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エリック・クラプトン "To Save a Child" 🇵🇸 〜 🇵🇸 抵抗の象徴 🍉 収穫した日に我が家に着

🍉 は 小玉スイカ。昨夕, 我が家の小庭から今季 7個目の収穫。その直後, クラプトンが昨年12月に🇵🇸ガザ支援のために行なったライヴのCD & Blu-Ray盤が我が家に着。ナイスなタイミング。

件のライヴは今年1月にオンライン配信され(視聴料収益をNGO通じガザに寄付), その時も観てイヴェントの大義だけでなくライヴの歌や演奏のパフォーマンスの質の高さに感動したものだが, 今回さらにガザ支援の曲 "Prayer of a Child"(オーディオ及びヴィデオ)も加えられ, 収益はやはり同様にガザの子供たちのために寄付されるというCD & Blu-Ray盤を購入したもの。

他に Vinyl, 要するにレコード盤などでもリリースされているが, CD & Blu-Ray盤を注文した際は既に在庫切れになっていて, 長らく我が家への到着を待っていた。

それが昨日たまたま, パレスチナの抵抗のシンボルであるスイカ 🍉 を我が家の小庭(で栽培中のものは小玉スイカ)から収穫したその直後に, 我が家に着。さっそく昨晩視聴。

やはり, あらためて演奏の質の良さ, そしてガザの, 自分が行ったことがある, しかしその当時より遥かに悲惨な状況のガザの様子や, パレスチナ支援のデモなどで揺れる沢山のパレスチナの旗 🇵🇸 がステージに映し出される場面などに(さらに クラプトンのギターのボディには 🇵🇸 のデザインが施され), 心を打たれたのだった。

本 note, 待ってたものがグッド・タイミングで届いた記念, その そこそこ私的な備忘録。第2章以降は付け足し。


クラプトン "To Save a Child" 🇵🇸

ガキの頃からクラプトンのファンで, 若い頃からパレスチナ解放の支持者だが 〜 クラプトンがパレスチナの旗 🇵🇸 がステージに映し出されるようなライヴをやるのを観る日が来るとは, 近年まで想像したことすらなかった

クラプトンは何も「そういうこと」(広義)は一切しない, というわけではない。これまでにおそらく数えきれないほどのチャリティのライヴに出てるし(数あるうちの一番有名なものは 古い時代だが 盟友ジョージ・ハリスンが主催したバングラデシュ支援コンサートか), そのほか, 国際人権団体アムネスティ・インターナショナルが主催したコンサートに出演したこともある。

しかしパレスチナ支援は広義の「そういうこと」と比べ, 強いメッセージ性がある。簡単に言ってしまえば, 彼は ロジャーウォーターズブライアン・イーノ とはタイプが違う。だから, 昨年12月の彼のライヴは, 自分には嬉しい驚きだった(章見出しに「ガキの頃から」「若い頃から」と書いているが, 筆者は1960年生)。

その時の音源を映像と共に収録した "To Save a Child" CD & Blu-Ray盤, ライヴのセットリスト込みのトラックリストは以下の通り(Prayer of a Child はボーナストラック的なもので, それ以外は当日のライヴ音源・映像)。

  1.  Voice of a Child*

  2.  Tears in Heaven*

  3.  Layla

  4.  Nobody Knows You When You're Down and Out*

  5.  Key to the Highway

  6.  Hoochie Coochie Man

  7.  River of Tears*

  8.  Got to Get Better in a Little While*

  9.  The Sky Is Crying

  10.  Crossroads

  11.  Give Me Love (Give Me Peace on Earth) - featuring Dhani Harrison*

  12.  Prayer of a Child*

*1 Voice of a Child 〜 YouTube のバカバカしい視聴制限, しかしさっさとクリック(タップ)すれば視聴可。

Voice of a Child

*2 Tears in Heaven, 歌詞の和訳を次々節の「おまけ 1」にリンク掲載

*4 Nobody Knows You When You're Down and Out, 歌詞の和訳を次々節の「おまけ 1」にリンク掲載

*7 River of Tears, 歌詞の和訳を次々節の「おまけ 1」にリンク掲載

*8 Got to Get Better in a Little While

*11 Dhani Harrison は, 今は亡き George Harrison の息子。

*12 Prayer of a Child

*パレスチナ/イスラエル の「問題」は, 2023年10月7日に始まったのではない。いわゆる「パレスチナ問題」(「問題」という言葉の解釈次第で「イスラエル問題」と言った方がよいのではとも思うが)については, 本 note 最終章にてあらためて。

SPECIAL THANKS に 驚き 〜 ミュージシャン Roger Waters の他に, ずらりと並んだ ジャーナリスト, 政治学者, 歴史家, そして悲劇の Aaron Bushnell の名も

写真 3枚目に注目。

拙者(筆者)が 個人的にフォローしているジャーナリストやメディア, 批評家など: Glenn Greenwald, Max Blumenthal, Briahna Joy GreyChris Hedges, Al Jazeera

同じくフォローしている学者: Norman FinkelsteinIlan PappéGabor Maté,

そして, 母国 アメリカ合州国 の, イスラエルによるパレスチナ人虐殺への加担, 共犯に抗議して, 在アメリカ・イスラエル大使館の前で, 自らの命を犠牲にして プロテスト としての焼身自殺を図り 25年の生涯を閉じた(当時アメリカ空軍兵士)Aaron Bushnell の名も。

おまけ 1 〜 エリック・クラプトンの歌 〜 歌詞和訳 note リンク集

*Nobody Knows You When You're Down and Out は, クラプトンがカヴァーしたブルーズ・スタンダード。

1) Let It Grow, これは "To Save a Child" ではやってない曲。

2) Tears in Heaven

3) Nobody Knows You When You're Down and Out, これはクラプトンがカヴァーしたブルーズ・スタンダード

4) River of Tears

おまけ 2 〜 クラプトン 武道館 100回目ライヴ(2023年4月21日)

昨年4月, カミさんと行ってきた。

さてさて 🎶

声を上げない多くの大物ミュージシャン 〜 U2 ボノの偽善と欺瞞, 「プロテスト・ソング」は ドメスティックだったニール・ヤング..

この中にある 〜 「西洋」の 欺瞞 と 偽善 〜 さらば バーニー・サンダース, さらば リチャード・ドーキンス, くたばれ ユヴァル・ノア・ハラリ, くたばれ ボブ・ディラン, ついでに言うと, ぼのぼの は好きだが, U2 の ボノ は最低だ

ヴォリューム大きくて, 探すのがちと面倒かも。

さてさて 🎶

ニック・ケイヴという名の莫迦

ニック・ケイヴ, こいつの音楽には興味を持ったことなく, まぁたまたま縁がなかっただけなのかもしれないが, それは幸いだった。政治のスタンスで音楽を選り好みするようなことは普段しないが(もちろん!), 一線を越えたら別だ(次章のディランは典型例)。

*Roger Waters からの メッセージ

さらに,

付録: "Tom London" 氏のメッセージ(2つ)

さてさて 🎶

ボブ・ディランの(今に至るまでそのままの) 〜 恥知らずの イスラエル支持ソング

こいつについては, べつに, 特に「昨秋以降」云々かんぬん, ということではない。こいつは今, どうせ 黙ってるだけだろうから。

それとも またぞろ, あの時のように 恥晒しの イスラエル支持ソング でも書くかい?

ボブ・ディランのイスラエル支持ソングは, 1982年のイスラエルのレバノン侵攻と同年9月のベイルートにおけるパレスチナ難民虐殺事件の直後に書かれた

因みに, 以下の note テキスト 第2章に, 2021年6月から 1年間, イスラエルの首相を務めたナフタリ・ベネットの生い立ちを書いた。奴の両親は, 1967年にイスラエルに移住したユダヤ系アメリカ人。イスラエルがどんな国かを示す典型例の一つ

ボブ・ディランの恥ずべきイスラエル支持ソングと、サブラ・シャティーラ、パレスチナ難民虐殺事件 38周年(2020年9月17日 投稿)

というわけで, くたばれ, ボブ・ディラン!

パレスチナ/イスラエル問題 〜 それは 勿論, 2023年10月7日に始まったのではない

過去の note においても書いてきたけれど, パレスチナ/イスラエル の「問題」は, 2023年10月7日に始まったのではない。いわゆる「パレスチナ問題」(「問題」という言葉の解釈次第で「イスラエル問題」と言った方がよいのではとも思うが)の歴史的背景を知る人間には, それはあまりに常識的なことではあるが。

「パレスチナ/イスラエル問題」の成り立ちやその概観については, 以下の 2021年10月8日付 note の 第1章から 第2章 にかけて, まとめています。

ハイファ(48イスラエル, 47イギリス委任統治領パレスチナ)に戻って 〜 1983年10月5日

以下は, パレスチナ及び中東に関わる note マガジンへのリンク。

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