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内省はやる気スイッチを押すようなもの

先日、JCDA(日本キャリア開発協会)で、「人生すごろく金の糸」の研修を受けてきました。その後、私は1か月も経たずに、社内で全社員を対象に人生すごろく研修を企画し、実施することとなりました。実施後どうだったかはまた書かせていただきます。
今回は、私が研修を受けてから実施を企画するまでを、JCDAで大切にしている考え方「経験代謝」で解説してみます。

図解

一連の流れを、経験代謝の図にしてみると、以下のようになります。

私の場合は、誰かから経験の再現を促されたわけではないので、その日のうちに、自分で自分に「今日の研修はどうだったか」問いかけています。

私自身がとても楽しめた

まず私が受けた研修の中で私自身とても楽しめました。さらに自分自身の「金の糸」を見出すことができて、とてもワクワクした思いを持てた実感があります。

この経験をシェアしたい

楽しめた後は、社内の仲間にこの思いを味わってもらいたいと思いました。もとより私は、会社の仲間にイキイキと働いてほしいという思いでいろんな取り組みをしています。それが実現できそうな予感がしたので、私にとって意味が出現しました。

具体的な計画を練る

この後私がとった行動は、箇条書きにするとざっと以下のようなものです。
・金の糸がどこで買えるのかGoogleで検索
・社内でやるメンバーの空き予定を調べる
・研修で講師の方がどのように進行していたかを思い出し、ざっと書きだして、頭の中でシミュレーションする。

もう、お分かりかもしれませんが、意味の実現に向けて行動しています。(本番は数日後ですが)

自分のやる気スイッチを自分で押す

今回のポイントは2つです。
・研修を受けて自分はどういう気持ちだったのか?⇒楽しかった
・楽しかった自分はどうしたいのか?⇒社員にも体験してもらいたい

何より”やらされ感”がないので嫌な気持ちがありません。
こんな内省がいつもできたらいいですが、いつもうまくいくとも限りません。そんなときは、研修後に問いかけしてくれる人がいるといいですね。上司と部下だったらすぐできそうです。みなさんも自分が研修に行ったり、部下が研修に行ったときは、2つのポイントを聞いてみるとやる気スイッチが入るかもしれません。

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