 以下の note の「前説」の次の次の章「英語原詞 について」にて。

さて さて 🎶

Argus 〜 Wishbone Ash's 1972 album

邦題「百眼の巨人アーガス」, 原題 Argus 🎶

Side 1
Time Was
Sometime World
Blowin' Free

Side 2
The King Will Come
Leaf and Stream
Warrior
Throw Down the Sword

Live Dates 〜 Wishbone Ash's 1973 album

懐かしの, "Live Dates" 🎶

ただし 以下の YouTube クリップ, 確かに Vinyl を使っているのだが, 昔々の中世, いや紀元33年頃(笑)に 田舎の我が家にあった 2枚組LP "Live Dates" は LP のサイド順が違って, その通りに記すと 下に書いたようになると思う(というか, 実はその件での断言できるほどの確かな記憶はなく, ウィキ他でチェックした限りでは というのが正直なところ)。

Side 1
The King Will Come
Warrior
Throw Down the Sword

Side 4
Lady Whiskey
Phoenix

Side 3
The Pilgrim
Blowin' Free
Jail Bait

Side 2
Rock 'n Roll Widow
Ballad of the Beacon
Baby What You Want Me to Do

……….

次の 3章は, 2023年12月25日 編集・加筆, 3章目の「最後の最後」及び 更に次の章(それが 正真正銘, 最後の章か)は, 翌 12月26日 編集・加筆。

「キリスト生誕の地」 ベツレヘム

note 3本 リンク。最初の note は, 本 note「前説」の次の次の章の第1節にもリンクを載せてある。同所には他に 40年前のハイファ訪問記 と ガザ訪問記 のそれぞれ note リンクも置き, note リンクは計 3本 掲載した。

以下も note リンク 3本。3本目は 40年前の ベツレヘム 訪問記。 

PALESTINE News, SILENT NIGHT

クリスマスの日のイスラエル空軍によるツイートのばかばかしさと、「知の巨人」ならぬ「知の怠慢」 ユヴァル・ノア・ハラリ

ベツレヘム(パレスチナ) 〜 1983年9月30日

それと,

「キリスト生誕の地」 ベツレヘム の キリスト教会より, 今年の クリスマス・メッセージ

以下, 関連するツイート 9本。

ベツレヘム の キリスト教会 の 牧師より。

同上。

同上。

イギリス, ロンドン在住の研究者が, 彼のメッセージを紹介。

上のイギリス人のツイート下にあるリプライより。

アメリカ, ノースカロライナロ在住のアーティストが, 上掲の ベツレヘム の キリスト教会 の 牧師 のメッセージを紹介。

上記のツイート, スレッドの 2/2

パレスチナ人の作家, 政策アナリストが, 同じく ベツレヘム の キリスト教会 の 牧師 のメッセージを紹介。

最後にもう一度, 上掲の ベツレヘム の キリスト教会 の 牧師より。

本 note , 更に 2章 加えて 了。

"The King Will Come", 裁きの王がやって来る 〜 ベンヤミン・ネタニヤフ と 奴の取り巻き, アパルトヘイト「イスラエル」の支持者・支援者たち, 世にも稀なほどに醜悪な クリスチャン・シオニスト たちの上に

ウィッシュボーン・アッシュ "The King Will Come" と その和訳歌詞を, 教皇 フランシスコ に「テロリスト」認定された アパルトヘイト国家, アパルトヘイト社会 である「イスラエル」と, その「イスラエル」を支持し続けている愚かなクリスチャン・シオニストたちに捧ぐ。

The King Will Come ✝️

The King Will Come ✝️
https://youtu.be/Tna0Mmu1XlI 🎶

 (英語原詞)
https://genius.com/Wishbone-ash-the-king-will-come-lyrics

(日本語訳)

炎に包まれて 王がやって来る
雷鳴が轟く*なか, 鼓笛隊を伴って
邪悪な息子たちは 蹂躙される
彼らが犯した罪を数える, その裁きの日が来るのだ

昼夜を分かたず 為される裁定**
ある者は生命を奪われ, ある者は救われる
天は崩れ落ち, 大地は祈りを捧げる
裁きの王がやって来て, その日を宣言するとき

預言者の言葉を見よ
彼が手にしたその石に
苛烈な言葉で彩られた黙示*** を
それともそれは ただ砂上に残された跡だったというのか?

昼夜を分かたず為される裁定**
ある者は生命を奪われ, ある者は救われる
天は崩れ落ち, 大地は祈りを捧げる
裁きの王がやって来て, その日を宣言するとき

預言者の言葉を見よ
彼が手にしたその石に
苛烈な言葉で彩られた黙示*** を
それともそれは ただ砂上に残された跡だったというのか?

↓ ↓ ↓

…… 🎶 …… 🎶 …… 🎶 ……

訳注)
*「とどろく」と ひらがなで書くよりも, 漢字で書いた方がある種の「おどろおどろしさ」が 出るような気がしたので。

** checkerboard は 逐語訳すると「(ボードゲームの)チェッカーの盤」ということだろうけど, ここは上記のような意訳でよいかと。

*** revelation は ここでは "啓示" もしくは "黙示" を意味する。「最後の審判」と「イエス・キリストの再臨」は, キリスト教の「新約聖書」の最後に置かれた「ヨハネの黙示録」に記されている。 

…… 🎶 …… 🎶 …… 🎶 ……

最後の最後に(いや, 最後から 2つ目として), クリスチャン の パレスチナ人 の両親のもと サンフランシスコ で 生まれた(以下のツイートからすると, イスラエルによる軍事占領下のヨルダン川西岸地区 - おそらくは両親の故郷 - で生活した経験があるものと思われる)パレスチナ系アメリカ人の 女優, コメディアン 兼 作家 である Jennifer Jajeh,

彼女の ツイートより。

ではでは, 正真正銘, 最後の最後, ここで もう一度,

無神論者・無宗教の筆者が, 宗教を悪用する ベンヤミン・ネタニヤフ と 奴の取り巻き, 連中のアパルトヘイト「イスラエル」を支持・支援する者たち, そして 世にも稀なほどに醜悪な クリスチャン・シオニスト たちに,

宗教の産物「聖書」(「最後の審判」が示すような終末論的世界観は, ユダヤ教・キリスト教・イスラーム の 要するに アブラハムの宗教に [その他, ゾロアスター教にも] 共通して見られるもののようだが)を借用して「裁きの王がやって来る」という歌を 捧げることにする。

ほんと, 彼らは何処かで裁かれるべきだ。とりあえずは ICC(International Criminal Court, 国際刑事裁判所), もっとちゃんと機能しろよと思うけれど!

*以下は ツイート 3点による スレッド, その 3/3 のツイート。どういうわけか, 何度試しても, ツイート 1/3, 2/3 のそれぞれの URL をペーストして Enter キーを押しても, ここに表示されないので, 3/3 (だけは表示される)のみ, ここに
貼っておくことにする。

更に, 次の章へ!

アムステルダム より 〜 イスラエル が パレスチナ で 虐殺を続けているため, 今年の クリスマス は キャンセルされました

痛快。しかし, 悲しみ(と怒り!)と 共に。

本 note(最後の 4章は 2023年12月25日 から 翌 26日にかけて 加筆・編集したもの)は, これにて!

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